マンションデベロッパーの仕事の流儀 の商品レビュー

高橋文雄【著】

2014/09/08

マンションデベロッパーの入門書。デベロッパーの仕事は他業界に比べて中の人が書いた本が少なく、仕事を覚える上では実際の仕事を通して先輩に聞くことが多いがこの本は参考になると思う。

マンションの粗利は20%を目指す。
設計、販売、広宣費はそれぞれ売上の3%程度の水準で、事業利益は10%を目安とする。
工事期間は基礎工事に3ヶ月、各階ごとに1ヶ月が目安。

2014/03/22

マンデベで長年のキャリアを積んだ著者が、「マンション事業の全体像が理解できて、仕事に対する心構えみたいなものをテーマにした」本。

マンション事業の実務の流れに沿って、ステークホルダーとの関係にも目を配りながら、簡潔に全体像を紹介している。
どのくらいの採算で事業を考えているか？といった具体的な話も盛り込まれていて、参考になる。

一方で用地買収までの流れに比べ、商品企画～販売、アフターのあたりはさらにあっさり紹介されている、といった全体バランスの偏りと、ページの半分を占める図解がほぼ意味がない（＝本の半分は中身がない）といった問題はあるものの、
まえがきで著者が指摘している通り、マンション事業全体の流れを紹介した類書がない中では、入門に貴重な一冊ではある。

2012/05/01

仕入れについて詳しく書いてある珍しい本。
現場の経験が詳しく書いてあり、品切れになる前に買っておくべき本。

2011/10/28

マンションデベロッパーの仕事内容が事細かに書かれている本。まさに、現場のノウハウ。この一冊読めば、デベロッパーがどんなことをしているか理解できる。
他職種の仕事ぶりを勉強することは必ず、何かの役に立つはず。

2011/01/05

不動産関連事業者にとってもデベロッパーはブラックボックス的な要素が多い事業体だと思う。筆者の様に実際に中にいた人間のスタンスを知れる意味で要所、要所が箇条書きされていて大枠を掴むことができる。デベロッパーにいる人間、これから入社する人間以外にも不動産業界にいる人間全てに読んでほしい。