一箱古本市の歩きかた の商品レビュー
一箱古本市とは何か。その名の通り、一箱に古本を詰めて売ることである。どう売るかというと店の軒先を貸してくれる「大家さん」と、そこで本を売る「店主さん」を募って、露店販売するというもの。これはなかなか面白そうだ。 本書では、その一箱古本市を企画し開催した著者の経験話や日本各地でそれ...
一箱古本市とは何か。その名の通り、一箱に古本を詰めて売ることである。どう売るかというと店の軒先を貸してくれる「大家さん」と、そこで本を売る「店主さん」を募って、露店販売するというもの。これはなかなか面白そうだ。 本書では、その一箱古本市を企画し開催した著者の経験話や日本各地でそれぞれにユニークな古本市を展開している様を紹介している。 前半の一箱古本市開催までのドキュメンタリー的展開はなかなかに面白かったが、後半の古本市紹介の辺りはちょっとあれだった。
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前からこの古本市のことは 知っていたんだけど 本好き(マニアではなく)には 危険な本でした(笑) 一箱古本市巡りや さらに本のイベントに行きたくなりました。
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2011 12/19パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 図書館で見かけて、「そういや最近、一箱古本市ってたまに聞くな・・・」と思い手に取った本。 ダンボール一箱分の古書を持ち寄ってアマチュアを中心に「本屋さんごっこ」を楽しむイベント、一箱古本市を紹介しつつ...
2011 12/19パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 図書館で見かけて、「そういや最近、一箱古本市ってたまに聞くな・・・」と思い手に取った本。 ダンボール一箱分の古書を持ち寄ってアマチュアを中心に「本屋さんごっこ」を楽しむイベント、一箱古本市を紹介しつつ、本と人の色々な関わり方の可能性を見せる本。 第一部では著者が発端になった不忍ブックストリートでの一箱古本市の経緯を、第二部では各地での一箱古本市はじめとするブックイベントを紹介し、第三部ではその背景としての読書と読者の変化についてエッセイ的に述べる。
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著者が関わった本に関するイベントを綴った本。段ボール箱一箱分の古本を、お店の軒先を借りて販売する「一箱古本市」などを通して、「本」との付き合い方や「本」を取り巻く環境を描いています。 まずは何より楽しそうですね。自分でもやってみたいと思わされました。一箱古本市を催す人々の思いは、...
著者が関わった本に関するイベントを綴った本。段ボール箱一箱分の古本を、お店の軒先を借りて販売する「一箱古本市」などを通して、「本」との付き合い方や「本」を取り巻く環境を描いています。 まずは何より楽しそうですね。自分でもやってみたいと思わされました。一箱古本市を催す人々の思いは、本で遊びたい、町おこしとして、出版業界を憂えて、などなど様々ですが、本が好きという気持ちは同じ。本にはただ単に売った買ったを超えた何かがあるんですね。 さて僕だったら一箱の中を、どう揃えますかねえ。
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[ 内容 ] 2005年、東京の谷中・根津・千駄木、通称「谷根千」と呼ばれるエリアで「不忍ブックストリートの一箱古本市」がスタートした。 「一箱古本市」とは、その地域の点在する店の軒先を借り、その前で一人が一箱の古本を販売するという、誰もが自由に参加できるイベントである。 一箱古...
[ 内容 ] 2005年、東京の谷中・根津・千駄木、通称「谷根千」と呼ばれるエリアで「不忍ブックストリートの一箱古本市」がスタートした。 「一箱古本市」とは、その地域の点在する店の軒先を借り、その前で一人が一箱の古本を販売するという、誰もが自由に参加できるイベントである。 一箱古本市を含む全国のブックイベントで、「本と遊ぶ」感性を持つ「能動的な読者」の現在を報告しながら、本との新しい付き合い方を考える。 [ 目次 ] 第1部 不忍ブックストリートができるまで(「この辺りで古本市ができたら、面白いね」;「ブックストリート」命名の裏に;「本」と関わりの深い地域 ほか) 第2部 日本全国「ブックイベント」ガイド(陽気な博多っ子たちの本の祭り―福岡;商店街に古本が溶け込んだ日―名古屋;杜の都を本で彩る― 仙台 ほか) 第3部 書とともに街に出よう(本は読まれなくなった?;読書ノートから;「こう読むべし」からの脱却 ほか) おわりに 「ミスター一箱古本市」と呼ばれて [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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本というモノで色々な人・コト・場所etcがリンクしていけることって嬉しい。本なんて読みたい人だけ読んでりゃいいじゃん?ってスタンスから脱却したくなった、少しだけ。
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一箱というスペースはその店主の読書や経験、生活が反映されたいわば宇宙である。その宇宙の前で立ち止まる人たちは本を読み、買い、そして本を遊ぶという感性を持っていると思う。 中央線沿線、西荻、荻窪、高円寺、吉祥寺ってのは古本のメッカなんだ。
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各地で行われているブックフェスの先駆けとも言える不忍ブックストリートの主催者、南陀楼綾繁さんの著書。 アナログなんだけれど、どこか新しい(?)本を介した新しいコミュニケーションのあり方を見た気がしました。 本って、読むだけで完結しがちなんですよね。 でもこういうイベントを通して、...
各地で行われているブックフェスの先駆けとも言える不忍ブックストリートの主催者、南陀楼綾繁さんの著書。 アナログなんだけれど、どこか新しい(?)本を介した新しいコミュニケーションのあり方を見た気がしました。 本って、読むだけで完結しがちなんですよね。 でもこういうイベントを通して、本が好きな人と本の話が出来る、うん、楽しいなあ。 実際に名古屋のBOOKMARK NAGOYAの事例なども挙げられていて、いつも通っているお店の名前が載っているのは不思議な気分になります。 各地の勢いのある本屋さんの名を知るのにも便利でした。 実は名古屋の一箱古本市に参加するので、なんとなく…読んでみたのがきっかけだったのですが、とっても面白かったです。 本旅行するぞ!
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本にまつわるイベントあれこれ。こういうの、個人的に面白いと思うし近くでやってたら行くと思うんだけど。いかんせん出版業界全体にどのくらい変革をもたらすかというところが疑問。有志に任せてちゃいかんよね― 業界全体でとりくまないと。
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参考URL:○「BOOKMARK NAGOYA 2010」 http://www.bookmark-ngy.com/ (山崎 崇)
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