北風の軍師たち(上) の商品レビュー
【読了メモ】最後に一文が不穏で下巻が気になる。作者と知人の名前が似てたので借りました。徳川家斉時代の庄内藩と川越藩の話。
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天保の改革が起ころうとしている江戸末期、川越-庄内-長岡の三国国替えが決まった。それによってさまざまな事件がおきてくる。そんな中、この話は忍者である多三郎が、その頼りない正確からいろいろな事件に巻き込まれる序章。上巻は先が見えないことからあまり面白くないが、上巻を読むことで下巻が...
天保の改革が起ころうとしている江戸末期、川越-庄内-長岡の三国国替えが決まった。それによってさまざまな事件がおきてくる。そんな中、この話は忍者である多三郎が、その頼りない正確からいろいろな事件に巻き込まれる序章。上巻は先が見えないことからあまり面白くないが、上巻を読むことで下巻がおもしろくなる。我慢の一冊。
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藤沢周平さんの「義民が駆ける」に熱くなったおれ。同じテーマの本書は無視できない。 上巻から下巻までまさに一気読み。魅力的なキャラクター造形とエピソードの配置でひっぱり込まれる。徳川体制の弱体化があったにせよ、それは現代から見てて言えること。人と人の巡り合わせ、職を、命を賭しての人...
藤沢周平さんの「義民が駆ける」に熱くなったおれ。同じテーマの本書は無視できない。 上巻から下巻までまさに一気読み。魅力的なキャラクター造形とエピソードの配置でひっぱり込まれる。徳川体制の弱体化があったにせよ、それは現代から見てて言えること。人と人の巡り合わせ、職を、命を賭しての人々の行動があったからこそ起こりえた出来事であることを再確認。「義民が駆ける」と同様、ラスト、三方領地替えの撤回成ってからの動きは電車乗り過ごしても良いや、と思わせるほど。
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