かかしのじいさん の商品レビュー

深山さくら【文】,黒井健【絵】

2024/02/28

かかしじいさんと雀たちの掛け合いが微笑ましいです。かかしの務めとして雀を追っ払うけれど、生命は助けてやりたいという、じいさんの心意気に拍手！

2024/02/24

ちょっと捻くれてて口の悪いカカシのじいさんだけど、憎めない。
だからスズメたちも寄ってくるんだよね。
死んだじいちゃんがそうだったんだよなあ。
口が悪くて怖いけど、みんなに好かれてた。
同じことを他の人が言っても本当にただの文句とか悪口に聞こえちゃう。
私じいちゃんみたいになりたいんだ。
根っこに大きな愛を持ってる人に。
ねぇじいちゃん、聞こえてる？

2023/10/01

かかしのじいさん、スズメたちの米を食べるのを注意するだけでなく、優しさに溢れてます。優しいタッチの絵とも合っていて季節感もある絵本です。

2021/10/04

3歳3ヶ月

黒井健さんの絵が好きです。
お話も、あったかい気持ちになります。

最近、田んぼでかかしを見かけることもあるので図書館で借りました。

子どもはタンポポの綿毛が好きなので、綿毛が飛ぶシーンや、最後のお花いっぱいのページは「うわぁ！いっぱいやで‼︎ 1、2、3‥」と嬉しそうに数えます。

2021/06/19

突っ張り棒に、帽子を乗せて遊んでたので
かかしみたいだねと言ったら知らなかったので読みました。

かかしさん田んぼを守ってくれるんだね

2015/01/28

怒りがいのないすずめに腹だたしくも、かかしのおじいさんのすずめへの愛情が温かく感じます。
黒井健さんの絵はホッとします。

2013/06/10

かかしのじいさんの仕事は、スズメをおっぱらうこと。
でも、スズメたちはじいさんをちっともこわがらない。
じいさんの肩やら頭に乗って、話していく。
困った様子をみせるかかしのじいさんも、スズメが来ない日はちょっと寂しいのだ。
・・・秋になり、そろそろ稲穂が実る頃、スズメをつかまえるための「かすみあみ」がかけられることになり・・・

本来、スズメたちを怖がらせ、追い払うためのかかし。
敵同士のかかしとスズメが心通わせていく感動の絵本です。
なつかし田舎の風景が、とても美しい色で描かれています。
最後の黄色い花畑のシーンは、見ているだけであったかく、ちょっとせつない気持ちになりました。
額に入れて飾りたいページです。

2011/10/12

かかしのじいさんの仕事は、すずめを追っ払うことですが、すずめは、自由に空を飛び回り、じいさんは見上げるだけ。
すずめは、じいさんを慕ってやって来ます。
じいさんも、自分を慕ってくれるすずめが愛おしくなり、いつしかすずめを待つようになりました。
ある日、お百姓さんが「かかしじゃ、役に立たないから、明日かすみ網をかけるか」と言うのを聞いたじいさんは・・・。
優しい絵で、じいさんとすずめの毎日が描かれています。
変化していくかかしのじいさんの表情とすずめの可愛さに、何度も読み返してしまう絵本です。
かかしのじいさんとこすずめたちの会話も良かったです。

2011/11/30

やさしいお話。
田舎の田園風景が懐かしく思い出されます。
黒井健さんのあたたかみの深いイラストで、案山子のおじいさんと雀っこのやり取りが切なく優しく沁み込みます。
春から秋にかけてのお話だけど、夕焼けのオレンジ色が印象的で、秋向きかな。

2013/01/26

・かかしの表情がいい。
・いつもの黒井健さんの絵と違った雰囲気。
・すずめは稲の花を食べるのだろうか？
・稲刈りの季節に読んでみたい。
・黄色い花は秋だから「アキノノゲシ」だろうか。
・思いやりがテーマだと思うが、少し押し売りされている感じがする。