らくだい魔女と冥界のゆびわ の商品レビュー
今回はカリンがメインのお話。 カリンは物語の途中で離脱することが多かったから最後まで登場するの意外と珍しい。 自分の誕生日に死の淵を彷徨って好きな人に振られるなんて一生に一度あるかないかの厄日笑 キースの「君は特別なんだ」とチトセの「お前は特別なんかじゃない」の対比いいよね。この...
今回はカリンがメインのお話。 カリンは物語の途中で離脱することが多かったから最後まで登場するの意外と珍しい。 自分の誕生日に死の淵を彷徨って好きな人に振られるなんて一生に一度あるかないかの厄日笑 キースの「君は特別なんだ」とチトセの「お前は特別なんかじゃない」の対比いいよね。この2人はよく対比されてるなぁ。フウカが最終的にどちらを選ぶのか気になる。 そしてやっぱりセイラちゃんは何者なの…。チトセの付き人っぽいけどチトセが時の壁を司る者だからなのかな。フウカにも男の子の付き人現れないかな〜。チトセの嫉妬回が見たい。 セイラちゃんも謎だけどそろそろアベルのこと教えてくれてもいいんじゃないですか?レイア様との馴れ初めも気になるし、何故いなくなったのかも知りたい。アベルって本当に死んじゃったのかな?謎が多い〜! そういえば、黒の城の王さまのおつかいは何だったんだろう…?
Posted by
カリンがメインのお話。 カリンは物語の中盤から離脱することが 度々あるので、 今回はカリンが中心にいて嬉しかった。
Posted by
“「おまえっ、なにやってんだよっ」 チトセは顔をこわばらせて、声をあららげた。あたしは思わず耳をふさいで、 「うっ、わかってるよ!あたしだってすごく後悔してるし、なきたいんだよっ」 「オレがいってるのは、そのことだけじゃなくてなあっ。そうか……、あのあと、オレがちゃんと……」 チ...
“「おまえっ、なにやってんだよっ」 チトセは顔をこわばらせて、声をあららげた。あたしは思わず耳をふさいで、 「うっ、わかってるよ!あたしだってすごく後悔してるし、なきたいんだよっ」 「オレがいってるのは、そのことだけじゃなくてなあっ。そうか……、あのあと、オレがちゃんと……」 チトセはうなだれてひたいに手をあてて、ひとりでぶつぶついうと、 「おまえ、ほんとひとりで街をふらふらあるくなよ」 「街をふらふらしてたことは問題じゃないのっ。変なおばあさんにつかまったことが問題なのよ」”[P.71] 10巻目。 カルガバールはまた以後にも出てきそうな雰囲気。 “「そのまえに、なにがあったかいえ」 「それは……いえないよ!あたしは、カリンをたすけたいのっ。一生のおねがいだから、協力してっ」 必死にそういうと、 「……オレはそんなにたよりないのか」 「え……」 チトセは顔をふせて、あたしの手をはなした。そして、 「もうすこしだからな。がんばれな」 カリンにそう声をかけると、あたしのよこをスッととおりすぎてしまった。 (なんか、おこってたみたいだけど……。でも、気のせいかな。そうだよね、いまは自分のことより、カリンのことをかんがえなきゃっ) あわててふたりの背を追って、かけだした。そのとき、 『約束だ、わすれるな』 カルガバールの声が、頭の中にしみわたるようにしてきえていった。”[P.143]
Posted by
・自分があげたプレゼントのせいで、親友に命の危険がせまるけれど、友達を助けようとするチトセとフウカに、心ひかれました。 ・いろんな国の(城)のおひめさまと王子さまが、毎回事件を起こしてしまいます。とてもおもしろい話です。 ・いろんな城の王子さまとお姫さまが、毎回事件を起こしてしま...
・自分があげたプレゼントのせいで、親友に命の危険がせまるけれど、友達を助けようとするチトセとフウカに、心ひかれました。 ・いろんな国の(城)のおひめさまと王子さまが、毎回事件を起こしてしまいます。とてもおもしろい話です。 ・いろんな城の王子さまとお姫さまが、毎回事件を起こしてしまいます。とてもドキドキします。
Posted by
らくまじょシリーズはとっても面白くて、何回読んでも飽きません*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
Posted by
らくだい魔女シリーズの第10巻。 児童文学上級〜という分類のされているポプラ社の本。 小学校上級生向けなのだろうか。 銀の城のお姫様のはずのフウカが主人公のこのシリーズ。 フウカはあわてんぼうで、ドジ、気も強いけど、憎めない、タイトル通り魔法はからっきしダメ。 でもどうやら生...
らくだい魔女シリーズの第10巻。 児童文学上級〜という分類のされているポプラ社の本。 小学校上級生向けなのだろうか。 銀の城のお姫様のはずのフウカが主人公のこのシリーズ。 フウカはあわてんぼうで、ドジ、気も強いけど、憎めない、タイトル通り魔法はからっきしダメ。 でもどうやら生まれに秘密があるらしい、そんな女の子。 ヒーロー役のチトセ、フウカの大親友カリンを中心に繰り広げられるラブコメディです。 今回はカリンが大ピンチ、助けるためにフウカも? 素直でまっすぐな子ども時代。 いつからこんなに、損得勘定で動くようになってしまったんだろう。 友だちを助ける、そのためには自分が・・・。 そんなテーマで描かれている本です。 最近では涙腺がかなり弱っている私としては、もうガツンと来ました。 思わず泣いてしまいました。 こんなんで泣ける自分がちょっとうれしかったりもしています。 (としなんじゃない?という声も聞こえてきます、はい) まだまだ先は長そうなこのシリーズ。でもそろそろ新たな展開がおこるかな? ちょっとずつ大人になっていく主人公達ですが、いつまでもピュアでいてくれるといいなぁと思います。 やっぱり児童書は良い!現代人にこそ必要なものだと思います。
Posted by
- 1
