気持ちが伝わる話しかた の商品レビュー
いい本でした! 『怒る技法』『反応しない練習』仏教の考え方をもとにしているアンガーマネジメントやメンタルコントロール法より、アサーティブネスのほうが私には合っているようです。 「アサーティブでない反応」を3つのタイプに分け、特性と伝え方の注意点を指摘しています。私は「ドッカン」...
いい本でした! 『怒る技法』『反応しない練習』仏教の考え方をもとにしているアンガーマネジメントやメンタルコントロール法より、アサーティブネスのほうが私には合っているようです。 「アサーティブでない反応」を3つのタイプに分け、特性と伝え方の注意点を指摘しています。私は「ドッカン」タイプです。自分の感情と向き合い、感情表現の仕方を見直すとよいそうです。自分の怒りを客観的に数値に表してみるのも有効。 そもそも、「ドッカンで言う」ときの心の裏には、自分の間違いを指摘されたくない、自分が負けたくないという自己防衛の心理が働いているというのは、改めて納得です。「自分の感情を相手のせいにして責めない」という考えにはハッとしました。 さて、タイトルでいう「気持ちが伝わる伝え方」ですが、 • 客観的な「事実(状況)」を説明する • 事実に対する自分の「気持ち(感情)」を述べる • 具体的かつ現実的な「要望(要求)」を述べる、あるいは「提案」をする • その「結果」どうなるのか、あるいはどんな選択肢があるのかを説明する このように整理して伝わりやすいようにするという方法を提唱されています。具体例もあってわかりやすかったです。 とはいえ、この4つのポイントを使っても「アサーティブでない」コミュニケーションをとってしまうという落とし穴があり、 • 事実は本当に客観的か(対等な立ち位置からはじめているか) • 相手を責める気持ちからはじめていないか(感情に攻撃が含まれていないか) • 自分に下心はないか(相手をコントロールする要望になっていないか) • 結果は自分も相手も納得するものか(自分だけが満足していないか) これらのポイントがあり相手にも敬意を払うことには常に意識したいものです。アサーティブへの道のりは長いけど、ちょっと光が見えてきました。
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「相手が承認してくれる」ことに自己表現の動機があると、本当の自分の意見や気持ちがあやふやになり、自分が何を感じ、考えているかわからなくなってしまう。 →周りから浮かないよう、否定されないよう行動していて自分の考えや意思がなくなってしまった経験あり。 自己表現の方法を学ぶことの大切...
「相手が承認してくれる」ことに自己表現の動機があると、本当の自分の意見や気持ちがあやふやになり、自分が何を感じ、考えているかわからなくなってしまう。 →周りから浮かないよう、否定されないよう行動していて自分の考えや意思がなくなってしまった経験あり。 自己表現の方法を学ぶことの大切さを改めて認識した本です。
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自分と相手を大切にし、自分の気持ちを率直に、誠実に、対等に伝えるためのスキルが記されている。 特に、自分の要望や要求を相手に伝えるための4つのステップは、十分に吟味して表現することができれば効果的なのではないかと感じられた。 また、アサーティブなコミュニケーションを用いること...
自分と相手を大切にし、自分の気持ちを率直に、誠実に、対等に伝えるためのスキルが記されている。 特に、自分の要望や要求を相手に伝えるための4つのステップは、十分に吟味して表現することができれば効果的なのではないかと感じられた。 また、アサーティブなコミュニケーションを用いることをひとつの「権利」だと捉え、それを行使する/しないを決めるのも一人ひとりの責任だという著者の姿勢にも納得できた。
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言い方、話し方、伝え方をすぐに改善したいときによい本です。 身の回りの不快なひとたちのことを、すこし深く理解するきっかけになる本でもあります。 周囲に他人を尊重することができないひとたちがあまりにも多いように感じたときに読むとよいでしょう。 意地悪な人も別に強いわけではない...
