ハニービターハニー の商品レビュー
ねじれの位置が好きかな 世の中に浮気する 男子って多いの?笑 ってちょっと疑わしくなった そんなこといったら 浮気の定義ってなんなんだ って話ですが
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『恋だなあ、恋だよなあと思った。この人がこうやって笑うのをずっと聞いていたい。ずっと、何時間でも。』 『一日の終わりに好きな人の声が聞けた嬉しさと、今すぐに合えないことの切なさを抱えながら、眠りにつく。』 ストレートに描写される感情はわかりやすく、無駄や隠喩表現がない。恋をしてい...
『恋だなあ、恋だよなあと思った。この人がこうやって笑うのをずっと聞いていたい。ずっと、何時間でも。』 『一日の終わりに好きな人の声が聞けた嬉しさと、今すぐに合えないことの切なさを抱えながら、眠りにつく。』 ストレートに描写される感情はわかりやすく、無駄や隠喩表現がない。恋をしている喜びを感じられ、恋をしたくなる。 だめ男とわかっていても、誰かや自分が傷つくと知っていても、恋の速度を落とせない。 ハッピーエンドが少なく、切ない終わり方をする話が多いものの、「わかる!わかる!」の連発をしたくなる恋の様々な形が描かれる。 相手に同じ感情を抱いてくれることを期待したり、曖昧でもいいから、それよりも関係が途切れることへの恐れが一番大きいと自覚したり。 恋って甘くないし、身勝手な男は多いし、振り回されて1人傷つくこともたくさんあるけども、でも中毒のように、誰かを好きになることをやめられない。
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手軽に読める短編集。島本理生のおススメということで手に取ってみた一冊です。 すれ違いや心変わりの様子が、自分にはなんだか身に覚えがあるような気持ちに感じられたりして、『身近』な話。現実と物語(=別れ)には近くて遠いものがあるんだなぁとも思う。 そもそも消化不良だったり、主題の...
手軽に読める短編集。島本理生のおススメということで手に取ってみた一冊です。 すれ違いや心変わりの様子が、自分にはなんだか身に覚えがあるような気持ちに感じられたりして、『身近』な話。現実と物語(=別れ)には近くて遠いものがあるんだなぁとも思う。 そもそも消化不良だったり、主題の類似感に減点という人も居るんだろうとも思いつつ、きっと身に覚えのある恋だ、と思える人にはおススメです。
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恋愛の高揚感や、苦さが詰まった小説。 せつなかったり、あー、痛いなぁこれって感じたり、しょうもない男に振り回されちゃって、まったく!って思ったりなお話も多いんだけど、それでも恋してるってこういうことなのかも・・・って本質を突いてる作品です。 表現が鋭くて的確。 作者(ちなみに私と...
恋愛の高揚感や、苦さが詰まった小説。 せつなかったり、あー、痛いなぁこれって感じたり、しょうもない男に振り回されちゃって、まったく!って思ったりなお話も多いんだけど、それでも恋してるってこういうことなのかも・・・って本質を突いてる作品です。 表現が鋭くて的確。 作者(ちなみに私と同い年!)の視点に脱帽です! 短編集なので、空き時間にサクッと読みやすいし、読書の時間がなかなかとれないって人にもおすすめです。 お気に入りは、「甘く響く」と「ねじれの位置」。 やっぱり私は幸せを感じられるお話が好きみたい。 「甘く響く」はドキドキしてなつかしい気持ちになりました。 「ねじれの位置」は、彼の言葉がじんわりと心に沁みます。 いいなー、こういうの。 加藤千恵さんのお話をもっと読んでみたいと思いました。 これからの作品が楽しみです!
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タイトル通り、ほろ苦いお話が詰まった短編集。それぞれの恋を食べ物になぞらえる表現、身近でリアルに感じられて。基本的にダメ男に振り回される女の子の話が多いのですが、どこか憎めないのです彼ら。身に覚えのあることがいっぱいあって過去の自分を眺めているような錯覚。私が書きたいのは、こうい...
タイトル通り、ほろ苦いお話が詰まった短編集。それぞれの恋を食べ物になぞらえる表現、身近でリアルに感じられて。基本的にダメ男に振り回される女の子の話が多いのですが、どこか憎めないのです彼ら。身に覚えのあることがいっぱいあって過去の自分を眺めているような錯覚。私が書きたいのは、こういうちょっと切ない話なのでそれがこんな素敵な装丁の本で美しい言葉に彩られて羨望の念。個人的に今年読んだ本の中で(とはいえまだ3月ですが)No.1
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友達の話を聞いているようで読みやすかった。そんな男をいつまでも好きでいちゃうんだよね。「恋じゃくなても」「スリップ」が好き。
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すごくひとつひとつが切なくてぐっとくる作品ばかり。言葉のやりとりがどれもリアルで好きだった。もう少しハッピーエンドの話があってもいいのかなとも思ったかな。
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「定まりきらないままゆっくりと遠ざかっていくような読後感」(島本理生による解説) 『甘く響く』が好き。 人を好きになる気持ちの機微を言葉にするのが、嫉妬してしまうくらい上手い作家だと思う。
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全てのコンテンツを自分に重ね合わせて きゅ~んっと切なくなったり 涙したり 微笑んだり。 胸の奥に仕舞って忘れかけていた感情を 思い出させてくれる本です。 誰にでも覚えがあるような情景を リアルに描き出しています。
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はじめはブックイラストが可愛くて読もうと購入した。本の内容は短編の恋愛小説ものでした。ただすべてがハッピーエンドではなく切ないものが多かったです。むしろ完結したとはいえない話で続きはどうなったのかとても気になる短編ものでした。
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