日本型プロフェッショナルの条件 の商品レビュー
一つの会社でのみ通用するスキルがすべてじゃない。だけど一つの会社でも通用しない人間はどこ行ってもやっぱり認められない。
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B10-001 グロービス経営大学院のヒト系のクラスで教わった安永先生の著書。 先日、快く引き受けていただいた講師講演会の内容ともリンクされていて、 さらには自分自身の今後のキャリアを真剣に考えている今、この本に 出会えてよかったと思う。 そもそも「プロフェッショナル」とい...
B10-001 グロービス経営大学院のヒト系のクラスで教わった安永先生の著書。 先日、快く引き受けていただいた講師講演会の内容ともリンクされていて、 さらには自分自身の今後のキャリアを真剣に考えている今、この本に 出会えてよかったと思う。 そもそも「プロフェッショナル」という言葉はよく使われているが、 「プロフェッショナルとは何か」について考えさせられた。 本書では、「社会に貢献し、公益に寄与することを目的として働くことを 誓う」と書かれている。 さらに、「日本型プロフェッショナル」とは何か。 日本型プロフェッショナルとは、常に自分なりに専門性を磨き、 高い倫理観と規範を持ち、公益に寄与するという観点から自分が なすべきことを決断し実践していく。さらに、特定の分野で 「一流」と呼べるような専門性を持っていること。その分野で 一番になる、あるいは同業の人々から一目置かれるくらいの 尖った専門性が必要。 一流とは、何かの道に熟達すること。 そのためには、比較優位の世界から離れて、自分の信じる道を 進んでいくことが不可欠。それを「個性化」という。 個性化と自分勝手に我が道を行くというのは違う。 今後のキャリアを考える上で、ヘッドハンターという仕事を されているのに、転職を推奨するのではなく、今の会社でも 日本型プロフェッショナルを目指せると書かれていて、 いろいろと読みながら考え込んでしまった。
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著者は、安永氏である。 グロービス経営大学院の教授でもあり、ヘッドハンティング会社の社長でもある。 しかし、氏の内容を表すのはそれだけにあらず、僧侶でもあり銀行でのキャリアもあり、 なかなか多才な人物である事がわかる。 内容は、半分が日本型プロフェッショナルの条件について、もう...
著者は、安永氏である。 グロービス経営大学院の教授でもあり、ヘッドハンティング会社の社長でもある。 しかし、氏の内容を表すのはそれだけにあらず、僧侶でもあり銀行でのキャリアもあり、 なかなか多才な人物である事がわかる。 内容は、半分が日本型プロフェッショナルの条件について、もう半分が 基本的な物事の考え方や心の持ちようみたいな感じである。 よって、ちょっとタイトルからすると半分は無駄とは言わないが、適切な内容と 言えない。 では、日本型プロフェッショナルとは何か?それは、 1.特定の分野で「一流」と呼べる知識・能力を持っている。 2.高い倫理観を持ち、公益に尽くすという心がある。 3.上記に基づき、自らの意志で実践していく実行力をもっている。 以上の3つであると言える。 これって日本型なのか?個人的にはそうは思わない。本書で欧米系を引き合いに 出すときには、ジョブステップ的な事を持ち出す事があるが、これって本質とは かけ離れていると思う。 よって、内容的にはイマイチ(笑) だが、まぁ得るものもあるだろう。 最後に思考の基本系というのは、 1.目先ではなく、長期目線で 2.多面的に 3.根本的に 以上3つで考える。 以上
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グロービスのヒト系講師、安永雄彦さんの著書。 元銀行員、大学教授、そして僧侶という多能多才の方だけに、安永さんのような経験をお持ちだからこそ見える視点や深い洞察、心の持ち方にただただ深く感銘を受けました。 安永さんは、日本型プロフェッショナルの原点は内面にあり、一つにユング...
グロービスのヒト系講師、安永雄彦さんの著書。 元銀行員、大学教授、そして僧侶という多能多才の方だけに、安永さんのような経験をお持ちだからこそ見える視点や深い洞察、心の持ち方にただただ深く感銘を受けました。 安永さんは、日本型プロフェッショナルの原点は内面にあり、一つにユング心理学の仮説からヒントを紐解いています。全てを自分の内面の問題として引き取り、それと向き合って解決せよと、今直面している課題に真正面から取り組み、自分と向き合うことで個性化と一流への道を悟らせてくれます。 また、日本型プロフェッショナルとは何かと言われれば、どんな環境であっても、たとえ会社に対して矛盾を感じていても、それと折り合いをつけながら、「自分がなすべきことを考え、自分に課していく。会社の収益目標を達成するだけでなく、顧客のため、地域のためというように、社会的側面も含む大きな視点で、会社や事業の課題をとらえて取り組んでいく」と述べています。 このような内面のあり方や自身のスタンスによってプロは醸成されるものという側面を学べる点も含めて、一度しかない人生を自分らしく生きるための人生の指南書として常に側においておきたい一冊です。
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日本人のビジネス書は体系化がされておらず、読んだ後で、足りなさを感じることが多いが、本書は私自身の現実や思いによくマッチする内容であり、参考になる著作だった。
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