ほどほどにちっちゃい男の子とファクトトラッカーの秘密 の商品レビュー

ジェイソン・カーターイートン【著】,小林美幸【訳】,米津祐介【絵】

2023/01/21

ユーモアに満ちていながら嘘と真実はどちらもあって初めて成立するという真理をついており、面白く読みやすかった。

2012/12/30

世界中の真実を発見して集めて追跡する人ファクトトラッカー。
トラアカーファクスの町は真実追跡の世界の中心地。
ほどほどにちっちゃい男の子の両親は、男の子の真実と一緒に行方不明になっている。なので彼は何も知らない。彼は町の人に「ほどほどにちっちゃい男の子」と呼ばれ意地悪されていた。　ファクトトラッカーが住んでいる工場の最上階が輝いているので、男の子が確かめにいくことになった。そして爆発が・・・
そして嘘つきのイミテーション教授が現れた。世界が嘘でいっぱいになっていく。それをなんとかするために男の子が立ち上がる。

ことば遊びがいっぱいの物語。ロアルド・ダールの再来って絶賛されたそうですが、
読んでいて、私は、レモニー・スニケットを思い出しましたよ。面白かった。

2010/04/20

めちゃめちゃ面白い。
ほどほどにちっちゃい男の子はかわいらしいし、この世は嘘に満ちてるし。

映画はどうなるんだろう。そちらも楽しみ。

2010/01/22

なんかもう真面目にやれよといいたくなるふざけっぷり、だけど、この型破り感は今まで誰も思いつかなかったコロンブスのたまごだとおもう。こういう、だれにもおもいつかない世界を見せてくれる人はある意味天才だ。これ映画化されますよじきに。なんとＭＧＭが映画化権をすぐとったらしいから。そしてﾓﾝｽﾀｰｽﾞｲﾝｸの監督が作るらしい。まあたしかに、、シュールな世界、嘘と真実についての深みのある寓話として、映像化もしたくなるのかもしれないけども。まあ本とは物語とはこうあるものという私の既成概念の枠をひとつとっぱらってくれたのは確か。タコバイクも乗りたいわぁイエェェェ～ッハァァ！！！だけど、すごくうまい訳者さんだと思うんだけど、これこそ原作で読めばもっとすごい韻とかたとえとかの妙を味わえるんだろうなぁ。ライオンも音が「LIE-オン」だからイミテーションの手下だったわけでしょ。そこも苦しい訳になってるし。まあ、本屋でみかけたら、冒頭の章のタイトルのとこだけでも覗いてみてよ。「は？なにこれ？？？（ ”３”）」だよ。そこで興味沸いたひとは読んでみる価値あるかも。なんかねえ、たぶんだけど、イミテーションのキャストは絶対ジョニー・デップだな。私これ２０１０年１月２２日現在予言しとく。彼が出るシュールな映画の世界がすきな人、たぶんｺﾚ好きだとおもうよ。真面目なひとは疲れるかも。。