幕末日本と対外戦争の危機 の商品レビュー
勉強になりました 下関戦争の目的が朝廷による鎖港要請を撤回させる という興味深い情報がありがたい 最新研究かな
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幕末の1863-64年、徳川幕府による奉勅攘夷=横浜鎖港方針決定から四国連合艦隊による下関攻撃に至る外交過程を、主に英国の対日政策を軸にして明らかにしている。英国側に日本に対する全面戦争計画があったこと、駐日公使オールコック主導の「砲艦外交」が下関戦争の主因となったことなどを通...
幕末の1863-64年、徳川幕府による奉勅攘夷=横浜鎖港方針決定から四国連合艦隊による下関攻撃に至る外交過程を、主に英国の対日政策を軸にして明らかにしている。英国側に日本に対する全面戦争計画があったこと、駐日公使オールコック主導の「砲艦外交」が下関戦争の主因となったことなどを通して、状況によっては幕末日本に列強との戦争と植民地化の危機が存在したことを主張する。問題意識が明瞭で、叙述に無駄がなく、読みやすかった。植民地化の危機の存否をめぐる研究史にも言及している。
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