赤いカンナではじまる の商品レビュー
表題作「赤いカンナではじまる」も良かったですが 「美しい丘」は朴訥とした青年の想いが静かに描かれていて心に残りました。全作、良かったです。
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この方は初めて読んだのですが、おもしろかったです 読みやすい こういうつながってるけど、そのことにそんなに意味がないような短編集、最近よくある気がするのですがなぜでしょう?
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書き下ろしによる5編の読み切り連作短編を収録。いずれも、『本』に係わる人たち(書店員、編集者、出版社の営業など)が主人公となっているのが特徴的だ。初めの一編は、表題作となった「赤いカンナではじまる」で、文芸コーナーを担当する書店員を中心に据えた物語。唐突なタイトルだが、読み進める...
書き下ろしによる5編の読み切り連作短編を収録。いずれも、『本』に係わる人たち(書店員、編集者、出版社の営業など)が主人公となっているのが特徴的だ。初めの一編は、表題作となった「赤いカンナではじまる」で、文芸コーナーを担当する書店員を中心に据えた物語。唐突なタイトルだが、読み進めるうちに「なるほどなあ」と納得する仕掛け。そういう意味では、かなり謎解きめいたストーリー展開だ。なかなかの意欲作で、もう少し登場人物が垢ぬけた感じならば、洒落た都会的なストーリーになるのだけれど、それはそれでなかなかの佳作。脇役で登場する出版社の営業マン・作本が、のちのち他の作品の主人公となっていくのも興味深い。
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この題名にビビッときたので、早速読んでみると、私的には大当たり!!書店員や出版社の営業さんのささやかな、だけど心に残る出来事の記憶。こんな毎日だっていいじゃないか。
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本に携わる人たちのドラマを描いた連作短編集です。描かれるものが、初恋、将来の夢、青春、友情、再会などありがちなものばかりなのですが、ちょっとノスタルジックで瑞々しいストーリーがとても良かったです。
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