散歩もの(文庫版) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あとがき、うらばなしを読んで、漫画の絵を見返してみると確かにしっかり描かれていて、感動しました。 字を読む事に夢中で、気づかなかったです。 面白かったです。 イギリスの図書館にあった本で借りて読みました。 — テレビや雑誌で見た場所へ出かけていく散歩は散歩ではない 理想的なのは「のんきな迷子」 好きな人の日常生活の隙間が欲しいというのが、つまりその人と結婚したいということではないか。 瀕死の老作家が「体のどこも痛くなくて、二人で近所を歩ければそれでなにもいらない」というのは、あらゆるものをそぎ落とした最後の散歩なのかもしれません
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「孤独のグルメ」のコンビで散歩もの。 絵がいいのは間違いないが、言葉もまたいい。 独り言の分量半端なくて面白い。
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友人セレクトで貸してもらった。 私は散歩が得意ではない。 出かけたとたん無意識に「あとどのくらいで帰れるのだろう」なんて考えている。 こんな風に散歩を楽しめたら…もう少し人生が豊かだったかもしれない。
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孤独のグルメのコンビによる作品。ちょっとした隙間時間に立ち寄った知らない街。魅力的な店など新たな発見の喜び。ちょっとした偶然、セレンディピティを描いたマンガ。
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まぁまぁですかね…やはり散歩が主題とあって少々退屈を覚えますが、これが良いのかな…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー なんかあとがきで二人で散歩するために人は結婚するのかもしれない…みたいなことを述べられていて素敵だなぁ…(´∀`)…と思いましたねぇ…フフ…社畜死ね!! ...
まぁまぁですかね…やはり散歩が主題とあって少々退屈を覚えますが、これが良いのかな…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー なんかあとがきで二人で散歩するために人は結婚するのかもしれない…みたいなことを述べられていて素敵だなぁ…(´∀`)…と思いましたねぇ…フフ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、この主人公は結婚してはいますけれども、夫婦揃って散歩する、なんてシーンは無かったように思え…あっ、あったか! まあ、ネタバレにもなりますからこの辺で止めておきますか…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 僕は毎日決まったコースを歩くウォーキングというものを趣味にしているので、この主人公のように街歩き、とでもいうのか、変わった店があるなぁ…とかそんな感慨を覚えながらの散歩、はしたことがないので、この作品を読んだことをきっかけにそうした散歩をしてみるのもいいかもしれないなぁ…などと思ったのでありました…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー
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飯を食わない(でもたまに何か食うけど)孤独のグルメ。飯という焦点が無い分、主人公の人間関係や過去にまつわるあれこれなども描かれていて、そこが評価の分かれるところかもしれない。
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文庫版ではマンガは苦しいということを実感した。目が老化するのは、もうどうしようもないのか。 え?マンガはどうかって?それは、谷口ジローさんですから。小説のテイストですね。
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名作「孤独のグルメ」の番外編とも言うべき作品。 おそらく孤独のグルメほど共感を得られない人も多いかもしれない。 孤独のグルメは「腹を満たす幸せ」について書かれているが、「散歩もの」は人生哲学なのである。 日々繰り返される日常の中に生じた隙間を埋めるものとして散歩が描かれているの...
名作「孤独のグルメ」の番外編とも言うべき作品。 おそらく孤独のグルメほど共感を得られない人も多いかもしれない。 孤独のグルメは「腹を満たす幸せ」について書かれているが、「散歩もの」は人生哲学なのである。 日々繰り返される日常の中に生じた隙間を埋めるものとして散歩が描かれているのである。 故にその散歩哲学は市井に生きる人々から見れば少々先鋭的すぎるものになってしまう。(冷静に見れば主人公はただの変わり者だ) だが魂の漂泊を埋めるものとして散歩を見れば、その風景は変わってくる。 放哉や山頭火、西行のように漂泊することが出来ない我々にとって、散歩は日常を逸脱するささやかな抵抗の現れなのだ。 金子兜太風にいえば主人公・上野原譲二は定住漂泊を体現しているといえるのだろう。 連載回数が少ないせいで後書き、解題が本の三分の一も占めるがそれはご愛嬌。 大人の「孤独の」散歩をじっくりと味わえる一冊。
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散歩者と散歩物が掛かっている、 孤独のグルメコンビの作。 通販生活の中の連載だったそうです。 そのため、毎回物を買うシーンがでてくるそう。 今思い出しても、7話中3つしか思い出せないけど。 原作者の久住さんが写真を撮り、谷口ジローさんが 描く。歩いても何もネタがない場合もある。...
散歩者と散歩物が掛かっている、 孤独のグルメコンビの作。 通販生活の中の連載だったそうです。 そのため、毎回物を買うシーンがでてくるそう。 今思い出しても、7話中3つしか思い出せないけど。 原作者の久住さんが写真を撮り、谷口ジローさんが 描く。歩いても何もネタがない場合もある。 それでも、 「そもそも散歩は身近で優雅な無駄足である。」 あえてネットで下調べなどせず、未知の世界に飛び込む。この本も自分が旅先でふらっと訪れた際にたまたま出会って読んだので、すんごく共感した。 「
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この作・画コンビは癖になる。「孤独のグルメ」のようなストーリー展開であるものの、文房具メーカーの営業部長が『散歩』している中での発見という設定。あとがきを読めば「通販生活」連載ということで執筆された由。そんな制約があっての物語ということを思うと、また趣き深い。
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