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金融危機で失った資産を取り戻す方法 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2014/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サブプライムの金融危機に直面し株式等で損をした方々に向けて書かれた本。今後の時代予測が中心に書かれている。主に気候変動やアメリカのニューディール政策を中心に述べられている。2009年に書かれており状況も今と異なる点が多々ある(特に原子力関連)が当時としては先見的だったのではないか。気候変動問題が欧州中心とした新金融領域拡大策と言い切るのはさすが投資家といったところか。温暖化問題に疑問視する専門家に丸山茂徳や武田邦彦といった自分を持ってくるあたりは信頼性はどこまでなんだろう。

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2019/01/16

★★★★= 100~120点 = I like it! 環境バブル発生の可能性と対処法が学べる本です。 こんな人に特にオススメ ・中長期スパンの運用資金を持つ個人投資家 以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。 内容 ・環境バブル発生のシナリオと根拠 ...

★★★★= 100~120点 = I like it! 環境バブル発生の可能性と対処法が学べる本です。 こんな人に特にオススメ ・中長期スパンの運用資金を持つ個人投資家 以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。 内容 ・環境バブル発生のシナリオと根拠 ・環境バブルに向けての投資戦略 私的「メモっ得」ポイント ・環境バブルの行方は、結局アメリカ次第 ・環境バブル経済は、究極のババ抜きゲーム 感想  2009年10月に発売された本なので、  それなりに古くなってしまった情報はありますが、  今読んでも価値のある一冊です。  原子力発電の建設計画が各国で進んでいます。  電気自動車、スマートグリッドの分野でも  順調に市場構築の取組が進んでいます。  つまり、著者の主張通りに  環境ビジネスの市場は徐々に拡大しています。  しかし、先進各国の財政再建により、  主要キャストは変わりました。  もはや主役は、アメリカやヨーロッパだけではありません。  中国が産業政策としての補助金にものをいわせて  その存在感を急速に大きくしています。  環境ビジネスが「バブル化」するには、  中国の動向がポイントになりそうな気配です。

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2010/07/19

次は環境バブルがくるかも、という話。先進国はもはやバブルでも作らないと経済成長は期待できない。そこで意図的に環境バブルが作られる可能性がある。

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2010/04/04

相変わらず、中原さんの分析力はスゴイな~ と、思った一冊です。 現在開催中のCOP15。先進国と新興国の対立は激しいようです。 で、このCOP15を機に、超巨大な環境バブルがはじまるだろう! というのが、本書の軸。 いろんな情報から、環境バブルが起こるであろうと、 ...

相変わらず、中原さんの分析力はスゴイな~ と、思った一冊です。 現在開催中のCOP15。先進国と新興国の対立は激しいようです。 で、このCOP15を機に、超巨大な環境バブルがはじまるだろう! というのが、本書の軸。 いろんな情報から、環境バブルが起こるであろうと、 推測していく過程が、読んでいて楽しいです。 ホントかなぁ、と思いつつも、なんだか信じてしまいます。 日本でもこちらの会社で、個人で排出権取引ができるようになりました。 ドットコモディティ 正直、排出権ってなに?って感じです。 CO2なんて、どうやって測定すんのさ? もう「環境」は「環教」。宗教みたいなもんですね。。。 「化石燃料からの脱却」ってのは、明るい未来が想像できますけど、 「CO2削減が絶対の真理」みたいなのは、 ちょっと怖いですね~ 本の内容からはハズレてしまいましたが。。。 推奨銘柄も紹介されています。 バブルはバブル。深追いはしないようにしましょう。

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2010/02/11

本のタイトルは、著者が予想する環境バブルの波に乗れば、取り戻せるという意味。 シナリオ 世界各国がエネルギー政策を石油から電気に移行していく。 環境バブルが起こるだろうと。 「スマートグリッド」「原子力発電」「電気自動車」が3大テーマ。 COPで厳しい削減目標が掲げられ、世界各国...

本のタイトルは、著者が予想する環境バブルの波に乗れば、取り戻せるという意味。 シナリオ 世界各国がエネルギー政策を石油から電気に移行していく。 環境バブルが起こるだろうと。 「スマートグリッド」「原子力発電」「電気自動車」が3大テーマ。 COPで厳しい削減目標が掲げられ、世界各国の積極的な温暖化対策が打ち出されたら買いを入れる。

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2010/01/25

怪しいと思われつつある環境問題について、著者の考えがまとめてあります。信憑性のほどは確かではありませんが、日本の今後やバブルの必要性、また著者が記す金の動きが確かなら、著者の予想するような事態が起こるかもしれません。が、これからの産業構造の知識としても読んでおく価値はあると思いま...

