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論理思考は万能ではない の商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

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2021/11/18

論理思考の話は、それほど多く語られるわけではなく、割と早めに終わってしまう。そこだけをもっと掘り下げていくのかと思いきや、そうではなく、コミュニケーションの話になってしまうので、題名に騙された感はある。かといって、後半面白くなくなるかというとそうでもないので、単に題名がよくないと...

論理思考の話は、それほど多く語られるわけではなく、割と早めに終わってしまう。そこだけをもっと掘り下げていくのかと思いきや、そうではなく、コミュニケーションの話になってしまうので、題名に騙された感はある。かといって、後半面白くなくなるかというとそうでもないので、単に題名がよくないという感覚が残りました。

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2019/06/12

著者がコンサルタントとして論理思考を駆使した経験があるからこその内容。そして根本をついてきてて面白い。論理思考の表と裏が見える感じですね。

Posted byブクログ

2017/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロジカルシンキングが全てを解決するかのように扱われている世に対するアンチテーゼ。 ロジカルであるということは自分の主張を通しやすくするというためのものであり、それが真実を反映しているとは限らない。 むしろ真実を作ったり、捻じ曲げている可能性すらある。 そんなこと考えたことなかった。 「世の流行りの逆を言えば売れる」程度の発想で書いた本かと思ったら違った。 かなり良書だと思う。

Posted byブクログ

2014/12/20

論理思考をする前にその人自身が主張がぶれていたりその主張自体がナンセンスなものでは、論理思考をすること自体に意味がなくなってしまいます。

Posted byブクログ

2014/10/19

論理思考の他に何が必要か? →論理思考力を高める以前に、主観的な主張力、選択力を鍛える必要がある 結論とは仮説検証によって探すものではなく、自分の意志で選ぶもの 価値観とは何を大切にするかという選択の基準となる 調和によるコミュニケーションの変革は、組織の価値観を書き換える 成...

論理思考の他に何が必要か? →論理思考力を高める以前に、主観的な主張力、選択力を鍛える必要がある 結論とは仮説検証によって探すものではなく、自分の意志で選ぶもの 価値観とは何を大切にするかという選択の基準となる 調和によるコミュニケーションの変革は、組織の価値観を書き換える 成長のためのプロセスは 1.自分の軸を確率する 2.視点を一段高くする 3.自分と他人の価値観を調和させる 4.関係性の変化が根付くまでコミュニケーションを行う 5.上記プロセスを繰り返す 他人は、自分の意味を深く理解している人に対して深いレベルで意味を返す

Posted byブクログ

2014/02/06

大学とか書店で論理的思考が全てのように言われてることに対して、妙な違和感を持ってたけど、その正体がわかった。論理的思考はあくまでひとつの戦術

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2013/01/20

論理思考は万能ではない 事実とは正当性客観的に保証するものではなく、主張の説得力を高めるもの。 主張の意味を伝えるために事実を用いる。事実は絶対的ではない。 論理的主張は時に恣意的なものでしかない場合がある。 ではどうしたら説得力を持たせられる? 価値観の定義は『何を大...

論理思考は万能ではない 事実とは正当性客観的に保証するものではなく、主張の説得力を高めるもの。 主張の意味を伝えるために事実を用いる。事実は絶対的ではない。 論理的主張は時に恣意的なものでしかない場合がある。 ではどうしたら説得力を持たせられる? 価値観の定義は『何を大切にするか』 自分が何をやりたいか、どうなりたいかという信念がない限り絶対に成功しない。それは内発的価値観に基づくべき。 自分がビジネスの世界で生き残るために他の人と何を差別化するか! なにごとも無から創造されるのではなく、調和することで新しい価値が生まれて行く。 調和するだには相手の課題の意味を理解しなければいけない。 異質の価値観が調和することで創造性がうまれる。

Posted byブクログ

2011/11/06

論理思考は確かに大事だが、それに自分の意思を加えないと、実際の生活や仕事では役に立たないよ、と言っている本。特に厳密な論理体系においては、誰が考えても同じ結論が導出されて美しい反面、実生活にそれを適用しても、自明な結論しか出てこなくて無意味なことになりがちなので、著者の主張はまあ...

論理思考は確かに大事だが、それに自分の意思を加えないと、実際の生活や仕事では役に立たないよ、と言っている本。特に厳密な論理体系においては、誰が考えても同じ結論が導出されて美しい反面、実生活にそれを適用しても、自明な結論しか出てこなくて無意味なことになりがちなので、著者の主張はまあそうなのかなと思う。「自分の意思」なんて、持たない方が楽に生きられると思うんだけど…。それを持って生活や仕事をしないと、しがらみの関係で周りに迷惑をかけることになるので、主体的に持たざるを得ないのかも。(そもそも「自分の意思」って言ったって、生理的なものを除いては、「他人の意思」の寄せ集めに過ぎないんだけどね)

Posted byブクログ

2011/08/06

なにげなく購入したところ、現職のOBが執筆した本でした。 論理思考が大事。実践しましょう。 コンサルタントでなくとも、昨今は当たり前に唱えられていることでしょう。 確かに自分の意見や主張を聞き手に間違いなく伝えるという点において、論理思考やフレームワークの効用はとても大きな...

なにげなく購入したところ、現職のOBが執筆した本でした。 論理思考が大事。実践しましょう。 コンサルタントでなくとも、昨今は当たり前に唱えられていることでしょう。 確かに自分の意見や主張を聞き手に間違いなく伝えるという点において、論理思考やフレームワークの効用はとても大きなものです。 その一方で、創造的な解決策を導き出すということに対して、論理思考がどこまで有効であるのか。その限界についての示唆を述べているのが、本書と言えます。 これは常にクライアントとコンサルタントの間で起こる論争をうまく表現しているように感じました。 たいてい、論理武装された分析・検討結果を持っていくと、「理屈はそうかもしれないけど」という反応になることが多いです。 論理思考に従って導き出したところで、響くかどうか、解決策になり得るかどうか、ということには1つの壁があるように感じます。 とはいえ、クライアントに迎合して耳障りの良い話をしても、存在価値を問われるわけで。 真に目指すべきは、深く考え抜いた思考や仮説検証に基づき、クライアントからも深い洞察を導き出し、新たな価値を見いだしていくことだと思います。 筆者のコンサルタントとしての経験に基づいたしみじみ感のある内容で、一読の価値はあるかと思います。 特に論理ばかりを叫んでいる方には読ませたい一冊です。 一方で、個人的な評価としては、至極当たり前のことを書籍にしてくれたな、という感想でもあります。 きっと調子に乗っていないコンサルタントであれば、誰しもが気づき、日々悩む点のはずです。 本書の中で気になったのは、クライアントから深い洞察を引き出すためには、自分自身が深くなければならない。 自分自身を見つめ、軸を持っていなくては、本音を語り合うこともできない、というニュアンスで述べられている点でした。 ここがまだ、自分では体現できていない部分であり、自分を突き詰めていくこと、ぶれない価値観(大切にしていること)を再描画する大切さを感じています。

Posted byブクログ

2011/02/20

論理だけで押し通しても人は動かないよ、という話。そういう思考も必要だけど、それだけでは機能しないよ、という忠告。題名とは裏腹に、コミュニケーションについての文章かと思う。

Posted byブクログ