宇宙で過ごした137日 の商品レビュー
2009年に発行された宇宙飛行士若田光一さんの、国際宇宙ステーションに取り付けられた宇宙施設「きぼう」での137日間の滞在記を軸に、記者らが書き下ろしたものがまとめられている。 一日一日の内容を淡々と記載されているが、その行間には、やるべき事が山ほどあるということが十分に嗅ぐわさ...
2009年に発行された宇宙飛行士若田光一さんの、国際宇宙ステーションに取り付けられた宇宙施設「きぼう」での137日間の滞在記を軸に、記者らが書き下ろしたものがまとめられている。 一日一日の内容を淡々と記載されているが、その行間には、やるべき事が山ほどあるということが十分に嗅ぐわされ、それは自身の生命だけでなく、今後の人類への研究の糧になるもののため、疎かに出来ないことが感じられる。 それにしてもいかに無重力ということが、身体だけでなく、機械にすらも影響が多くあり、実際故障し、修理を何度も行っていることからも、まだまだ分からないことだらけということを痛感させられるとともに、それでも進まなければ、やはり分からないままということなのであろう。 これほど素晴らしく、得難い体験をされて方なので、もう少し若田さんの宇宙での体験と、些細なことでも、地球とは異なるといった生々しい声が聴けるような体裁なら良かったとも思う。
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新聞広告で気になったので、本屋でパラ見。 宇宙から見たオーロラや富士山などの写真がすごい! やっぱり、宇宙飛行士ってかっこいい!
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特に興味を持ったのが以下3点。 ・「水再生システム」でおしっこを飲み水としてリサイクルする装置の開発。 ”なぜそんなことをしなければならないかというと、ISSでは空気も水も食料も、 生きるために必要なものはすべて地球から運んでこなければならないから” で、そのなかでも圧縮で...
特に興味を持ったのが以下3点。 ・「水再生システム」でおしっこを飲み水としてリサイクルする装置の開発。 ”なぜそんなことをしなければならないかというと、ISSでは空気も水も食料も、 生きるために必要なものはすべて地球から運んでこなければならないから” で、そのなかでも圧縮できない水というのは、宇宙に運ぶという視点で見た時、 「重い」と表現されていて印象に残った。 ・宇宙で日本実験棟「きぼう」での生物実験や物理(流体)実験の様子が紹介されていて おもしろかった。無重力・高真空・放射線の度合など地球とは大きく異なる環境下 で宇宙飛行士は実験者としてだけではなく、時には技術者、整備者(装置の故障や 異常時の対応)としても機能しなければいけない。 ・約4トンある「きぼう」の船外実験施設を、エンデバーで輸送した後、 宇宙空間のロボットアームを使ってISSに合体させる作業では、秒速1センチという 非常にゆっくりした動きで慎重に作業したのを読んでるだけで手に汗握る、感じで 緊張感がよく伝わった。
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(2013.12.21読了)(2013.12.07購入) 副題「僕の「きぼう」滞在記」 若田光一宇宙飛行士が、現在宇宙ステーションに滞在し、実験や設備のメンテナンスなどを行っています。 この機会にと思って、2009年の宇宙滞在記を読もうと借りてきました。 毛利さんや向井さんの頃は...
