資源環境経済学のフロンティア の商品レビュー
経済成長の制約問題。 価格づけが可能で市場に組み込むことが可能な枯渇資源(環境コモディティ)の「古い希少性」から、生態系や大気といった値段のつけることができない・所有権を明示できない公共財(環境アメニティ)のような「新たな希少性」へ制約条件がシフトしている。 また世代内衡平という...
経済成長の制約問題。 価格づけが可能で市場に組み込むことが可能な枯渇資源(環境コモディティ)の「古い希少性」から、生態系や大気といった値段のつけることができない・所有権を明示できない公共財(環境アメニティ)のような「新たな希少性」へ制約条件がシフトしている。 また世代内衡平という観点から「資源争奪戦」という問題として「古い希少性」も再興している。 これらの現状を公共部門がどのように打破できるのか。 全14章にわたって資源環境経済学のフロンティアにいる論者たちが議論している。 COP10に向けて再読の必要ありだな。
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