10-ten- 俺たちのキックオフ の商品レビュー
急遽、監督になった七瀬。前監督の息子進藤キャプテン。お互いが亡くなった進藤前監督の二つの異なった考え方や気持ちに戸惑いながら自分らしさを通そうとすることでぶつかっていく。 最終的な結末は何となく読めたが、それよりもその過程でのコミュニケーションの取り方について、喧嘩しても良いか...
急遽、監督になった七瀬。前監督の息子進藤キャプテン。お互いが亡くなった進藤前監督の二つの異なった考え方や気持ちに戸惑いながら自分らしさを通そうとすることでぶつかっていく。 最終的な結末は何となく読めたが、それよりもその過程でのコミュニケーションの取り方について、喧嘩しても良いからもっと膝を交えて話し合うべきだったと思うし、しなかったのは両方が逃げていたともいえる点から日常の仕事でも話し合う場を何とかして作り、嫌われてもいいから気持ちを吐き出すことで勘違いや穿った見方を払拭することが出来るように感じた。個人的にはこういった場は必要だと思う。
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物語で訴えたいことはわかるが、現実的にラグビーでこのようなプレーはしないかな。 余っているのがわかっていてハイパン、相手をかわしてからのドロップゴールなどなど。 試合の描写もいまいちわかりづらい。
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ラグビーを扱った小説は初読。地元の図書館の月別コーナーに展示されていたこと、ラグビーW杯が話題となっており読んでみたいと思ったのがきっかけ。疾走感あふれる展開にハマり、ルール自体よくわからなくても、十分に楽しめ、読了。巻末にラグビー用語やポジションの配置が載っていて、知らなくても...
ラグビーを扱った小説は初読。地元の図書館の月別コーナーに展示されていたこと、ラグビーW杯が話題となっており読んでみたいと思ったのがきっかけ。疾走感あふれる展開にハマり、ルール自体よくわからなくても、十分に楽しめ、読了。巻末にラグビー用語やポジションの配置が載っていて、知らなくても楽しめるし、ラグビーファンはより深く楽しめるだろうと思う。監督と選手の方針などが合わずに衝突したりする所などや、大学ラグビー事情を知れたり、奥の深さを感じることができて良い。天聖大との試合のシーンは迫力があり、熱くなってしまった。
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大学ラグビーの話し。まぁ普通に先もわかる感じ。 2015.7.28
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故・進藤監督と次男の進藤キャプテン。後任の七瀬監督。 選手たちに考えさせるプレイとチーム作り…指導者の葛藤。悩ましい。 チームはこうあるべき…と決めつけることはない。 自由なプレイと同様に、自由なチームがあっていい。
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警察物もいいけど、堂場さんのスポーツ物は好きだなあ。これは10だけど、ラグビーの話。前監督の息子の考え方にイライラするけど、まあ、最後は、ってベタな展開。でも、そう云うのがいいんですよね。
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開幕間近に迫ったラグビーW杯を前に、大学ラグビーに焦点をあてた作品をよんでみた。 勝つために堅実な戦術をとるチームが、何かをきっかけに「自由にやろう」「自分たちの考える通りにやろう」と命じられた場合、どうなるか。決まった枠での練習を繰り返してきたことでアドリブが利かない。 自...
開幕間近に迫ったラグビーW杯を前に、大学ラグビーに焦点をあてた作品をよんでみた。 勝つために堅実な戦術をとるチームが、何かをきっかけに「自由にやろう」「自分たちの考える通りにやろう」と命じられた場合、どうなるか。決まった枠での練習を繰り返してきたことでアドリブが利かない。 自分たちの頭で考えるとは、どういうことかを突き付けられる。 それは、答えがなかなかみつからない現代社会において、われわれ一人一人に与えられた課題のようにも思えてしまったよ。 さて、W杯ですが、どこまで注目を集めることができるでしょうか。普段、あまり観戦することがないだけに今回は注目して見ようとおもいます。
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堂場さんのスポーツものを読んだのは、「チーム」に次いで2作目だったけど、これもいい。 頑なになってたキャプテンとOBの武井さんには、ほんとイライラさせられちゃったので、☆3。 読了感はスッキリと気持ち良くて◎
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ストーリーとしては至極単純。強豪大学のラグビー部監督が突然この世を去り、その息子であるキャプテンと新任監督が歩み寄れずにチーム内不和を招いてしまう…という流れで。題名も他にねえのかってほど直球ですよねしかし笑。 試合の細かな描写とか頭ん中で想像してわくわくできるぐらい臨場感あるし...
ストーリーとしては至極単純。強豪大学のラグビー部監督が突然この世を去り、その息子であるキャプテンと新任監督が歩み寄れずにチーム内不和を招いてしまう…という流れで。題名も他にねえのかってほど直球ですよねしかし笑。 試合の細かな描写とか頭ん中で想像してわくわくできるぐらい臨場感あるし、キャプテンと主務の厚い関係性とか憧れるし、ラグビーフリークには単純でも単純な分すごく楽しめる。待ってましたこうゆうの! 堂場さんだから妙な事件とかからんできたらやだなーと思ってたのですが杞憂でした。ひたすらラグビー。 チームは監督のものっていう考えも、いやキャプテンのものっていう考えもどっちもそれぞれ説得力のある理由が背後に控えててあたしはどっち派でもないし、それに、バックス大好き派ではあるものの(ウイングが好きなので、斉藤くんの活躍はうれしかったですぞ)ラグビーはフォワードで決まるという考えも納得できるし、でもバックスつかって鮮やかに展開してなんぼでしょっていう考えこそを推したいなーとも思うし、で、城陽の選手&監督同様、むむむむと苦悩しながら読んでました。余計なところで女が出てきて(しかも出番ちょっとなのにキーパーソン)そこいらねっ!といらっとしちゃいましたっていうぐらい、男同士の結束がほんとに強く、とゆうか他をすべて排除する勢いで強くなければならない競技だと思うんすよねー。それがゆえに魅了されてしまう。 おかげで天聖戦は泣けた泣けた。小説というか、ドキュメントのようで。 ラグビー小説ってなかなか無いから、堂場さんもっと書いてください。切実。 そいーや、「世間は、ラグビー選手を体がでかいだけの筋肉バカだと思ってるけど、これほど瞬時の状況判断を試されるスポーツは他にはないんだぜ」という新監督・七瀬のセリフを帯に持ってきてもよかったんじゃないですかね?!ラグビー協会的にもいい宣伝になるよー笑。
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関東の城陽大学ラグビー部は優勝候補と呼ばれるほど強い。 ところが公式戦直前に進藤監督が急死。あとを継いだ教え子七瀬は 亡き新藤監督が目指したかったラグビースタイルと、城陽大のラグビースタイルの間で悩む。そこへ、新藤監督の息子でラグビー部キャプテンとの葛藤や、OB会の武井氏の言動。...
関東の城陽大学ラグビー部は優勝候補と呼ばれるほど強い。 ところが公式戦直前に進藤監督が急死。あとを継いだ教え子七瀬は 亡き新藤監督が目指したかったラグビースタイルと、城陽大のラグビースタイルの間で悩む。そこへ、新藤監督の息子でラグビー部キャプテンとの葛藤や、OB会の武井氏の言動。 そうした中でいよいよ最後の試合が。
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