怪しいと思われつつある環境問題について、著者の考えがまとめてあります。信憑性のほどは確かではありませんが、日本の今後やバブルの必要性、また著者が記す金の動きが確かなら、著者の予想するような事態が起こるかもしれません。が、これからの産業構造の知識としても読んでおく価値はあると思います。まぁどちらにせよ、他の幾多の書籍から考えるに、資産を持っている人は海外に口座を開いて外貨で資産運用することを勧めます。著者の勧める日本株での運用利益と円安による相対的資産減が・・・なかなか難しい。

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2009/12/28

投資関連の本の中でも、中原氏の作品は、以前からとても参考になると思っている。(「株式市場強者の論理」「サブプライム後の資産運用」等々とても参考になった。説かれているとおりに投資したことはないけれど・・・。) 今回の作品も個人的にはとても参考になった。 今世界中で叫ばれているエ...

投資関連の本の中でも、中原氏の作品は、以前からとても参考になると思っている。(「株式市場強者の論理」「サブプライム後の資産運用」等々とても参考になった。説かれているとおりに投資したことはないけれど・・・。) 今回の作品も個人的にはとても参考になった。 今世界中で叫ばれているエコ。 これが今後の資産運用のキーワードとなるらしい。 氏は本書で、乗りどころと降りどころ(ここがとても重要)を誤らなければ、今後資産を上手に運用できると説いている。 また、その際にはどこ投資すると良いのか、具体的な参考銘柄まで今回は書かれている。 今後の投資の参考の一助になるのではないかと思う。

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2009/12/27

立ち読みのみ。 全体としてはやっぱり株に資金が戻ってくるし、戻るなら国を挙げて環境バブルにしようってのは見え見えだからそいう分野を今から攻めれば勝ち組っちゅーことよ、という流れ。終盤、証券会社が奨めてくるようなセルサイド好みの環境銘柄がずらずら出てくる。適当な所で買って適度に降り...

立ち読みのみ。 全体としてはやっぱり株に資金が戻ってくるし、戻るなら国を挙げて環境バブルにしようってのは見え見えだからそいう分野を今から攻めれば勝ち組っちゅーことよ、という流れ。終盤、証券会社が奨めてくるようなセルサイド好みの環境銘柄がずらずら出てくる。適当な所で買って適度に降りることが重要って言うけどさ、それが株式で一番難しいことなのよ。 降り方の基準が明確なら推せるがビミョー。

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2010/07/25

1990年代の日本国内バブル崩壊以降、米国のITバブル、そして最近のサブプライムローンに至るまで、我々はここ数十年の間に景気の乱高下を体験してきた。 次の経済バブルとして筆者が警鐘を鳴らすのが環境バブル。 地球温暖化を皮切りに、省エネ、CO2排出削減の動きが加速しているが、C...

1990年代の日本国内バブル崩壊以降、米国のITバブル、そして最近のサブプライムローンに至るまで、我々はここ数十年の間に景気の乱高下を体験してきた。 次の経済バブルとして筆者が警鐘を鳴らすのが環境バブル。 地球温暖化を皮切りに、省エネ、CO2排出削減の動きが加速しているが、CO2排出権という無形の権利が今後金融商品化し、サブプライムのごときバブルを形成する恐れがあるという。 地球温暖化防止のための対策として各国が削減目標を定めているが、削減目標数値そのものが、公平な状態になっていない模様。 同じ比率の削減目標を提示しても、消費エネルギーの改善余地が多大にある発展途上国や、緑地などの多い欧州などと比べると日本はかなり苦戦を強いられることとなる。 この度鳩山内閣が提示したCO2 25%削減がどれほど重いものなのかは本書を読んで理解できた。 (その一方、麻生内閣が示した削減目標が基準年を変えていたため、若干余裕をもった目標になっていた。 その点だけを言えば麻生内閣の功績であったということだ) 環境バブルという次なる恐慌を示唆しつつ、巻末にはサブプライムローンで資産を失った個人投資家に対して、環境バブルの乗り方(有望銘柄)をアドバイスし、本書を締めくくっている。

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2009/11/08

BBM土井さんが、以下のように取り上げていました。 オバマ大統領率いるアメリカが、次に企んでいる環境バブルの全容を、カリスマエコノミストの中原圭介さんが読み解き、そこで儲けるためのチャンスを示した一冊。 大統領選で最大のスポンサーになったと見られる世界的な投資家、ウォーレン・...

BBM土井さんが、以下のように取り上げていました。 オバマ大統領率いるアメリカが、次に企んでいる環境バブルの全容を、カリスマエコノミストの中原圭介さんが読み解き、そこで儲けるためのチャンスを示した一冊。 大統領選で最大のスポンサーになったと見られる世界的な投資家、ウォーレン・バフェットが筋金入りの原発推進派であることから、原発時代の到来を予測したり、「電気自動車を原子力発電で走らせる」ことで、大きな需要を見込む計画が明らかになったり、じつに興味深い内容が語られています。 「金融バブルのツケを、環境バブルで返す」

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