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花世の立春 の商品レビュー

3.4

19件のお客様レビュー

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2017/09/03

「御宿かわせみ」は新シリーズになって、2、3冊読んだ。読んでいて、登場人物も殆どが馴染みの人々で、これはこれで面白いのだが、昔の「御宿かわせみ」ファンとしては、どうも物足りない。 やはり、それは東吾がいないせい、そして、なんといっても、畝源三郎がなくなってしまったせいなのだろう...

「御宿かわせみ」は新シリーズになって、2、3冊読んだ。読んでいて、登場人物も殆どが馴染みの人々で、これはこれで面白いのだが、昔の「御宿かわせみ」ファンとしては、どうも物足りない。 やはり、それは東吾がいないせい、そして、なんといっても、畝源三郎がなくなってしまったせいなのだろう。 さらに、江戸の捕物帳が大好物のワタシにとって、時代の違いにも違和感を覚える。 ま、こんなことを言っても、「昔はよかった」、「あの頃は…」とグジグジという、老人の繰り言としか思われないのだろうが…。

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2013/10/11

10月8日~11日 花嫁修業には目もくれなかった花世が源太郎と祝言をあげることに。源太郎も法律を学ぶ身で十分な収入がなく、不安を抱えていた―。表題作など全六篇。若い二人の門出を描く「明治のかわせみ」第三弾。

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2013/07/18

再読。どうやら、続きが出ているらしい。それより、御宿かわせみの最後が、よく分かっていないのだけど。読み直す必要があるみたい。

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2022/06/05

ずっとこのシリーズを読み続けています。読み始めるとあっという間にその世界に引きずり込まれる。次作はもう出ないのかな?東吾さんはもう帰ってこないのかな?どうなるんだろう?

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2012/10/20

新・御宿かわせみシリーズ。第3巻。 明石橋の殺人・俥宿の女房・花世の立春・糸屋の女たち・横浜不二山商会・抱卵の子。 ラストの花世と源太郎の会話がなんとも微笑ましい「俥宿の女房」、花世と源太郎が結婚する「花世の立春」、推理編とも言える「横浜不二山商会」「抱卵の子」など。 竹を割った...

新・御宿かわせみシリーズ。第3巻。 明石橋の殺人・俥宿の女房・花世の立春・糸屋の女たち・横浜不二山商会・抱卵の子。 ラストの花世と源太郎の会話がなんとも微笑ましい「俥宿の女房」、花世と源太郎が結婚する「花世の立春」、推理編とも言える「横浜不二山商会」「抱卵の子」など。 竹を割ったようだった花世がいじらしくも女らしいのがぐっと好印象の本作。源太郎もそんな花世に遅れまいと男気を上げるのが読者をくすぐる。

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2016/02/06

L 新御宿かわせみ3 最後の大川を見つめるるいの想いが泣けるなぁ。 東吾を影が薄くなってるよーな。 花世の立春 嬉しそうに長助と盃をかわしている宗太郎の声が、どこか神林東吾に似ているとるいは感じていた。 宗太郎はさりげなく、新しい徳利を長火鉢の銅壺に入れているるいを眺めた...

L 新御宿かわせみ3 最後の大川を見つめるるいの想いが泣けるなぁ。 東吾を影が薄くなってるよーな。 花世の立春 嬉しそうに長助と盃をかわしている宗太郎の声が、どこか神林東吾に似ているとるいは感じていた。 宗太郎はさりげなく、新しい徳利を長火鉢の銅壺に入れているるいを眺めた。源太郎と花世が夫婦になった今宵、この人の胸の中にある想いを共有出来るのは自分だけだという気持で、宗太郎はゆっくり盃を干した。

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2011/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

御宿かわせみシリーズ、今出ているものは読了。 意外だったけれど、東吾やるい、源三郎が活躍していた元のシリーズに負けずおとらず、麻太郎や千春、源太郎や花世が活躍する新シリーズも面白かったです。 御一新後の江戸の様子や、登場人物の世代交代で若々しさ・初々しさも伴って、興味深く読みました。 花世の逆プロポーズは、「らしい」ですよね。

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2011/07/04

幼馴染の麻生花世と畝源太郎。 人の良い源太郎は他人から助けを求められると無碍に断れない。特に花世からのお願いには弱い。花世に「お願い」されると、「はい」と返事してしまう癖がある。 この度の花世のお願いは「結婚」である。花世は源太郎にとっては初恋の相手。子供の頃から好ましく思ってい...

幼馴染の麻生花世と畝源太郎。 人の良い源太郎は他人から助けを求められると無碍に断れない。特に花世からのお願いには弱い。花世に「お願い」されると、「はい」と返事してしまう癖がある。 この度の花世のお願いは「結婚」である。花世は源太郎にとっては初恋の相手。子供の頃から好ましく思っていた相手と結婚できるなんて、源太郎が「いや」と返事するはずがない。 一方の花世の家は、母方が武家の中では一番階級が上の旗本家、父方は代々将軍家お抱え医師のご典医の娘であるから、苦労知らずの超がつくほどのお嬢さま。 着るものから食べるものまで日常生活の雑事は全て人任せ(奉公人)で、食事の支度したこともなければ、掃除もしたことがない。お金の苦労もない。そんな超お嬢さまの花世が源太郎の妻になるために、(一念発起して)掃除や料理に悪戦苦闘する場面が微笑ましい。掃除をすれば障子紙をびりびりに破いてしまい、朝ご飯を作るための竈の火も起こせない。 好きな人のために一生懸命な花世を源太郎は温かい目で見守り、花世の失敗を許し、失敗を繰り返さないようアドバイスをする。 明るく前向きな妻と地に足をつけた生活ができ思いやりのある夫。花世と源太郎の二人はきっと幸せな家庭を築くだろう。

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2010/11/22

御宿かわせみも新シリーズになって内容が落ちたんじゃないかなぁ~、今回で花世と源太郎が一緒になり、麻太郎と千春にどんな相手が登場するかが残った楽しみになる。もっとも、最終的には花世と麻太郎、源太郎と千春の組み合わせと想定してました(笑) 前のシリーズが良すぎて、その子供達がメインの...

御宿かわせみも新シリーズになって内容が落ちたんじゃないかなぁ~、今回で花世と源太郎が一緒になり、麻太郎と千春にどんな相手が登場するかが残った楽しみになる。もっとも、最終的には花世と麻太郎、源太郎と千春の組み合わせと想定してました(笑) 前のシリーズが良すぎて、その子供達がメインの新シリーズは、どうしても比較になってしまう。時代描写も事件の切れ味も弱い。それでも打ち切れないのがシリーズ物の馴染みですね~

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2010/08/02

元将軍家御典医であった天野家の長男として生まれ、その後旗本の麻生家に婿入りした宗太郎の娘花世は江戸時代だったら同心の家にお嫁にはいけなかっただろう。でもまさか逆プロポーズとは。あまりにもぶっ飛んだ設定にびっくり。

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