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うまや怪談 の商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2019/09/27

落語と日常の謎って、なんて相性のいい。 落語に見立てて事件を解決ってスタイルも私子のみだし。 福の助と亮子の夫婦が温かくて好き。 お席亭も、人情味があっていい。 困った弟子が出てきちゃってびっくり。 もっときっちりお灸をすえてほしかった。 馬春師匠、最後の最後にやってくれたなー。...

落語と日常の謎って、なんて相性のいい。 落語に見立てて事件を解決ってスタイルも私子のみだし。 福の助と亮子の夫婦が温かくて好き。 お席亭も、人情味があっていい。 困った弟子が出てきちゃってびっくり。 もっときっちりお灸をすえてほしかった。 馬春師匠、最後の最後にやってくれたなー。 あれはだめだわ、あれは。 このシリーズ、ずっと読んでいて、途中から読んでなかったのかと思って手にとったのだけど読み残しだったのか。 でも、タイラバヤシって、シリーズでは先の方のタイトルになってるなー。 他にも読み残しがないか、チェックしなくては。

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2018/02/21

+++ 高座で「罠」を打ち返し、怪談噺で謎を解き、ついには「あの人」を引っ張り出して…動き出す木彫りのねずみ、落語競演会で仕掛けられた「陰謀」学校での「妙ちきりんな事件」と義兄の結婚問題、そして師匠と十五センチの謎と駐車場で見たもの、これがあんなでそんなことに…。大好評「本格落語...

+++ 高座で「罠」を打ち返し、怪談噺で謎を解き、ついには「あの人」を引っ張り出して…動き出す木彫りのねずみ、落語競演会で仕掛けられた「陰謀」学校での「妙ちきりんな事件」と義兄の結婚問題、そして師匠と十五センチの謎と駐車場で見たもの、これがあんなでそんなことに…。大好評「本格落語」シリーズ第三弾。 +++ 今回はなんと福の助が馬春師匠の知恵を借りずに謎を解き明かしてしまう。しかもそれが後々厄介事を引き起こすことになり、さらに思いがけない吉報をもたらすことにもなるのだから、なにが起こるか目が離せない。福の助の察しの良さはもちろん、妻の亮子も段々と落語に絡めて推し量ることができるようになっているのが、噺家のおかみさんとしても頼もしさを感じる。ただ、個人的には馬春師匠の浮気話はどうしても好きになれない。せっかく格好良かったのにがっかりである。それが謎解きの要素のひとつにもなったのだから仕方がないのかもしれないが……。それ以外は、スカッと小気味よく愉しめる一冊だった。

Posted byブクログ

2016/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高座で「罠」を打ち返し、怪談噺で謎を解き、ついには「あの人」を引っ張り出して…動き出す木彫りのねずみ、落語競演会で仕掛けられた「陰謀」学校での「妙ちきりんな事件」と義兄の結婚問題、そして師匠と十五センチの謎と駐車場で見たもの、これがあんなでそんなことに…。 (アマゾンより引用) このシリーズ大好きです(*´∀`*) 二つ目の落語家の奥さんの周りで起きる珍事件を旦那が高座で謎解き…という一風変わったお話。 落語にちょこっと興味があって借りたシリーズ一作目が面白くて、4作ほどあるから(図書館にね)順番に借りようと思って、この3作目がずーーーーーっと貸し出し中でようやく借りれた(笑) 落語のことも分かるし、話も面白い♪

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2013/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は師匠の名推理はあまりなく、主人公や弟子たちの推理が目立った感じ。 師匠の活躍が面白かったので、そこがちょっと残念。

Posted byブクログ

2012/07/30

江戸落語ミステリ第三弾。上方読んだりこっちに戻ってきたり忙しいです。 今回は・・なんかちょっとこれまでとは趣が異なるような感じ。 不可思議な事件があって、落語に関する問題があったりで・・・おなじみ馬春師匠が車椅子探偵で謎解明・・という感じでもなくなっている。「ガテン」がないしね。...

