ろう者のトリセツ聴者のトリセツ の商品レビュー
当事者として読んでみたが、わざわざ借りなくてもいいかなと感じた。「聞こえる側にとってはショックを受けるけど、これはこうこういう文化なんです」などとつらつら書いてあるけど、キコエナイ側からしたら「はぁ…ソウデスネ」ボランティア精神から手話を学び始めたけどキコエナイ人たちの言い回しに...
当事者として読んでみたが、わざわざ借りなくてもいいかなと感じた。「聞こえる側にとってはショックを受けるけど、これはこうこういう文化なんです」などとつらつら書いてあるけど、キコエナイ側からしたら「はぁ…ソウデスネ」ボランティア精神から手話を学び始めたけどキコエナイ人たちの言い回しにショックを受けた、という人向けかな。
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これは興味深かったです。 「悪くない」が最高レベルの良い評価だなんて。。。 関西の元気が伝わってくる内容です。 ただ、手話覚えはじめの私としては、手話表現の併記も欲しかった。
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約90ページ。合間合間につまみ読みして、気がついたら読み終わっていました。各ポイントに「なるほど~」とうならされましたが、たぶんしばらくしたら忘れてしまうんだろうな私は……。時々読み直して、身につけていきたいと思います。
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30代後半にして、片耳難聴だったことがわかり、運よく手術で聴こえるようになりました。 初めて、人と話をするとはこんなに温かみのあるものだと知ったわけですが、同時に、過去、周囲から「きつい」 「表面的」と言われていたこと、私自身も人に対して「なんで嘘つきなんだ」「なんで怒るんだ」と...
30代後半にして、片耳難聴だったことがわかり、運よく手術で聴こえるようになりました。 初めて、人と話をするとはこんなに温かみのあるものだと知ったわけですが、同時に、過去、周囲から「きつい」 「表面的」と言われていたこと、私自身も人に対して「なんで嘘つきなんだ」「なんで怒るんだ」と、人間関係を切りまくっていたことの理由がみえてきて、心の整理が必要になってきました。 そこで出会ったのが、この本です。 ろう者のトリセツ=過去の私、聴者のトリセツ=現在の私、として読みました。 ろう者のことばづかいは、決して悪気があって言っているわけではないけど、ふつうの言葉としては、周囲を遠ざけるものかもしれないな、と思いました。私にとってはなんてことのない返事して、閉口していた友人の気持ちもわかりました。 ろう者の気持ちも聴者の気持ちもどちらもあるある、と共感できて、聴こえが悪いということは、どれだけ言語習得に障害をあたえ、さらにコミュニケーションも遠ざけるのだということもわかりました。 この本で出てくる「聴者」は、ろう者に歩み寄っている人たちばかりだと思います。 尊敬しました。ろう者にかかわっている以上、コミュニケーションの不成立は免れないでしょうが、言葉のズレがたくさんあるのだ、と知ることでお互いストレスは軽くなるでしょう。
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ろう者は「参加」(出席の意思50%)と「出席」(出席の意志100%)を厳密に使い分けているとか、手話で「黒っぽい」というのは「黒一面」のことなので、手話で「表紙が黒っぽいノートを持ってきて」と頼まれたとき、「ダークネイビー」や「濃い紺色」のノートを持って行ったのでは徒労になるとか...
ろう者は「参加」(出席の意思50%)と「出席」(出席の意志100%)を厳密に使い分けているとか、手話で「黒っぽい」というのは「黒一面」のことなので、手話で「表紙が黒っぽいノートを持ってきて」と頼まれたとき、「ダークネイビー」や「濃い紺色」のノートを持って行ったのでは徒労になるとか、へえええと思うことが目白押しです。 同じ国で使っている口語と手話だけど、手話通訳とは異言語だからこその呼称なのですね。日本手話は日本語によく似た別の言語と心得て、違いに注意しないといけないんだなと思いました。
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「トリセツ」とは、取扱説明書のことです。 この本は、ろう者と聴者の言葉のズレを解説した取扱い説明書なのです。 同じ言葉でも、ろう者と聴者では、とらえ方、受け止め方、使い方が違うんですね~。 そうそうそう!と思うところもあれば、へ~、そうなんだぁ!と初めて知ることもあり、ペー...
「トリセツ」とは、取扱説明書のことです。 この本は、ろう者と聴者の言葉のズレを解説した取扱い説明書なのです。 同じ言葉でも、ろう者と聴者では、とらえ方、受け止め方、使い方が違うんですね~。 そうそうそう!と思うところもあれば、へ~、そうなんだぁ!と初めて知ることもあり、ページ数も少なく、イラストも多いので、さらっと読めます。 手話を勉強している人、ろう者と接する機会が多い人は一度読んでみるといいかと思います。参考になります
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題名通り、取り説だった。しかし、それ以上のエピソードを期待していたので、少しがっかり。そう言う本、探しているのですが…。
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日本に住み、同じ人種、日本語を使う者同士 使っている言葉に対し、お互いが同じ解釈をしていると思ってしまうのも無理は無い。 この本では どんな言葉のズレがあるのか 関西手話カレッジの聴者と聾者間で実際に実験し、得られた事例を紹介&解説してくれる。 薄いので30分位で読み終えるだ...
日本に住み、同じ人種、日本語を使う者同士 使っている言葉に対し、お互いが同じ解釈をしていると思ってしまうのも無理は無い。 この本では どんな言葉のズレがあるのか 関西手話カレッジの聴者と聾者間で実際に実験し、得られた事例を紹介&解説してくれる。 薄いので30分位で読み終えるだろう。 ここで大事なのは どんな違いがあるのか暗記するのではなく、 文化や習慣の異なる人と接するときの心構えや 紡ぎ出された言葉だけで相手の気持ちを判断しない心のゆとりを持つこと である。 そのことを改めて教えてくれる一冊だった。
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ろう者が何気なく使う表現が、聴者にとっては違う意味になる場合がある事を分かりやすく教えてくれている。 絵が多く、手話初心者でもとっつき易い。
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手話講習会3年修了時に先生から紹介された本です。 手話の勉強、最初は日本語の単語を手話の形に置き換えることをおぼえるところから始まり、だんだん今まで知らなかった世界がどんどん見えるようになってきました。特にろう者の世界。 同じ日本語単語でも、意味の取り方が全く違うんだというこ...
手話講習会3年修了時に先生から紹介された本です。 手話の勉強、最初は日本語の単語を手話の形に置き換えることをおぼえるところから始まり、だんだん今まで知らなかった世界がどんどん見えるようになってきました。特にろう者の世界。 同じ日本語単語でも、意味の取り方が全く違うんだということが、簡潔にまとめられています。 本の厚さに比して高い、という印象もあるかと思いますが、内容はとても貴重なものなので、お勧めです。
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