言い方、話し方、伝え方をすぐに改善したいときによい本です。 身の回りの不快なひとたちのことを、すこし深く理解するきっかけになる本でもあります。 周囲に他人を尊重することができないひとたちがあまりにも多いように感じたときに読むとよいでしょう。 意地悪な人も別に強いわけではないんだろうと考え直す余裕をくれる本です。
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※このレビューにはネタバレを含みます
アサーティブとは、自分も相手も大切にして、自分の感情や要求を、率直に、誠実に、対等に伝えることのできる自己表現の考え方と方法のこと。伝えたいことが伝わるように相手にボールが届くように意識して投げ、キャッチボールをする。これがアサーティブなコミュニケーションである。
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会社生活で最近必須スキルのように思えてきたアサーティブ本。Amazonで上位ランクだったので購入しました。著者もノーといえなかったり、感情を殺して人間関係を優先した過去があったようで、一般的な説明に加えて著者のアサーティブな関係を作る想いが相乗効果として伝わってきました。切り出し...
会社生活で最近必須スキルのように思えてきたアサーティブ本。Amazonで上位ランクだったので購入しました。著者もノーといえなかったり、感情を殺して人間関係を優先した過去があったようで、一般的な説明に加えて著者のアサーティブな関係を作る想いが相乗効果として伝わってきました。切り出しにくいときは「大変言いづらいことなのですが」 お願いするときは「事実状況→自分の感情→具体的な提案→そうすることの結果」を説明 相手の立場を理解しつつ自分の気持ちを伝える などなどすぐ実践するネタが豊富でした。他のアサーティブ本読んでみて見比べてみたいと想います。
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生きづらさを軽減できる考えをもらえます。自分がどうしたいかに気づくことはとても大事ですね。 読んでたら気持ちが楽になりました。この本は役に立つと思います!!凝り固まった考えを柔らかくできるかもしれません。
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自分軸と関係軸はじめ丁寧な喩えや説明により、私自身の今までの生きにくさの訳がよくわかります。 怒りの奥に潜む感情を説明するくだりではまさしく目から鱗が落ちました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目22箇所。コミュニケーションではどのように伝えるかが大事。人間関係をよくする「伝え方」のヒントを体験を交えながら紹介。対話できない人が増加。メールではひどいことをいえても直接会って話せない。自分の感情を隠し続けると自分が何を感じ何を考えているか自分でもわからなくなってしまう。アフター5がなくなる=職場の人間関係がビフォア5に限られる。アサーティブである=自分も相手も大切にしつつ自分の感情や要求を率直に政治に、そして対等に伝えることができる。伝えたいことが伝わるように相手にボールが届くように意識して投げ、対話する。アサーティブの4つの柱・・・誠実、率直、対等、自己責任。自分に誠実でないと相手に誠実になれない。Iメッセージで伝える。最初の一言が大事・・・とても大事な話なので聞いてください。語尾に気をつける、言い切る。ボディランゲージ・・・目線を合わせる、声と表情、姿勢、相手との距離。医療・福祉、CA、ホテルスタフは自分の感情を押し殺して仕事をするのでストレスがたまる。自己開示をすることで自分の不安レベルを下げる、相手に伝わりやすくする。伝えるときの5つのポイント・・・時と場所、要求の的を絞る、自分の気持ちも伝える、繰り返しポイントに立ち戻る、相手の立場も理解する。怒りの気持ちを伝えるには・・・落ち着いた声で伝える・・・「私〇〇について腹を立ててます」。怒りの奥にあるもの・・・フラストレーション、傷ついた感情、希望。比較して褒めてはいけない。こじれた関係修復は気長に。
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アサーティブな要求に用いる4ステップ(事実、感情、要求、結果)などのテクニックも紹介されているが、自分と相手の双方を対等に大事にする基本的な意識のスタンスが理解しやすかった。 アサーティブな表現をすれば問題が何でも解決するわけではないとの現実的な注意と、それでもなおアサーティブに...
アサーティブな要求に用いる4ステップ(事実、感情、要求、結果)などのテクニックも紹介されているが、自分と相手の双方を対等に大事にする基本的な意識のスタンスが理解しやすかった。 アサーティブな表現をすれば問題が何でも解決するわけではないとの現実的な注意と、それでもなおアサーティブに感情表現できることの大切さの記載に好感をもった。 11-58
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