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ジュリー&ジュリア の商品レビュー

3.1

9件のお客様レビュー

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2011/06/18

最近は日本でもブログをきっかけに本を出す人も多いけれど、これは、とあるプロジェクトと、それを綴ったブログがきっかけで、文字通り人生を一変させた女性の物語。あるいは、数多くのアメリカ人主婦の人生を一変させた名著「フランス料理の達人」で人生を変えた、さらにもう一人の(yet anot...

最近は日本でもブログをきっかけに本を出す人も多いけれど、これは、とあるプロジェクトと、それを綴ったブログがきっかけで、文字通り人生を一変させた女性の物語。あるいは、数多くのアメリカ人主婦の人生を一変させた名著「フランス料理の達人」で人生を変えた、さらにもう一人の(yet another)女性の物語。半ば自暴自棄で人生の意義を見失なっていた著者が、一冊の料理本のレシピを制覇するという目標を持ち、それを達成することに、達成するまでの過程に、そして料理そのものに「喜び」(著者は盛大に照れながらも、ついに最後にはこの言葉を使う)を感じるようになるまでが描かれる。 前半は著者の(ニューヨークらしいと言えばニューヨークらしいが、いかにも狙った感じの)放埒さが鼻についたが、しかし、プロジェクトに対する彼女の真摯な姿勢に徐々に引き込まれた。もっとたくさんの料理が登場すれば、もっと素晴しい本になったのに、と思わないこともないが、それはブログの方を読んでくれ、ということだろうか。Meryl Streep がジュリア・チャイルドを演じたという映画の方も見てみたい。

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2010/06/21

映画とは少し違う印象。 読みやすくはなかったけど、なにやら楽しく読めた。 料理は決しておいしそうには感じられなかったけど。

Posted byブクログ

2012/03/26

映画がとっても面白かったので、読んでみた。 映画はジュリアとジュリー目線の話が、それぞれ半分ずつで構成されていたけど、この本は作者であるジュリー目線のみの話。 ジュリアはアメリカでは有名な国民派の料理家だったみたいだけど、日本ではあまり知られてない(のかな?)。 少なくとも映画を...

映画がとっても面白かったので、読んでみた。 映画はジュリアとジュリー目線の話が、それぞれ半分ずつで構成されていたけど、この本は作者であるジュリー目線のみの話。 ジュリアはアメリカでは有名な国民派の料理家だったみたいだけど、日本ではあまり知られてない(のかな?)。 少なくとも映画を観るまで名前も聞いたことなかった自分にとっては、映画→本の順で触れてなければ、彼女のブログを堪能していたアメリカの人々と同じようには楽しめなかっただろうと思う。 最初は聞いたことのない食材や料理の名前の連続、そして翻訳作品によくある自然な文章ではない記述に辟易し、映画のようにはのめりこめなかった。 けれども読み進めていくうちに、料理のことだけではなく結婚生活や仕事のことなど日常生活の中で私と同じように悩み、奮闘している様子も触れることが出来、そこからは一気に読み終えてしまった。 等身大のジュリーに励まされる。料理一切ダメな自分が524のフランス料理のレシピを制覇するというジュリーと同じプロジェクトを遂行することは絶対無理だけど(苦笑)、何かに夢中になって挑戦したくなった!

Posted byブクログ

2010/01/25

料理好きというだけで手に取ったんだけど、料理だけじゃなくてaround30の女性の、とってもリアルな心情が書かれていて、今の私にはものすごくfit。ジュリアの焦りも苦しみも手に取るように分かってしまいました。 私も絶対今を抜けきってみせる、そんなパワーをもらえる等身大のストーリー...

料理好きというだけで手に取ったんだけど、料理だけじゃなくてaround30の女性の、とってもリアルな心情が書かれていて、今の私にはものすごくfit。ジュリアの焦りも苦しみも手に取るように分かってしまいました。 私も絶対今を抜けきってみせる、そんなパワーをもらえる等身大のストーリー。 でも訳のせい?かなり読みにくいので★3つ。

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2010/01/08

本読んでないけど、飛行機の中で、映画版を見たので、その感想。 すごく元気をもらえた。 何かしたい、回りと比べて自分が劣って見える。 自分に自信が持てない・・・。 すごく自分自身を重なる気がした。がんばってる姿が、途中で投げ出したくなる姿が、すごーく共感できた。これは、本当に女...

