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再会 の商品レビュー

3.7

81件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2026/01/17
  • ネタバレ

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6個の短編集。それぞれの登場人物が子供時代の友人や出来事を大人になってから振り返る。みんなどこか不器用で、ほろ苦さがありながらも、温かさも感じられる話ばかりで、重松さんらしさを満喫できた。自分の思い出を振り返りながら読み進め、大人になってわかることはたくさんあるが、子供も子供なりに考えて、わかっているし、自分も今も昔も不器用なところがあると思った。色んな再会があったが、最初と最後の話が繋がっていて、ここでも長い時間をかけた再会が用意されていた。

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2025/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

重松清作品。 心にちょっとスッキリした余韻じゃなくて、考えるきっかけをもたらしてくれるような作品だった。なんていうか、人生うまくいくだけじゃないよねって。うまく行かない人生もこの世には存在していて、向き合っていかなきゃいけない、でも向き合うにはあまりにも胸が苦しくなるようなそんなお話の短編集だった。デパートの一人娘で、デパートの衰退とともに自分から友達が離れていく子や、先天性の疾患で人とはテンポの違う人生を歩んでいる子のお姉ちゃんのお話とか、生きるスピードは人それぞれなんだけど、ゆっくり、焦らず生きていこう、過去も全部抱いて生きようて思える作品だった。私はこれを父親からもらったみたいだけど、父には私はそんなふうに見えていたから送ってくれたのかな、もう知る由はないんだけど。

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2025/09/01

この人の本はいつも心揺さぶられる短編が多い。「いいものあげる」は小学生の時の転校生のわたし(女の子)が、女王様のようだった美智子ちゃんや、その取り巻きの鈴香ちゃんとの出会いと別れ。美智子ちゃんが家の没落により寂しく去っていく様子が切ない。その時の鈴香ちゃんの姿勢も辛い。そしてなん...

この人の本はいつも心揺さぶられる短編が多い。「いいものあげる」は小学生の時の転校生のわたし(女の子)が、女王様のようだった美智子ちゃんや、その取り巻きの鈴香ちゃんとの出会いと別れ。美智子ちゃんが家の没落により寂しく去っていく様子が切ない。その時の鈴香ちゃんの姿勢も辛い。そしてなんとその20年後が「ロング・ロング・アゴ―」で描かれる。クラスメートで美智子ちゃんが好きだった瀬尾君は鈴香からその後の美智子ちゃんの動静を聞く。悲しいけれども、前向きな気持ちで受け止める2人の様子が救い。親戚の鼻つまみ者だったホラ吹きおじさんの甥のヒロシは、叔父さんが好きだというの物語りも読みながら辛い。この他「永遠」では知恵遅れのユウちゃんの姉がユウちゃんが子ども時代に一緒に遊んでくれた男の子シノケンを探し出す、「人生はブラの上を」はムウちゃんという女同士友達のその後の年賀状の便りから幸せになっていることを知る、といずれも心温まる物語だった。

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2023/10/06

重松清さんの作品、初めて読みました。「友達とは…」と考えさせられ、またしばらく会ってない友達と再会する機会をもちたいなと思いました。とても心にじ〜んとくる、いい作品でした。

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2018/11/08

大人になれば忘れてしまう気持ちとの『再会』 過ぎ去った思い出を懐かしむ気持ちとの『再会』 あの頃の自分との『再会』 そして、いつか、本書を読み終えた今の苦しい、切ない気持ちとも『再会』するのだろうか。

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2018/06/02

傷ついたり疲れてしまった心を優しく包み込んでくれるような、 6つの短編集。 たぶん多くの人が少しは自分を重ね合わせたり、 周囲で経験したことがある物語だと思います。 帯より 「子供の頃、勇気はみんなから称えられ、努力は必ず報われた。だけど、おとなになったいまは?」と...

傷ついたり疲れてしまった心を優しく包み込んでくれるような、 6つの短編集。 たぶん多くの人が少しは自分を重ね合わせたり、 周囲で経験したことがある物語だと思います。 帯より 「子供の頃、勇気はみんなから称えられ、努力は必ず報われた。だけど、おとなになったいまは?」という言葉が胸に響きました。 個人的には 「人生はブラの上を」が好きでした。 オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ、 ライフ・ゴーズ・オン・ブラ-!

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2017/08/15
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【あらすじ】 子供の頃、勇気はみんなから称えられ、努力は必ず報われた。だけど、おとなになったいまは?初恋の少女、ちょっとさえないヒーロー、親戚中の鼻つまみ者だった酔っぱらいのおじさん…なつかしい人との再会が教えてくれた、気づかなかった幸せの数々。「勝ち負け」だけじゃ量れない、生きることの豊かさを伝える全6編。 【感想】

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2016/08/13
  • ネタバレ

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田舎の街で唯一のデパート経営の娘の美智子ちゃん。 都市開発でショッピングモール建設に携わる父と転向してきた「わたし」。 クラスの中心だった美智子ちゃんが、家業が傾く過程と同じように、クラスから疎まれるようになるまで。 複雑な家庭環境で育った父とおじさん。 努力して成功した父とは正反対の、 酒にギャンブルに借金と、とても人の手本にはならない人生だったおじさんが教えてくれたこと。 先天性の障碍を持つ弟が、結婚することになった。 弟が結婚式に招待したいと言ったのは 小学生のときにわずかな期間一緒に遊んだ年下の子だった。 子供のとき仲の良かった人との関係。 人一倍やる気はあっても、人一倍何をやってもうまくいかない子供時代だった思い出。 転任してきた先生に嫌われていると感じ、先生の過去を知って思ったこと。 スヌーピーの飼い主チャーリー・ブラウンに親近感を覚えたこと。 幼なじみがピアノで弾いたビートルズ。 不運な幼なじみは、自分の環境に嘆くこともせず ひたむきに前を向いて生きてきたんだと 大人になってわかったこと。 初恋の田舎のお嬢様のこと。 冴えない人生に悲観しながらも、母校の工事に関わることになって初恋の女の子がもうこの世にはいないと 知った切なさ。 子供のときの真っ直ぐさとずるさ。 大人になって、具体的にわかってくること。 どれも切ない。 ホラ吹きおじさんで泣きそうになった)^o^(

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2016/05/30

割り切れない気持ちを丁寧に描いた作品。 すっきりも感動もないが、それが現実だよね。っていうお話。 「おとなになるというのは、…『余り』を溜め込んでおく場所が広くなる、というだけのことかもしれない。」が、胸にぐさりときた。 白黒はっきりつけられないのことのほうが多い。そのままを受け...

割り切れない気持ちを丁寧に描いた作品。 すっきりも感動もないが、それが現実だよね。っていうお話。 「おとなになるというのは、…『余り』を溜め込んでおく場所が広くなる、というだけのことかもしれない。」が、胸にぐさりときた。 白黒はっきりつけられないのことのほうが多い。そのままを受け止めていかなきゃいけないんだね。

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2016/05/08
  • ネタバレ

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いいものあげる ホラ吹きおじさん 永遠 チャーリー 人生はブラの上を ロングロングアゴー 日常会話を綴りながら、深い繫がりを感じるのは、著者ならではの視点に心打たれる

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