貧乏入門 の商品レビュー
確かに、喜捨の精神は否定しない。ひたすらそぎ落とせば、最低限の生活はできる。ただ、それでは文明開化は訪れないと思った。資本主義と共産主義の戦いをみた気がする。
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小池龍之介氏のお金に対する考え方です。。物欲のコントロールをすることを仏教的観点から述べています。実践は難しそうですが、物で飽和状態の今を生きるヒントがたくさん盛り込まれています。
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食費をケチって遊び代を捻出するような、歪んだ消費に至るメカニズムが解説されています。欲望を抑え、その他の必要なものに惜しみなくお金をかけられる幸せを知り、まずは遊び代を食費に回し、いつも食べている中国産のしいたけを、国産にしてみようかと思えます。
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物にあふれる現代だからこそ心に響く一冊だった。 本当に良いと思えるものには額を気にせず支払い、無駄なものにはお金を使わない。そういう生活ができるように心がけたい。 と言っても、つい小金を使ってしまうのが煩悩なのかもね。
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お金を節約したりするいわゆる「貧乏クサイ」生活ではなく、心のあり方を変えて充足感を得つつお金に翻弄されない真の貧乏生活を目指す一冊。
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言葉にあらわせないけれどざわついているわたし、そして日本中の人が今陥っている現象を、具体的にとてもわかりやすく書いてあった。 収入が安定していないわたしがこの本を読みのはベストタイミングでした。 読み終わった日は、自分の中のざわざわ(苦)を少なくしたくて、部屋の掃除をはじめてす...
言葉にあらわせないけれどざわついているわたし、そして日本中の人が今陥っている現象を、具体的にとてもわかりやすく書いてあった。 収入が安定していないわたしがこの本を読みのはベストタイミングでした。 読み終わった日は、自分の中のざわざわ(苦)を少なくしたくて、部屋の掃除をはじめてすっきりとしました。 なぜかとっておいているけど使うことはないものを、ためらわず、気持ちよく捨てることが出来ます。 わたしも龍之介さんのような生活を目指していきたいです。 (できないこともたくさんあるけど、可能な範囲で。)
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肯首多数 買うか持つか頭の中か 少なくとももう一回 --- 『煩悩リセット稽古帖』(ディスカバリー刊) 75 『仏教対人心理学読本』(サンガ刊) 巻末 --- 4, 9, 11, 15, 37, 43, 58, 88, 95, 103, 135, 13...
肯首多数 買うか持つか頭の中か 少なくとももう一回 --- 『煩悩リセット稽古帖』(ディスカバリー刊) 75 『仏教対人心理学読本』(サンガ刊) 巻末 --- 4, 9, 11, 15, 37, 43, 58, 88, 95, 103, 135, 139, 142, 160, 163, 165, 173, 177, 185, 188-9, 202
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(感想)「不要な物を捨ててシンプルに暮らす」という発想がよかった。今はやりの断捨離にも通じるかな。 (ここがよかった!) ・物欲を減らすには→「世の中のすべてのお店は、自分の倉庫と考えて、お店の人は倉庫の番人で管理してくれている」と考える。 そして「必要になったときにお金を...
(感想)「不要な物を捨ててシンプルに暮らす」という発想がよかった。今はやりの断捨離にも通じるかな。 (ここがよかった!) ・物欲を減らすには→「世の中のすべてのお店は、自分の倉庫と考えて、お店の人は倉庫の番人で管理してくれている」と考える。 そして「必要になったときにお金を払って倉庫から物を出してもらう」と考えると「もっと欲しい!」という気は治まる。
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なんと言うか、この著書の前に同著者の「考えない練習」を読んで、一通り感化された後だったので、これといった感動はなかったかなー。 というわけで★★☆☆☆ なんですが。 「考えない練習」で体系的に心の持ちよう・生き方についてまとめてあったものを、大半の人にとって価値の高いとされる「...
なんと言うか、この著書の前に同著者の「考えない練習」を読んで、一通り感化された後だったので、これといった感動はなかったかなー。 というわけで★★☆☆☆ なんですが。 「考えない練習」で体系的に心の持ちよう・生き方についてまとめてあったものを、大半の人にとって価値の高いとされる「お金」の観点から、これまた大半の人が理解できるように平易に書いた本。 ちょっとおもしろいなと思ったのは、 ・お金=自己防衛と安心のための道具 →お金が増えることは自分が自由に支配できるものが増えること →→お金=世界支配のための道具 ←不安→自分の支配領域を広げたい→お金への欲望がエスカレート ・エスカレートしたところで、いくらでも上はあるし、そこへ到達するための労力は甚大→どう考えても苦しいまま不安なまま ・不安を煽り、欲を発生させる装置としての広告 ・オタク(ここでは主に二次元のおにゃのこに恋する男子)は、二次元の女性を素晴らしいと思い込むことによって、「モテない(承認されない)」という「苦」から逃避している。諦めまくった挙句の現実逃避で「苦」に蓋をする。 >ちょっと極論かなー。オタクのレベル感の問題だけど。 あとがきより、 ・「経済的に豊かになる」ことのメリットは「お金があってもどうやら幸せになれるわけではないらしい」という気づきを得るチャンスであること。 ・他宗教と違い、お釈迦様はたくさんの欲望をはじめから達成できていた。釈迦族の王子様。(キリストもムハンマドも被支配階級出身) ・現代日本の状況が、「お金についての革命(パラダイムシフト?)」を起こすチャンスかも。 最後の、個人の中での「革命」に関しては、自分も思っていたこと。 だからこそ、新しい発見は少なくてサラサラサラサラ読めてしもうた。 ということは、私は貧乏センスがあるということか。
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既読。 お金がないこと、じゃなくて、モノ少なく大切に使い、贅沢をしないことを“貧乏”と・・・。微妙なタイトル、付け方がお上手ね。
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