成澤准教授の最後の恋 の商品レビュー
良い!!!
フランス文学部准教授で有名翻訳家の成澤は、強い雨の夜、出版社の非常階段で死のうとしていた新米編集者の蒼井を助ける。3か月経ってようやく彼を認識できた程興味がなかったのに、それをきっかけに彼の事が気になり始めて・・・!? いやー、良い!!!これ読む前に読んでた本が立て続けに★...
フランス文学部准教授で有名翻訳家の成澤は、強い雨の夜、出版社の非常階段で死のうとしていた新米編集者の蒼井を助ける。3か月経ってようやく彼を認識できた程興味がなかったのに、それをきっかけに彼の事が気になり始めて・・・!? いやー、良い!!!これ読む前に読んでた本が立て続けに★5ついかないものばかりだったせいもあるかもしれないけど、良い!!!高遠琉加さんの本はまだ2冊目ですが、2冊ともとっても良かったです!続刊(スピンオフ?)も読んでみて良かったら作家買いしてみても良いかもしれないと思うぐらい良かったです(>_<)
ゴロー
フランス文学専門の准教授の成澤は「何もかもがつまらない」日々を過ごしていた。 ある夜非常階段から飛び降りようとしていた新人編集者の蒼井を助けるが飛び降りようとしたのではなく「ただ雨に濡れたかった」だけと蒼井。 そんな彼に次第に成澤は…。 誰にも執着せず恋愛に関してもクールに徹し...
フランス文学専門の准教授の成澤は「何もかもがつまらない」日々を過ごしていた。 ある夜非常階段から飛び降りようとしていた新人編集者の蒼井を助けるが飛び降りようとしたのではなく「ただ雨に濡れたかった」だけと蒼井。 そんな彼に次第に成澤は…。 誰にも執着せず恋愛に関してもクールに徹してきた成澤が地味でどこに惹かれる要素があるのか悩みながらも、蒼井の本質を知っていくうちに好きになっていく所が良かった。 蒼井の心に住む想い人への気持ちの重さに成澤が心乱され嫉妬し、そして取った行動。 最後蒼井がそれに応えて受け入れてお互いに「好き」だと言えてホッとしました。 「恋なんて最低だ」の後の 「もうこれで最後にしたいね」 グッときました。 SSの蒼井目線でのラストの 「けっこう、かなり…」最高!
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攻め:准教授・成澤恵 受け:編集者・蒼井友也 顔よし、女性の扱いも上手い、若いのに准教授、三拍子揃った成澤は相手に事欠かない。 なので、最初はほんの遊びのつもりだったのだ、蒼井とのことは。 しかし蒼井は抱いても抱いても雨の日は自分を見ていなくて、それを何とかしたくて躍起になって...
攻め:准教授・成澤恵 受け:編集者・蒼井友也 顔よし、女性の扱いも上手い、若いのに准教授、三拍子揃った成澤は相手に事欠かない。 なので、最初はほんの遊びのつもりだったのだ、蒼井とのことは。 しかし蒼井は抱いても抱いても雨の日は自分を見ていなくて、それを何とかしたくて躍起になってしまう。 そうこうしているうちに、実は蒼井の失恋の相手がすでに亡くなっていると聞かせれて、、、。 切ないお話です。 攻めが受けの心を自分のものにできないのも切ないし、受けが過去に囚われていてそこから出てこれないのも切ない。 でも、成澤のお陰でやっと明るいところに出てこれた、引っ張り出された。良かったです。 やっと幸せになれるね。 そして、お姉さんとの話ではつい、うるっと来てしまいました。これもいい話だった。これでやっと蒼井は過去から解放されたんだと思います。
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准教授×編集者。駆け引きめいた恋愛のはずなのに、いつの間にか頭までどっぷりとつかってゆく心情が丁寧に描かれている。遊び慣れた攻めの初めてにして最後の恋。切なさ、もどかしさ、愛しさがまじりあいゆっくりとでジリジリと展開されてゆく。百戦錬磨であるはずの攻めが振り回される様が愛しくも可愛い。過去の想いを消化して前に進もうとする受けが健気で意地らしい。受けがかつての想い人の家を訪ねて焼香するシーンにはホロリと涙をさそう。
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作者史上一、二を争う(らしい)地味な受けちゃんwwwまったくその通りだったけどなんかカワユク感じられて私的に美味しく頂きました。フランス文学ネタも最近の某アニメを思い出して冒頭からちょっとニヤリ。別の意味で楽しんでしまいました。スミマセンw
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恋にも仕事にも何ひとつ不自由なく、順風満帆に生きてきたフランス語学者の成澤の人生はこの上なく退屈。そこへ現れた新米編集者のことが気になって、退屈しのぎに手を出したらいつの間にか本気の恋に落ちていた、という話。なびかない相手にムキになっていたら、真剣になってた攻、というのは好きです...