本読んでないけど、飛行機の中で、映画版を見たので、その感想。 すごく元気をもらえた。 何かしたい、回りと比べて自分が劣って見える。 自分に自信が持てない・・・。 すごく自分自身を重なる気がした。がんばってる姿が、途中で投げ出したくなる姿が、すごーく共感できた。これは、本当に女の子向けの映画だ(笑)  どんなに小さなことでも、自分がやり遂げたって自信を持てるって、素晴らしいなぁって思った。元気をもらえた。落ち込んだ時には、見返したい映画。 個人的には、最後にジュリーがジュリアに嫌われたかもしれないっていう場面の後に、立ち直るところが釈然としなかった。どうして、あそこで会いに行かなかった?人からの伝言を聞いたまま、確かめなかったことが心残り。私だったら、あのままハッピーエンドになることはできないから。絶対にどこかでひっかかり続けてしまう。

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2010/01/12

2010.1 料理意欲がもりもりわきました。 見たことも食べたこともないレシピがでてきますが、 一緒に作って失敗したような気分。

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2010/01/08

30才を前に悩めるジュリーの癇癪を受け止めるご主人に同情申し上げる。彼女の喜怒哀楽に振り回されることに喜びすら感じていそうな彼の存在があるからこそ 彼女は正常な日常がおくれるのだと思う。私のパートナーがこんな癇癪持ちだったら速攻逃げる。お料理とジュリーの人生の変革期の話のようだが...

30才を前に悩めるジュリーの癇癪を受け止めるご主人に同情申し上げる。彼女の喜怒哀楽に振り回されることに喜びすら感じていそうな彼の存在があるからこそ 彼女は正常な日常がおくれるのだと思う。私のパートナーがこんな癇癪持ちだったら速攻逃げる。お料理とジュリーの人生の変革期の話のようだが 読み終えた時には疲労感が残った。映画は観ない。

Posted byブクログ

2011/09/18

いやいや、ものすごーーーくおもしろかったーー! ものすごーーーく好みーー!ニューヨークでつまらない事務仕事をしている29歳のジュリーが、60年代の料理家ジュリア・チャイルドの料理本に載ってるすべてのフランス料理をつくってブログで発表するという話なんだけど、著者と笑いのツボが同じか...

いやいや、ものすごーーーくおもしろかったーー! ものすごーーーく好みーー!ニューヨークでつまらない事務仕事をしている29歳のジュリーが、60年代の料理家ジュリア・チャイルドの料理本に載ってるすべてのフランス料理をつくってブログで発表するという話なんだけど、著者と笑いのツボが同じかと思うほど笑え、主人公が他人とは思えないほど共感した。骨髄だの臓物だの「ロブスターの腸と緑のもの」だの、フランス料理が気色悪いものにしか思えなくなるけれど。「薄切りの肉はぬれたベージュの足載せ台」ってなんだ(笑)。失敗するたびにヒステリーの発作やパニックを起こし、わめきながらモノを投げながら泣きながら料理を続けるジュリー。こっちまでヒステリーを起こして泣いて、結果すっきりしたみたいな気分になれるような。そんなジュリーに愛想をつかさず、黙って耐え、さらには手伝ってくれる奇特な夫エリオットも、一緒に料理を食べてくれる友人たちも、ブログを読んでコメントくれる人たちも、みんなすばらしい。なんだか、つまらない現実が、困難の多い人生が、楽しくなってくるような、希望に満ちてくるような。……好きすぎてまったくまともに感想が書けません……。

Posted byブクログ

2009/11/17

原作のせいなのか訳語のせいなのかは不明ですが、ものすごく読みにくかった、、、。映像化された作品がいかに素晴らしくても原作には叶わない!と思っている私ですが、この作品は映像の方が、良いかもしれない。日本ではジュリア・チャイルドが知られてない、というハンデはあるし、もとは単なる素人さ...

原作のせいなのか訳語のせいなのかは不明ですが、ものすごく読みにくかった、、、。映像化された作品がいかに素晴らしくても原作には叶わない!と思っている私ですが、この作品は映像の方が、良いかもしれない。日本ではジュリア・チャイルドが知られてない、というハンデはあるし、もとは単なる素人さんのブログだったことを差し引いても、まったく残念。1年間で500以上のレシピを作ろうという決心が面白そう!という勝手な期待が大きかった反動ももちろんあると思います。

Posted byブクログ