(2013.12.21読了)(2013.12.07購入) 副題「僕の「きぼう」滞在記」 若田光一宇宙飛行士が、現在宇宙ステーションに滞在し、実験や設備のメンテナンスなどを行っています。 この機会にと思って、2009年の宇宙滞在記を読もうと借りてきました。 毛利さんや向井さんの頃は、物珍しさもあって、本が出版されると購入して読んだりしていたのですが、日本人宇宙飛行士が、続々誕生しているうちに興味も薄れて関心をなくしていました。 この機会に、もう一度、興味を呼び戻していくつか読んでみようと思います。 この本は、若田さんからのときどきのメールと朝日新聞の記者たちのまとめた記事から構成されています。若田さんがいつどんな活動を行っていたかがわかるようになっています。とはいえ、概要でしかなく、詳細はわからないので、かなり食い足りない本になっています。ということで、あまりお勧めはできません。 宇宙ステーションに滞在する人が、常にいるようになった状況では、かなりの健康に関する改善が行われてきているようです。 微小重力の下での生活のため、筋力が衰えるのでそれを補うために筋力トレーニングの機械が設置され、毎日2時間のトレーニングが義務付けられている。骨粗鬆症の薬を飲んでいる。水の節約のため、尿のリサイクルシステムが導入されている。 精神衛生のために、定期的な家族との交信が認められている。 【目次】 序 若田さんを追いかけて 1章 宇宙での日々 全行動記録 2章 微小重力下での様々な実験 3章 有人宇宙開発のあゆみ 宇宙での長期滞在を終えて あとがき ●宇宙でサッカー(93頁) 子供たちから、「宇宙でサッカーはできますか?」といった質問をよく受けます。そこで私が無重力ではボールは蹴った方に延々飛んでいくことや、リフティングしようと思ってもボールが落ちてこないことを話すと目を輝かせてくれます。 ●放射線(177頁) 国際宇宙ステーションが回っている高度約400キロでは(中略)、宇宙飛行士が浴びる量は1日約1ミリシーベルトにもなる。これは地上のほぼ半年分に当たる。 若田さんが今回滞在した4ヵ月半は、正確にいうと137日間と15時間。計算上は137ミリシーベルトほどになるはずだった。だが、太陽活動が低調だったことが影響したのか、若田さんの被ばく量は90ミリシーベルトほどですんだ。生涯制限量の10分の1で、若田さんはまだまだ宇宙に滞在できる計算だ。 ●日本人宇宙飛行士(210頁) 1985年、毛利衛、向井千秋、土井隆雄、宇宙飛行士第1期生として選抜 1992年、毛利さん宇宙へ 1996年、若田さん宇宙へ 1997年、土井さん船外活動 2000年、2度目の飛行 2005年、野口聡一さん、船外活動 2008年、土井さん、星出彰彦さん「きぼう」の取り付け作業 2009年、若田さん、「きぼう」完成 著者 若田光一 1963年8月、埼玉県大宮市(現・さいたま市)生まれ。 1989年、九州大学大学院工学研究科応用力学専攻修士課程修了 日本航空入社。 1992年、旧・宇宙開発事業団(NASDA)の第2期宇宙飛行士候補に選ばれる。 1996年、スペースシャトル・エンデバー号に搭乗 2000年、スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗 2004年、九州大学大学院博士課程修了、工学博士 2009年3月から4ヵ月半、国際宇宙ステーションに長期滞在 ☆関連図書(既読) 「宇宙からの帰還」立花隆著、中央公論社、1983.01.20 「毛利衛 ふわっと宇宙へ」毛利衛著、朝日新聞社、1992.11.15 「宇宙実験レポートfrom U.S.A」毛利衛著、講談社、1992.11.25 「向井千秋・メダカと飛んだ15日」知野恵子著、読売新聞社、1994.09.09 「アポロ13号 奇跡の生還」ヘンリー・クーパーJr.著・立花隆訳、新潮文庫、1998.07.01 「月をめざした二人の科学者」的川泰宣著、中公新書、2000.12.20 「宇宙からの贈りもの」毛利衛著、NHK人間講座、2001.01.01 「宇宙の渚-上空400kmの世界-」NHK取材班、NHK出版、2012.04.20 (2013年12月21日・記) 内容紹介(amazon) 日本人初の長期滞在を果たした宇宙飛行士・若田光一さんの4カ月半にわたる宇宙での活動記録。宇宙から寄せられた本人メッセージや137日間の行動記録からは、日本実験棟「きぼう」完成に向け連日12時間超の激務やその合い間に地上との交信にほっと一息つく様子がわかる。無重力下での細胞培養実験、シリコン結晶の成長観察、おもしろ宇宙実験なども紹介。朝日新聞記者による解説も充実。
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宇宙でのお話が詳しく知りたくて、読みました。 日記的な書き方なので、少し物足りなかったな。 貴重な体験をされた方だから、もっと若田さんが感じたことを知りたかった。
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