恋にも仕事にも何ひとつ不自由なく、順風満帆に生きてきたフランス語学者の成澤の人生はこの上なく退屈。そこへ現れた新米編集者のことが気になって、退屈しのぎに手を出したらいつの間にか本気の恋に落ちていた、という話。なびかない相手にムキになっていたら、真剣になってた攻、というのは好きです。 いつも相手の外見から入って軽い恋愛を楽しんでいた成澤の、遅れてきた初恋?ですね。 蒼井を身も心も自分だけのものにしようと追いかけ束縛する成澤は、准教授らしからぬ必死さ加減。やってることがもう中高生並みで赤面します…それが恋というものですけど。 「いつの間にか本気話」はものすごく好みなのに星の数が少ないのは、登場人物への感情移入ができなかったせいです。成澤も蒼井も悪くないんですが、ちょっと行動や思考が子供っぽい。そこがかわいくもあるんですが、成澤は学者で知的な大人だと思っていたら、自己本位で身勝手でギャップがありすぎ。蒼井も新米とはいえリーマン社会人なので、ふわふわしすぎで心配です。 Hシーンはホクロを数えるところなんか好みでしたが、もう少し官能的な描写でも高遠カラー損なうことはなかったと思います。 実力ある人の作品なので、読み応えはありました。
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[大学准教授×新人編集者] 31歳で最後の恋とは随分早い気がしますが、この場合は仕方がない。 二人の気持ちが少しずつ近づいていく様子というか、 その近づく速度の違いというか・・・なんとももどかしく、切なかったです。 途中までは心理描写が面白くてワクワクしながら笑いながら読んでい...
[大学准教授×新人編集者] 31歳で最後の恋とは随分早い気がしますが、この場合は仕方がない。 二人の気持ちが少しずつ近づいていく様子というか、 その近づく速度の違いというか・・・なんとももどかしく、切なかったです。 途中までは心理描写が面白くてワクワクしながら笑いながら読んでいたんですが、途中からちょっと泣けてきました。 最初傲慢だった成澤も最後は本当に必死で、可愛かったです。 さすが高遠さん。という作品。良かったです。 ☆あらすじ☆ フランス文学部准教授兼有名翻訳家の成澤は、強い雨の夜、非常階段で死のうとしていた蒼井を助ける。彼は馴染みの出版社の新米編集者だった。なぜかその時の思い詰めた表情が気になり、次の仕事を受ける代わりに、無理やり蒼井を担当に指名した成澤。厭世的で人との関わりを避けてきた自分とは違い、純粋で常に前向きな彼に、恋に堕ちたと自覚した成澤は、どうしても君が欲しいと、蒼井に想いを告げる。しかし、頑なに自分を拒む彼には、癒えない心の傷があると知り…。准教授×新米編集者の身も心も捧げる、最後の恋。
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作家と編集者ってBLの中では有り勝ちの関係。 相手に不自由したことが無い攻が、地味目な受に惹かれるという、ある意味ベタな展開。 なのに何か良かったのは、ただ作家というんじゃなくて、准教授として本の書いているって事だったり、受側が訳ありだったりして、単純なお話じゃないところかなぁ。...
作家と編集者ってBLの中では有り勝ちの関係。 相手に不自由したことが無い攻が、地味目な受に惹かれるという、ある意味ベタな展開。 なのに何か良かったのは、ただ作家というんじゃなくて、准教授として本の書いているって事だったり、受側が訳ありだったりして、単純なお話じゃないところかなぁ。 フランス文学者ってことで、いろいろそれっぽい言葉を引用させてたり(学が無くて、私にはそれが作者の創作なのか、実際の文学なのかすら?なのではあるが、雰囲気はしっかり出てたからOK)するのも、くどくない書き方でだし、いい感じの学者さん加減になってた。 親しげにしている友人が、片思いの相手では無いとか、ちょっと逸らせてあるところとか、ニクイ!! 焦らせた割りに、ラストが唐突な感じもするかも…。
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ベタな設定で、ベタに終わるんだろうなぁ・・・と思いましたが、ヒネリがあって、驚きました。切なくって、思わず涙をを流してしまいました。とても私好みの作品で大満足
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准教授(フランス文学)×新米編集者。 ミイラ取りがミイラになったというBLお決まりパターンですが 実は受のほうがひと問題ありなので最後まで楽しく読めました。 あとがきの作者の某映画へのツッコミが同じ意見だったので笑ったww 『(笑うのか)俺以外の男のために。』190P
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