商人龍馬 の商品レビュー
(「BOOK」データベースより) 「経済立国」をめざした龍馬。その「起業家精神」が日本を変えた!―大転換の時代を見抜き、開国日本の前途を構想。海外交易で雄飛することを志した悲壮の風雲児。今ふたたび脚光を浴びる謎多き英傑の、真の正体に迫った傑作小説。
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坂本龍馬が生い立ちからくる“商人”の視点で生きた一生を描いた作品です。 生まれながらにして豪快なイメージの強い龍馬ですが、本作では実家や才谷屋、義理の母の縁戚から商人の考えを身につけ、ジョン万次郎、河田小龍などから異国の風を感じ取り、江戸へ出てきて勝海舟などと関わってゆく中で、...
坂本龍馬が生い立ちからくる“商人”の視点で生きた一生を描いた作品です。 生まれながらにして豪快なイメージの強い龍馬ですが、本作では実家や才谷屋、義理の母の縁戚から商人の考えを身につけ、ジョン万次郎、河田小龍などから異国の風を感じ取り、江戸へ出てきて勝海舟などと関わってゆく中で、ゆっくりと己の考えを育ててゆく龍馬に会えます。 歴史の裏でせっせと動いている間にも、物事を手配していくのは商人的思考から。 まさしく普通の青年が龍馬になっていくと言える内容でした。
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龍馬が大海をまたにかけて貿易をしたいと考えていたと言うのは 有名な話です。 彼の短い生涯の中で、いろんなことを成し遂げたと思います。 土佐の下士の一人として生を享けるも、身分制度に縛られて 生きたくないという気持ちを持ち続け、普通の人には踏み切れない 脱藩という暴挙にも出たんです...
龍馬が大海をまたにかけて貿易をしたいと考えていたと言うのは 有名な話です。 彼の短い生涯の中で、いろんなことを成し遂げたと思います。 土佐の下士の一人として生を享けるも、身分制度に縛られて 生きたくないという気持ちを持ち続け、普通の人には踏み切れない 脱藩という暴挙にも出たんですね。 とは言え、二度も脱藩の罪を許されるという役得もあり、 運勢的にも恵まれていた人なんでしょうね。 とはいえ、運だけで片付けられない結果を残されているは 素晴らしい人。 自分の視野に入る、理解出来る範囲でビジネスを考えても こじんまりしたものにしかならない、大きく成長はしないと 思います。自由な発想が必要とはわかりながらも難しい。 アウトプットはインプットの量に比例する気がしますね。 インプットを増やすように頑張ってみよう。
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