ハッピー・リタイアメント の商品レビュー

浅田次郎【著】

2012/10/23

　「地下鉄にのって」から、読ませてもらってますが、この人は（浅田次郎）ほんとに大人だなって感じます。兎に角上手い！

2012/10/16

「キンピカ」と少しかぶる人物設定。二人のたたき上げの財務官僚と自衛官が中小企業振興に天下る。ここに元銀行員のハイミスが加わり、借金の取り立てを行う。途中までのべらんめい調のはぎれの良さが、最後には少しぼやけてしまう。そのままスカッとハッピーエンドで良いんじゃないのか。

2012/09/30

三分の一にできるのか否かドキドキドキドキ・・・なのに、まだ空港にいるよ？しだいに左手に持つページはどんどん薄くなってって、これ間に合うのかなページ足りるのかな心配になった。うん。な～んだ。そんなことは問題じゃない！ハッピーリタイアメント！

2012/09/16

天下り先に赴任した男女3人が起死回生の一発を狙う。
面白い。面白いが、自分はこういう展開になりたくないと正直思う。
やっぱり日ごろから鍛錬するしかないんだよねぇ。

2012/09/05

天下りの巣窟を舞台に元銀行員、財務省官僚、自衛隊員が繰り広げる物語。

プロローグはユニークで引き込まれるし、話も登場人物のキャラが活きてて単純におもしろいです。

中でも、ベンさんがおもしろいです。

結末がどっちでも取れるような…個人的には、どちらか明解なラストが好みなので、ちょっとモヤモヤが残ってマイナス。

物語なんだから、サクッとハッピーエンドでも良かったような…

2012/08/12

堕落する一方の天下り先に
とんでもないやつらがきたらどうなるのさ！？
というのを現実にした作品です。

こんなことをしたらまず最初に
抹消されそうな気がするのは
突っ込まないでおきましょう。

彼らは本当に
運に恵まれていたのでしょうね。
もしそうでなければあのようなでっかい
事実上の横領はできませんでしたし。

ちなみにエピローグに注目です。
よく読んでいれば
誰が関わっているかは一目瞭然。

2012/06/08

元財務省の樋口慎太郎と元自衛隊の大友勉は同じ日にJAMS（全国中小企業振興会）に再就職した。JAMSは高給のうえに仕事がないという典型的な役人たちの天下り天国。

これまでパッとしない人生を歩んできたふたりだが、秘書兼庶務係の立花葵の発案で始めた仕事では予想を越える活躍を見せる。JAMSを陰で支配者矢島の鼻を明かしてやろうと仕事に精を出す―。

日本の歪んだ社会の仕組みや、色々な人達の思惑が垣間見れるところなど面白かったけど、結末が期待はずれだった。

2012/05/22

リストラされても天下っちゃえるなら、、、
いいご身分で定年まで遊んで暮らせる!?

でも、元財務官僚と元自衛官の二人はそうはならなかった。

最後まで正義の味方ぶりを発揮するのかと思っていたら、そうでもなくて、、、
拍子抜けしてしまったけど、面白かった。

2012/04/13

残念。
結末が捻り過ぎと感じる。
文章から漂う香りはまぎれもない浅田次郎であるが、ストーリーとしてはいかがなものかと思う。
短編であれば許容できるが、長編の場合は許容できなかった。

2012/03/10

力強くまともに生きる人を描いた物語。
浅田作品のアウトローはまともだから読みやすい。

さて、一体どっちだったのかな？