奇跡のプレイボール の商品レビュー
太平洋戦争で戦った日米の元兵士たちが、60年以上の時を経て、ハワイに集った。戦後多くを語らなかった元兵士たちが野球の親善試合に臨んだ理由とは…。戦争、平和、そして生きるとは何かを問う、奇跡のプロジェクトの物語。 第二次大戦を意識するこの時期、図書館に展示されていたので読んでみた...
太平洋戦争で戦った日米の元兵士たちが、60年以上の時を経て、ハワイに集った。戦後多くを語らなかった元兵士たちが野球の親善試合に臨んだ理由とは…。戦争、平和、そして生きるとは何かを問う、奇跡のプロジェクトの物語。 第二次大戦を意識するこの時期、図書館に展示されていたので読んでみた。日米の戦争体験者の複雑な思いがよく描かれていたが、映像化が前提の書き物だけにやや物足りなさも。TVカメラを回していたNHKかTBSが放映したのだろうか。 (Ⅽ)
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かつては太平洋戦争を戦った日本兵とアメリカ兵が、時を越えて80歳を越えて、ベースボール対決。そんなドリーム企画が立ち上がってから、僅か半年で実現させた大社さんの手腕と実行力はすさまじいばかりだ。実施を一年でも遅らせてしまうと、高齢のメンバーの誰かがこの世を去ってしまう恐怖と焦りの中で、幾つものハードルを乗り越えて立ち向かう。最終的なドリームマッチに至る過程のイベントプロデュースが一篇のドラマだ。そしてかつての日本兵とアメリカ兵は戦争スタートのパールハーバー、ハワイの地で野球対戦するのだ。かつて悪夢のような戦火の中でお互いの攻撃から身をかわして生き残ったからこそ、今がある彼らが、かつて命を獲り合った敵と、今度は握手を交わし抱き合いながら野球をする。このドリームマッチのプレイの中で彼らはいったいどんな風に、心がうち震えているのだろう。私にはまったく想像も及ばない。
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太平洋戦争で戦った日米の元兵士たちが、戦後、野球で対戦して和解する。いい話だ・・・ということにしたかったのだろうが、「日本のチームと試合がしたい」と言い出したアメリカ側のシニア野球選手はともかく、日本側は従軍経験のある選手を公募したにわかチームだ。そういうチームがハワイに行って、...
太平洋戦争で戦った日米の元兵士たちが、戦後、野球で対戦して和解する。いい話だ・・・ということにしたかったのだろうが、「日本のチームと試合がしたい」と言い出したアメリカ側のシニア野球選手はともかく、日本側は従軍経験のある選手を公募したにわかチームだ。そういうチームがハワイに行って、真珠湾などにも立ち寄りつつ、アメリカチームと親善試合をするんだから、ほかの結論が出ようはずもない。 実話だそうだし、誰も悪意はないのだけれど、プロデューサーの意図が透けて見える白々しいテレビのドキュメンタリーを見ているような気分になって、しらけてしまった。だいたい本書の大半を占める、親善試合を実現するための苦労の数々は本題(?)と別に関係ないし。
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野球好きの子供が読むのによいでしょう。 ワールドカップの年だから、 課題図書はフットボール(サッカー)ものがあるとよかったかもしれません。 課題図書は、必須なのでしょうか。 自由読書という枠もあるので、自分で選んで書いてもよいとのことです コンクールの案内のちらしには、課題図書の説明しかありませんでした。 案内のちらしの作り方に疑問を持ちました。
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戦争の話が思っていたより多かった。試合ができず亡くなっていく方も。戦争体験者が高齢化している。それだけ平和が続いていること。戦争を忘れず平和であってほしい。
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太平洋戦争を経験した男たちが半世紀ぶりに野球を通して向かい合う。 当時のことを思い、今を考える。 個人レベルで戦争を望んでいる人などいないということ。
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本書は、松下政経塾出身で、 地域振興やNHKのスポーツ解説など多才な活躍をしてきた著者が、 自身も関わった日米の交流野球を描いたドキュメントです 太平洋戦争で、敵味方に分かれ戦った日米の元兵士たちが、 ハワイで野球の交流試合をするまでの経緯を描きます。 今...
本書は、松下政経塾出身で、 地域振興やNHKのスポーツ解説など多才な活躍をしてきた著者が、 自身も関わった日米の交流野球を描いたドキュメントです 太平洋戦争で、敵味方に分かれ戦った日米の元兵士たちが、 ハワイで野球の交流試合をするまでの経緯を描きます。 今も鮮明に残る戦争や帰還時の記憶 アリゾナ記念館で受けた衝撃 交流試合を、奇跡とも言える成功に導いた不思議な縁― など印象深い記述は多くありましたが とりわけ印象深かったのは、交流試合後の夕食会のエピソードです。 一人の人物が下した決断が、多くの人間の未来を切り開き、 それがさらに多くの未来へと繋がる その様子に思わず目頭が熱くなりました それぞれに抑えがたい想いを抱きつつも、 未来に向けて生きる人々の姿を 温かく、そして爽やかに描いた本書。 児童向けの書籍と敬遠することなく、 一人でも多くの方に読んでいただきたい著作です。
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