1,800円以上の注文で送料無料

資料 母性保護論争 の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/02/02

僕は21世紀にもなっていまだに「母性」などというなんだかよくわからない、しかもジェンダー的に偏向した概念が通用していることに驚きを隠せないのだが、そもそも母性という概念が今日的に定義されたおおきなメルクマールとなる論争として、1910年代後半のこの論争を踏まえる必要がある。 この...

僕は21世紀にもなっていまだに「母性」などというなんだかよくわからない、しかもジェンダー的に偏向した概念が通用していることに驚きを隠せないのだが、そもそも母性という概念が今日的に定義されたおおきなメルクマールとなる論争として、1910年代後半のこの論争を踏まえる必要がある。 この論争によってはじめて、女権主義と女性主義が明確に分離され、女性主義はフェミニズムの訳語として用いられ、母性が女性の重要な要素として認められるようになったのだから。 大体、この論争は母性批判から始まっていて……これ以上書くとただの悪口になるのでやめます。まぁ、母性云々を言う人はこの本を10回通し読みしてから議論しろといいたい。

Posted byブクログ