1,800円以上の注文で送料無料

映画館のつくり方 の商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/04/19

シネモンド代表土肥悦子さんの言葉に胸が熱くなった。 「映画の国の住人は、みんな映画教(狂??)の信者で、映画なしでは生きていけない。(中略)映画のおかげでどこにだっていける、何度でも人生を生きられる」 毎日毎日同じことの繰り返しで現実はひどく退屈だけど、映画を観れば私はいつだって...

シネモンド代表土肥悦子さんの言葉に胸が熱くなった。 「映画の国の住人は、みんな映画教(狂??)の信者で、映画なしでは生きていけない。(中略)映画のおかげでどこにだっていける、何度でも人生を生きられる」 毎日毎日同じことの繰り返しで現実はひどく退屈だけど、映画を観れば私はいつだって虚構の世界にいけるんだ。そしてその世界は断片的に破りとられ、いつか見た風景のように想いを馳せるのだ。

Posted byブクログ

2018/10/20

"映画が大好きな人は一度は夢を見る。映画制作に何らかの形で関わること(監督になりたい、脚本家、俳優、FXマン、etc)や、映画館を自分で経営すること。 この本では、日本各地にあるミニシアターを紹介している。設立に至る経緯や苦労した(している)点、経営者のマインド(心意気...

"映画が大好きな人は一度は夢を見る。映画制作に何らかの形で関わること(監督になりたい、脚本家、俳優、FXマン、etc)や、映画館を自分で経営すること。 この本では、日本各地にあるミニシアターを紹介している。設立に至る経緯や苦労した(している)点、経営者のマインド(心意気、志)などを紹介している。 老後の夢の一つが映画館経営。好きな映画を観ながら、日がな一日働けたら幸せだ。しかし、現実は厳しいと言うことがよくわかる。どの映画館も苦しい経営を強いられている。経営者、創業者の強い思いがないと続かない職業のようだ。映画業界にある独特のルール(流通ルート)にも制約を受けている。映画館の中小企業は大変厳しい。そんな中でも、様々な工夫で現在もがんばっている映画館たちが紹介されている。 関東地方の映画館は一つだけだった。これは、さみしい。 老後の夢を実現するには、まずは資金集めから。できることは、自らの貯金からですね。道は遠く険しい。 でも、夢がある。この本に登場する映画館を巡る旅をしてみたくなった。"

Posted byブクログ

2018/07/18

大正7年に創業した浦河町の映画館「大黒座」が紹介されています。人懐っこい看板猫が待っている、小さな町のとても素敵な映画館です。 『映画を見ない人生より、見る人生の方が豊かです』とは三代目館主の言葉。 身近なところに映画館があるなんて、浦河町民は本当に幸せです。(浦河)

Posted byブクログ

2012/03/10

『映画館(ミニシアター)のつくり方』を読んだ。『CUT』を見たからというわけではなく、上映会とかやりたいなーというかやらなきゃいけないんじゃないかというようなことを店を始めてからずっと思っていて、それで読んでみた。 地方都市のミニシアター経営者たちがそれぞれの成り立ちや現況を語っ...

『映画館(ミニシアター)のつくり方』を読んだ。『CUT』を見たからというわけではなく、上映会とかやりたいなーというかやらなきゃいけないんじゃないかというようなことを店を始めてからずっと思っていて、それで読んでみた。 地方都市のミニシアター経営者たちがそれぞれの成り立ちや現況を語っていく内容(岡山でもシネマ・クレールが出てくる)で、本の中でも何回か出てきた言葉だけど「青息吐息」の一言に尽きるような状況ということがよくわかった。ただその中でも独自の路線を模索して前向きにことに対応しようとしているように見える、特に金沢のシネモンドや大阪の第七藝術劇場、沖縄の桜坂劇場の文章は読んでいて楽しかったしうれしかった。 映画館経営は巨大な外部要因にそうとうに左右される商売なんだろうけれども(これとか→ http://www.cinematoday.jp/page/N0037249 )、なんかもう、どうなっていくんだろうな映画。これまで本当にたくさんの救いや喜びを与えてもらった映画に対して、何かこう、少しでもあれしたい。

Posted byブクログ

2011/04/05

映画館を持つのは映画ファンの夢だ。この気持ちだけでも映画館はやって行けるような気がして、奮闘の仕方も映画以外の文化でも同じような。

Posted byブクログ