ダブルダウン勘繰郎 トリプルプレイ助悪郎 の商品レビュー
ちょっと変わった殺人事件。犯行。犯人。事件がどう転がるか。 「今日はここまで」が言えなくなる。しおりを挟めなくなる。 そんなミステリーを2話収録!
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JDCトリビュート これを読むために本家のJDCシリーズに手をつけたんだけど 読む必要なかったじゃん!(笑) 2編とも、ラストでクラリとひっくりかえる 「いかにも」なタイプで、西尾作品としてはかなり読みやすいと思う。
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ダブル―は、とにかく勘繰郎くんがかっこいい!まっすぐなキャラクターに惹かれます。 トリプル―は、西尾先生が書くザ・ミステリーという印象でした。世界がくるりとひっくり返される感覚が楽しめます。 どちらも戯言シリーズとは少し違う雰囲気。
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京都―河原町御池交差点。蘿蔔むつみはそびえ立つJDC(日本探偵倶楽部)ビルディングを双眼鏡で一心不乱にみつめる奇妙な探偵志望者・虚野勘繰郎とめぐりあう。―それが過去に66人の名探偵の命を奪った『連続名探偵殺戮事件』の再起動と同調する瞬間だとは思いもよらずに…!?新鋭・西尾維新が御大・清涼院流水の生み出したJDCワールドに挑む。 岐阜県の山奥―裏腹亭。偉大な作家・髑髏畑百足が生活していた建物に、その娘であり小説家である髑髏畑一葉はやってきた。三重殺の案山子―刑部山茶花―が送りつけた予告状から事件は始まる―。気鋭・西尾維新が御大・清涼院流水の生み出したJDCワールドに挑む!維新×流水=無限大。 ・レビュー この2タイトルは別の物語。 ダブルダウン勘繰郎はシンプルな面白さがある。読めば解る面白さ。 西尾維新らしい文体が楽しめる。 トリプルプレイ助悪郎は構成美が凄い。 小説におけるルールや言葉のマジックをもってメタフィクション的に読者が作品に挑戦できる面白さは新鮮。 推理好きにはオススメ。
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西尾さんらしい読みにくい名前の登場人物達でした。 もともと別々だったに作品を一冊で刊行したもの。 タイトルは似ているが、完全に別物として捕らえた。
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西尾維新作品で唯一人に勧められる。やっぱり読み手は選ぶけど、ライトな新本格ミステリとしてハマれる。本文で謎解き前にヒントとして叙述トリックを匂わされたから、謎解きを考えて、それでも騙された。
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西尾維新のガチミステリィ。 特にスケアクロウは秀逸。 ダブルダウン。 勘繰郎は、トリック云々イマイチピンと来なかった。 勘繰郎のまっすぐさとか、勧誘を蹴るとか。 あやめの感情の、爆発なんかは見てて面白かった。 トリプルプレイ。 二段構えのオチは予想外だった。 八歳ネタは、論理は通ってるからフェアじゃないけど、いまいち納得できない面もあったり。 なんでも百足が想定していたのです、っていうのもちょっとゴリ押し感があった。 想定外の自体が起きてもいいように、徹底的に代案を用意してた、とかなら納得したかも。 それでも、トリックとかオチは面白くて大分悔しい思いをした。
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これはいい!! トリプルプレイ助悪郎が好き。 純粋な(?)、というより一昔前はミステリって言ったらこういうジャンルだった、というような、名探偵と犯人、的なミステリ小説はあまり見ないけれど。これは面白かった。 ぶっちゃけミステリなら、戯言シリーズ序盤みたいにキャラを売りに使うよう...
これはいい!! トリプルプレイ助悪郎が好き。 純粋な(?)、というより一昔前はミステリって言ったらこういうジャンルだった、というような、名探偵と犯人、的なミステリ小説はあまり見ないけれど。これは面白かった。 ぶっちゃけミステリなら、戯言シリーズ序盤みたいにキャラを売りに使うような(キャラが物語で大きな比重を担いすぎる)ものは、そこまで好きではない。 でも、誰が誰かわからないような本は、読みたくない。読みにくい、面倒くさい。 かといって、昔のものは時代が違いすぎて、読みにくかったりする。昔のミステリが読みたくなった。 西尾維新の技量かなー。言葉遊びもいつも通りおもしろい。 ダブルダウン勘繰郎も、普通にカッコよかったし、おもしろかった。
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ミステリとして見れば、ダブルダウンは反則、トリプルプレイは反則気味。トリプルプレイは二葉に関しては読めましたが、読者への挑戦での予告と同じくらいの理解までしかできませんでした。話の流れは面白く、楽しんで読めました。
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西尾維新にはなんていうか特にミステリー要素はいらないと思う。 というわけで助悪郎より勘繰郎のがよかった。 かっこええ。
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