就活のまえに の商品レビュー
図書館で目録を見てプラッと借りて、読んでみたけれど、とても勉強になりました。就活のノウハウや技術ではなくて、仕事や職業と言われるものはどのように成り立っているのか、漠然としているかもしれない『良い仕事、良い職場』と呼ばれるものについて、また、自分自身をそこでどう位置づけるかについ...
図書館で目録を見てプラッと借りて、読んでみたけれど、とても勉強になりました。就活のノウハウや技術ではなくて、仕事や職業と言われるものはどのように成り立っているのか、漠然としているかもしれない『良い仕事、良い職場』と呼ばれるものについて、また、自分自身をそこでどう位置づけるかについて、豊富なデータや様々な著者の言葉(マズローまで出てくる)の引用をして書かれています。仕事、ひいては社会というものを見つめる筆者の真剣な視点が伺えます。読んでためになりました。
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ゼミで読みました。 就活の前に知っておいてよかったなという情報も多かった。まあ多少は筆者による偏った目線もあるけど。(それはしかたないか、、、)
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正社員を目指すということは、改めて就活をすることだと思い、学生向けの本から読んでみることにした。ヒントをもらった。これから考えることが沢山ある。
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https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480688309/
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内容的にすごく新しいことは書かれていないが、作者の経歴が面白い。 高卒で郵便局の職員になり、その後大学に行き直し、紆余曲折あって今は大学の教授である。 様々な本が紹介されているのが役に立つ。 かたっぱしから読んでみよう。
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タイトルから想像する就職活動の心構え本かというのはことごとく裏切られる. どちらかと言えば,坂本先生の「日本でいちばん大切にしたい会社」にも通じるところがある. 結構多くの刺激と気づきが得られる. タイトルどおりに受け取った現役就活生には評価が低いのだろうけれど・・・
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なにかに熱中するということは、それを通して社会とかかわること。これが、すごくすごく印象に残ったことば。
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「属さざる仕事」の代表的な家庭内での仕事は家事。この類の仕事を積極的に選択して行くことは自分を成長させてくれる。 要は困難を選択せよ、楽を選ぶな!若者よ!! 電車でも混雑しているのに直ぐに座りたがる(楽を選ぶ)のは良くない習慣。大切なこと、それはよく生きるという事であり、いい...
「属さざる仕事」の代表的な家庭内での仕事は家事。この類の仕事を積極的に選択して行くことは自分を成長させてくれる。 要は困難を選択せよ、楽を選ぶな!若者よ!! 電車でも混雑しているのに直ぐに座りたがる(楽を選ぶ)のは良くない習慣。大切なこと、それはよく生きるという事であり、いい習慣をつけるということ。
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著者は全逓本部から兵庫県立大学教授という不思議な経歴の方。就活が始まるまえにそもそもなぜ働くのかという働く意義などを学生に分かりやすく語っているというべきところですが、今の学生にどこまで届くのか・・・この方が薦める推薦図書は「蝉しぐれ」(藤沢周平)、「ポーツマスの旗」(吉村昭)、...
著者は全逓本部から兵庫県立大学教授という不思議な経歴の方。就活が始まるまえにそもそもなぜ働くのかという働く意義などを学生に分かりやすく語っているというべきところですが、今の学生にどこまで届くのか・・・この方が薦める推薦図書は「蝉しぐれ」(藤沢周平)、「ポーツマスの旗」(吉村昭)、「こころの旅」(神谷美恵子)、推薦映画は「スタンド・バイ・ミー」「愛と青春の旅立ち」「シービスケット」「グッド・ウィル・ハンティング」「陽のあたる教室」を掲げていることから、学生の感受性を養うという点では賛同です。トヨタの人事担当が、「大学名を伏せて採用をすると、面接もペーパーも銘柄大学ばかりが残る」と語ったと紹介されていますが、これはソニーでよく言われる話と全く重なり、その通りだと思います。引用している絹川正吉氏の「専門を選ぶことを通して、私たちはキャリアを模索していくのだと思います。社会人として生きる確信を築くための土台にチャレンジし、どう生きるべきかの問いと格闘しているのだと思います。自分の中に全世界がある子供時代を終えて、世界の中に自分を位置付ける時代に突入すること」という表現は正に著者が言いたい事でしょうし、私にも全くうなずけるものです。
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情報化社会という流れのなかで、「シューカツ」という言葉はもはや中身のない空虚なものになっている。「シューカツビジネス」が空虚さを助長し、「シューカツ」するものは情報の膨大さにあっちへ行ったりこっちへ行ったり、とにかく何が本当なのか見失いがちになる。 この本は副題にあるとおり、「...
情報化社会という流れのなかで、「シューカツ」という言葉はもはや中身のない空虚なものになっている。「シューカツビジネス」が空虚さを助長し、「シューカツ」するものは情報の膨大さにあっちへ行ったりこっちへ行ったり、とにかく何が本当なのか見失いがちになる。 この本は副題にあるとおり、「良い仕事、良い職場とは?」という問いに、ごくごくまっとうな答えをだしていく。まっとうすぎて少し退屈になるけど、そりゃ、仕方ない。 「最後は人間の信頼」、「重要なのはビジネススキルではなく、潜在力」、「決め手は人間の中身」などなど。
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