江戸落語ミステリ第三弾。上方読んだりこっちに戻ってきたり忙しいです。 今回は・・なんかちょっとこれまでとは趣が異なるような感じ。 不可思議な事件があって、落語に関する問題があったりで・・・おなじみ馬春師匠が車椅子探偵で謎解明・・という感じでもなくなっている。「ガテン」がないしね。 そういう「お約束」からはずれた話って好き好きだとは思いますが、自分は嫌いじゃないです。馬春師匠が今回やたらと人間味があるようにも感じましたし。これまでの、ただ泰然自若と謎を解いているだけじゃないというか。 まあそういう点ではよかったんですが、その分「探偵役の不在」という粗は目立ちました。結局福の助がいろいろと謎を解明する感じにならざるを得ないんですが、ちょっと無理があるかな?と。謎解きがアクロバティックにすぎるというか。 たとえ叩き台があったとしても大事な高座の直前にしてアドリブがききすぎているんじゃないかしら?と。

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2012/02/21

紅梅亭シリーズ三作目。話数を重ねるごとに福の助がぽんぽーん!と芸の階段駆け上がってってるのがわかって成長ものとしても気持ちいいです。 「厩火事」のやつ好きだなぁ。新作にしちゃうのすごい。聞いてみたいです。宮外川のサゲも! ラストで嬉しい予告があってわくわく!馬春師匠ったらいけずー

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2011/12/13

芸の為なら〜、ってなんでもかんでも芸の肥やしってのもなあ。 馬春師匠はその年齢でもモテモテなんですね。 おかみさんも大好きなので、なんとなく残念な感じも。 でも一話目はさすが師匠でした。 答えを教えるんでなく、導く、ってすごい。 それにしても兄弟子さんは酷い事考えるわ。 いよいよ...

芸の為なら〜、ってなんでもかんでも芸の肥やしってのもなあ。 馬春師匠はその年齢でもモテモテなんですね。 おかみさんも大好きなので、なんとなく残念な感じも。 でも一話目はさすが師匠でした。 答えを教えるんでなく、導く、ってすごい。 それにしても兄弟子さんは酷い事考えるわ。 いよいよ師匠が高座に復帰する事が決まり、 楽しみですね。 馬春師匠が復帰するとなると、弟子さん達はどうなるんだろ? 無理な話ですが実際に観てみたいなあ。 二つ目さんで頑張ってるけど、そこまで人気があって、 実力も認められてるんなら昇進しそうなもんですが、ねえ。

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2011/10/05

落語家が落語をヒントに謎を解く。 別に落語が答えになっているのではなく、江戸の昔から人の営みは変わらないので、生活を語った落語によってその解が思いつく、という本。 人情もので面白かった。

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2011/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神田紅梅亭シリーズの第三弾。 福の助が順調に実力を伸ばしていっている様子なのが何よりうれしい。 歴代の噺家たちによって落ちが違ったり、細かい工夫とかの実例がまた、とても面白いんだよね。(*^_^*) ミステリーに関しては、まぁ、おまけみたいなもんで、福の助の高座が上手く務まって、亮子さんが気持ちよく日々過ごせればそれでオッケーって感じ。 それにしても・・・ 身から出たサビ、とは言え、馬春師匠の復活独演会に持ち込んだのはちょっと強引じゃなかったのかなぁ。 先代円楽師匠が病気の後に高座をつとめた映像を見たけど、どうしてもロレツが回らないところがあってとても気の毒だった。ご本人も、語った後にしばらく立てないくらいに落ち込んでたしね。 それと・・・重箱の隅を突っつくようで申し訳ないんだけど、亮子さんの勤める高校の国語の先生の卒論が「オー・ヘンリー」ってそれはあんまりでしょう。(それだったら、英文科の卒論じゃん!)ミステリーの謎解きの都合上、どうしてもそうしなければいけなかったのはわかるんだけど、こんなありえない設定が出てくるとせっかくの好きなお話なのに、すっと醒めてしまう・・・。

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2011/02/06

落語ミステリー第3弾。こなれてきた感じがする。師匠と姐さんがね〜。そういうことが普通の世界かと勘違いしてしまいそう。ま、そのおかげでいよいよ師匠が独演会という流れになったんだけどね。 第4弾があるということだな。楽しみ。

Posted byブクログ