プライド(12) の商品レビュー
私はずっと蘭ちゃんを応援してきて奪っちゃえよなんて思ってたけど、神野さんの「いや、僕が悪い」と流した涙に思わず泣いてしまった。 展開にはびっくりしたし期待した終わり方ではなかったけれど、だからといって評価が落ちたかと言ったら決してそうではない。読み終わってからすとんと心に落ち着く...
私はずっと蘭ちゃんを応援してきて奪っちゃえよなんて思ってたけど、神野さんの「いや、僕が悪い」と流した涙に思わず泣いてしまった。 展開にはびっくりしたし期待した終わり方ではなかったけれど、だからといって評価が落ちたかと言ったら決してそうではない。読み終わってからすとんと心に落ち着く、きれいなまとまり方をしていたと思う。
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面白かったし、何度でも読みたいと思わせるのは流石だとは思うが、全体的に史緒に都合が良い終わりだったなと思った。 やはり人間生まれ持った美貌と育ちには勝てないということですかね。萌がああいう風にならざるを得なかったのがよくわかるし、多美子の少しずれた感覚もよく理解できる。不幸...
面白かったし、何度でも読みたいと思わせるのは流石だとは思うが、全体的に史緒に都合が良い終わりだったなと思った。 やはり人間生まれ持った美貌と育ちには勝てないということですかね。萌がああいう風にならざるを得なかったのがよくわかるし、多美子の少しずれた感覚もよく理解できる。不幸な親子がようやく仲直りしかけたというのに、あんまりだと思った。史緒の私が育ててあげる! というのも萌から子供を奪ったようにしか思えない。萌には子供と幸せに暮らして欲しかった。 萌の歌っている姿がとても好きだった。史緒のように歌が好きだから歌うのではなく、生きるために、苦痛を忘れるために自分というものを振り絞って歌う萌がとても好きです。漫画を読んでいるだけなのに、萌の歌声が聞こえてくるようで、本当に一条先生は凄いと感じました。 史緒に感情移入出来なかったのは、史緒というキャラクターが嫌いというわけではなく、現実的な背景・周囲のキャラ達に彼女が溶け込めていないからだと思います。彼女は美しくて魅力的、完璧すぎて、彼女以外の人間らしいキャラクターから浮いていた気がします。一条先生の理想とする主人公像と書きたい話がうまく絡んでいないのかなーと思いました。 史緒への違和感や萌の不遇さを考慮しても、何度でも読み返したい作品です。
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一気読み! ラストは…昼ドラすぎたけれど、最後までぐいぐい読みました。 夢に向かってまっすぐ進むシオくんはかっこいい!
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母の影響で、少女漫画といえば一条ゆかり、槇村さとる、成田美名子がわたしの御三家。大好き! プライド最終巻、ちょっと尻すぼみ感はあるものの、満足です。 史緒さんがべらぼうにかっこいい。こんなかっこいい女になりたい。プライド高い=傲慢 だとかちょっとしたネガティブイメージがあるけ...
母の影響で、少女漫画といえば一条ゆかり、槇村さとる、成田美名子がわたしの御三家。大好き! プライド最終巻、ちょっと尻すぼみ感はあるものの、満足です。 史緒さんがべらぼうにかっこいい。こんなかっこいい女になりたい。プライド高い=傲慢 だとかちょっとしたネガティブイメージがあるけれど、気にしない。誇り高く生きるんだ。花のように。
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すがたかたちはおいといて、圧倒的にしお性格。もってるものがすくないから、だいじにしないとね。プライドはたいせつよね。そればっかりのおんなのこはかわいくないけどね。
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最後までメロドラマでした。昼メロになりそう。ちょっとご都合主義?って感じで萌ちゃんが可哀想だけど、ここまで引っ張って読ませるのはやっぱり上手いってことですね。史緒は最後までかっこいいイイ女でした。むしろ男前なくらいだ。
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今まで読んだ一条漫画で一番面白かった。 常にがんばっている史緒がかっこよく、また刺激にもなった。 終わりがちょっと予想外だったけど、後から考えたら一番よい終わり方だったかなと思う。
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こんなラストですか…ちょっと意外。 砂の城並みのどろどろ悲劇を妄想していたのに、まあ悲劇っちゃ悲劇だけど。妊娠以降を駆け込みでまとめた感が。
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それぞれの思いが、通い合いそうなところですれ違う、焦れったい展開にはまる。なのに最後それか~‼ ふつうにスッキリしてしまった。もう少し不安材料を残してほしかったなぁ。
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ジェットコースターに乗っているような、息もつかせぬ勢いのまま最後まで突っ走るテンションがスゴい。次の展開がまったく読めない。一体誰が、この、最終巻の結末を予想し得ただろうか。 すべての面において相容れない主人公同士の、女対女のぶつかり合いが激しすぎて、コワいぐらいだった。それで...
ジェットコースターに乗っているような、息もつかせぬ勢いのまま最後まで突っ走るテンションがスゴい。次の展開がまったく読めない。一体誰が、この、最終巻の結末を予想し得ただろうか。 すべての面において相容れない主人公同士の、女対女のぶつかり合いが激しすぎて、コワいぐらいだった。それでも、音楽という共通の基盤の上では、他の誰よりも共感し合うというのは面白い。 全体的に、女が強すぎて、男はどれも霞んでしまっているのだけれど、ただ一人、神野氏だけは特異な存在感をみせている。爬虫類的な冷たさがあって、気持ち悪いんだけれど、意外にも気がきいたり素直だったりして、だんだん好感がもてる感じがしてきた。 主要登場人物の9割が、何らかの形でブッとんでいる変人なので、たまにマトモな人(タミちゃんとか)が出てくるとなんだかホッとする。衝撃のラストまで、ノンストップでひたすら濃い内容だった。
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