その言い方が人を怒らせる の商品レビュー
語用論の参考書?として読みました。 「日本人は~」とか「日本語は~」とかの表現が多いですが、 あまり海外との比較・対照がないように感じました。 内容はわかりやすかったです。 ただ、個人的には、もっと専門的でもいいかなぁと思います。
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前半には 身近に見られる引っかかりを感じる言葉遣いを例にあげながら、どの様に意思疎通の失敗が起こるのかを解説。 後半は筆者の専門領域である語用論に踏み込み、前半の様な誤解が起こる仕組みを、ロゴスとパトス、「空気を読む」などと言われる話者や場の了解事項などの枠組みで捉え直し、どう...
前半には 身近に見られる引っかかりを感じる言葉遣いを例にあげながら、どの様に意思疎通の失敗が起こるのかを解説。 後半は筆者の専門領域である語用論に踏み込み、前半の様な誤解が起こる仕組みを、ロゴスとパトス、「空気を読む」などと言われる話者や場の了解事項などの枠組みで捉え直し、どうやって気持ちを害さず言いたいことを的確に伝えられるのかを検討している。 敬語の誤用に対する筆者の立場は非常に大らかで、巷の言語系クイズ番組にも批判的。 ちょっとした言葉のアヤで関係がこじれがちな仕事に携わる者として、誤解や不快感をできる限り回避しようとする、言葉の危機管理の方策は参考になった。
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「え~~~ほんとにこの日本語間違っているの?」「ちょっと不自然、ちょっと変」知らないうちに使ってる。感覚的に変だというのではない。言語学的見地からの解説
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09/12/19読了。 面白い。言葉というものが変化の最中にあることを踏まえた上で、この表現は正しい、正しくないの議論を超えて、状況を踏まえて対応することの大事さを説く。 若い時代にこのような書に出会っていれば、日本語学の研究者として生きてきたかもしれない、と思う。 10/01/...
09/12/19読了。 面白い。言葉というものが変化の最中にあることを踏まえた上で、この表現は正しい、正しくないの議論を超えて、状況を踏まえて対応することの大事さを説く。 若い時代にこのような書に出会っていれば、日本語学の研究者として生きてきたかもしれない、と思う。 10/01/10本日本屋さんで買いそうになった…(;一_一)。 購入済みであること、読了したことを忘れ、上記のようなことを書いたことも忘れてしまっていた。 若年性dimentia??
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おもしろかった。話がダラダラ続いてしまう日本語の特徴、続けないと不安になってしまうという隠れた心理を、「文を閉じられない病」と名付けたのは秀逸。
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