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男おひとりさま道 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2011/11/07

おひとりさまの男性版。 でも、女性も十分役立つ。 ユル友を持つこと、金持ちより人持ちになることーつくづく納得した。 日本の介護制度の問題点も改めて考えた。 在宅ターミナルで働きたいなあ。

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2011/09/30

男の多くはビジネスというパワーゲームにあけくれていて、気がつくと老後可哀想になっている、というのが著者の基本的なオッサン論です。 もちろん全オッサンがそうというわけでなくて、人生の下り坂を意識して、おひとりさまへの助走をつけている、幸せなおひとりさま道を歩んでいるオッサンにも触れ...

男の多くはビジネスというパワーゲームにあけくれていて、気がつくと老後可哀想になっている、というのが著者の基本的なオッサン論です。 もちろん全オッサンがそうというわけでなくて、人生の下り坂を意識して、おひとりさまへの助走をつけている、幸せなおひとりさま道を歩んでいるオッサンにも触れています。そして、そういう人は出世していないし、仕事もバリバリはやっていないと。たしかにそうかも。しかし出てくる男性像のステレオタイプっぷりがすごい。いくら例とはいえ、そこまで単純ではないのでは。著者は兎に角、男のダメっぷりをほくそ笑みたいのでしょう。

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2011/08/20

「おひとりさまの老後」の続編ともいうべき一冊。オトコはどうしたらいいか、が話の中心だが、オンナが読んでもためになる。まだ老後は先なので親に読ませたい。

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2011/04/23

「おひとりさま」という流行語の本家本元、上野さんの「男」バージョンおひとりさま道です。 上野さんは女性であるので、どれだけ分析できるかという興味もあって手に取ったのですが、 やはり社会学の達人、いろいろな書物からの参照のみならず、いくつかのインタビュー等による分析は流石です。 未...

「おひとりさま」という流行語の本家本元、上野さんの「男」バージョンおひとりさま道です。 上野さんは女性であるので、どれだけ分析できるかという興味もあって手に取ったのですが、 やはり社会学の達人、いろいろな書物からの参照のみならず、いくつかのインタビュー等による分析は流石です。 未婚率も年々上昇しているし、男のほうが頭数も多いし、熟年離婚によるおひとりさまも増えている状況で、男おひとりさまも笑えない状況です。会社時代の栄光とか上下関係とか、そういうのは一切通じない(逆にそれらを楯に話すと村八分にあう)世代の仲間に入っていくには、40代・50代のうちから「人持ち」になることが一番重要とのこと。お金はあぶく銭、死んではあの世にも持って行けませんし。遠くの身内より近所の友人が大事、それもある程度の距離をおいての接し方が重要。ベタベタくっつかず、けれど大事なときにお互いが助け合える距離感ですばらしいですね。 世の中のオジサン諸君に一読をオススメです。

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2012/11/22

著者もお認めのように「オトコのことはわからない」女には。 それでも、参考になると思うヒトもいるでしょうから・・・無駄にはならないのでしょう。 女縁の応用は効かない。オトコのことはまるでわかっておられない。 介護についても、レスパイトが書かれていれば平等性は保てたと思う。

Posted byブクログ

2010/11/22

この人の本読んだことないなーって思って借りてみました。 うん、読みやすかった。そしておもしろかった。 うちのお父さんみたいな人がもりもり出てきて。

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2010/10/14

大学時代から読み続けている上野千鶴子センセの1冊。前作(?)、「おひとりさまの老後」に引き続き辛口で説く「老後の備えのハウツー本」が本書。とはいえ、男性を対象にしているせいか、上野エッセイとしては快刀乱麻のノリも心地よかった前作に及ばない。まあ、男性の老後ですから・・・。 それ...

大学時代から読み続けている上野千鶴子センセの1冊。前作(?)、「おひとりさまの老後」に引き続き辛口で説く「老後の備えのハウツー本」が本書。とはいえ、男性を対象にしているせいか、上野エッセイとしては快刀乱麻のノリも心地よかった前作に及ばない。まあ、男性の老後ですから・・・。 それにしても知りたいのはこの本の読者層。上野本を手に取ろうという層の男性なら、家族との関係さえよければそこそこの老後を送れるのではないかと思うのだが、格差社会ニッポンで老いを迎えるロウワー層への言及はなく(本書にある死別、離別、非婚の3種のシングルのケースを見ても然り)、あくまでも「プランニング可能」な層を想定しているようで、逆にここに描かれていない層の「おひとりさまの老後」を思うと、NHKスペシャルの「無縁死」などが、よりリアルに頭に浮かんでくる。 海外在住ゆえ日本では年金をおさめておらず、さらに居住国の国民でもないガブ。老後がどうなるのか今ひとつイメージできないが、とりあえず健康に注意し、仲間との付き合いを大切にするだけ。2冊読んでも、どことなく隔靴掻痒の感があるのはそのためか。

Posted byブクログ

2010/10/08

 読書というのは、読むことによって擬似に様々な人生の体験を積み上げていくことで、読む行為自体が、生き方上手への道を実践していることだと思う。  だけどこいつは、そんなまだるっこしい手段をとらずに、おもいっきり直截に一人で生きるにはこんなふうにしたら? というような書き方をされて...

 読書というのは、読むことによって擬似に様々な人生の体験を積み上げていくことで、読む行為自体が、生き方上手への道を実践していることだと思う。  だけどこいつは、そんなまだるっこしい手段をとらずに、おもいっきり直截に一人で生きるにはこんなふうにしたら? というような書き方をされている。  人生のスタート時点にいる人たちには関係ないけれど、そろそろ慌ただしく過ぎていきつつある生み、育てる時期を卒業させてもらえるころ、手にとってみるとなるほどと頷ける記述が一つや二つある。  もちろん、男の方向けに書いてはいるが、作者が自称負け犬組みだけあって、ストレートな切り口が小気味よく、すとんと読める一冊。

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2010/07/28

死別・離別・非婚 いずれ「おひとりさま」になるリスクは決して低くない。さまざまな男「おひとりさま」の暮らしを取材しているが、ちょっと生々しい・・・ 「おひとりさまの老後」の男性向けバージョン的なものだが、女性が読んでも大丈夫。

Posted byブクログ

2010/05/11

男おひとりさまに必要なスキルは、弱さの情報公開、パワーゲームからの卒業、等々。これって今の時代のあるべき働き方に通じるものがある気がする。

Posted byブクログ