赤いカンナではじまる の商品レビュー
書店員、出版社営業マン、編集者… 本に関わる人達の連作短編です。 連作中よく出てくる営業マンが主人公っぽいかなぁ ぐらいの連作。 表題作も良かったけど、「美しい丘」が好き。 どの話も昔の恋愛を絡めた話で、苦い思い出とともに振り返りしっとり淡々としてます。 けど嫌いじゃない… こ...
書店員、出版社営業マン、編集者… 本に関わる人達の連作短編です。 連作中よく出てくる営業マンが主人公っぽいかなぁ ぐらいの連作。 表題作も良かったけど、「美しい丘」が好き。 どの話も昔の恋愛を絡めた話で、苦い思い出とともに振り返りしっとり淡々としてます。 けど嫌いじゃない… こんな話は結構好きだわ(〃ω〃)
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「赤いカンナではじまる」 担当する棚にこだわる訳。 嘘か本当なのか結末を知るのは当人たちだけだが、とても大切な何かがあったのは確かなのだろうな。 「風を切るボールの音」 同窓会にやってきたのは。 本当にやる気だったのかなんて分からないが、二人で話したい時間が少しでも欲しかったの...
「赤いカンナではじまる」 担当する棚にこだわる訳。 嘘か本当なのか結末を知るのは当人たちだけだが、とても大切な何かがあったのは確かなのだろうな。 「風を切るボールの音」 同窓会にやってきたのは。 本当にやる気だったのかなんて分からないが、二人で話したい時間が少しでも欲しかったのだろうな。 「美しい丘」 再会は新たな道への一歩。 二人が共有していた時間は短いかもしれないが、未確定な未来を思うと始まりなのかもしれないよな。 「いちばん最初に好きになった花」 忌み嫌われている一輪は。 何故そのようになってしまったのか、どんな事であれ迷信などを詳しく掻集めた一冊も楽しそうだな。 「最後の夏休み」 目標は思いっ切った数に。 何のためになるのかと問われたら答えに困るが、それを達成させた根気などは認められてもいいだろ。
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本好きにはたまらない本。 「どういう意味よ、それ?」 「意味なんてないさ」 そのときは意味なくても、 なにが起きるかわからないよね。
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書店員、書籍営業マン、雑誌編集者など書籍に関わる人たちが登場するはらだみずき氏の連絡短編集「赤いカンナではじまる」を読了。若かりし頃の恋やすこしばかり想いが通じた関係など重くなく淡い思い出となった恋愛をスパイスにした短編が5編収められている。著者はサッカー青春小説「サッカーボーイ...
書店員、書籍営業マン、雑誌編集者など書籍に関わる人たちが登場するはらだみずき氏の連絡短編集「赤いカンナではじまる」を読了。若かりし頃の恋やすこしばかり想いが通じた関係など重くなく淡い思い出となった恋愛をスパイスにした短編が5編収められている。著者はサッカー青春小説「サッカーボーイズ」で有名になった作家らしいが残念ながら僕は読んでいない。この作品では、登場人物は既に大人にはなっている彼達が若かりし頃の恋にまつわるエピソードをベースにお話が上手に作り上げられているが、それには著者の若い男女のやわらかな心の動きに対しての洞察の深さが役立っているように思われた。そんなちょっと甘酸っぱい青春小説を読むBGMに選んだのはStingの"Nothing like the sun" . 好きなアルバムだ。
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恋心を軸にした話が目立つ短編集。少しずつ登場人物が重なっていて、主に本に関わる仕事に繋がる、綺麗な作品。全体に、しっかり青春してきちんと社会人やってて、という主人公で、じぶんにはその大人振りに共感が難しかった。きっと作者は、ちゃんとした既婚者に違いない。
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「サッカーボーイズ」のシリーズで有名な作家さんの連作短編集。出版社の営業マンを主人公にした短篇集。トンデモナイ事件は起きないけど、心を暖かくしてこれる作品が揃っている。 これは角川文庫に入るときにタイトルが、「最近、空を見上げていない」に変更になっています。
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なにかおこりそうでおこらない物語。 そこがいいような、で?と言いたくなるようなつまらさなさもあるような。 筆者の他の作品も読んでみたいです。
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短編集。 出版社、書店、サッカー…といった著者得意の舞台設定に日常の中のとあるシーンをクローズアップした短編の数々。 ふっと心が落ち着くストーリー。
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著者のサッカー小説を読んだ事があるので、他の本もと思い読んでみたが、若干作為的な部分が鼻につきました。それでも美しい丘は好みではありました。
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ごめんなさい、最初原田マハさんと間違って借りてしまった・・・なんかタイトルがマハさんぽくて。結論から言うと初読の作家さんだけど、今後に期待して星4つ。文章はとっても読みやすいし、キャラクターのつくりも好き。出版界、本業界が覗けて面白かったし、表題作に出てくる「女性が書店員になった...
ごめんなさい、最初原田マハさんと間違って借りてしまった・・・なんかタイトルがマハさんぽくて。結論から言うと初読の作家さんだけど、今後に期待して星4つ。文章はとっても読みやすいし、キャラクターのつくりも好き。出版界、本業界が覗けて面白かったし、表題作に出てくる「女性が書店員になった理由」とかのくだりはとっても好き。「あなたが本に関わるようになったきっかけは難ですか」と暗に問われ、自分にとっての本とは、と考えさせられるような作品でした。さくちゃん、っていい名前だな。
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