ハニービターハニー の商品レビュー
頭を使いたくなくて、薄い本を選んでみた。 確かにさらっと読めたんですが、同時に切なくて苦しかった。刺される感じではなくて、雑巾絞りみたいな。ことごとく男の人が駄目なやつら。
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心が枯れていたから、軽く恋の話を読みたいと思って。 なのにひどいよ。出てくる男ども、ほとんど浮気者じゃないの。 こんなのが読みたかったんじゃないのに。 確かにどこか憎めない感のある子たちなんだろうけど、 嫌いだよ、わたしは、そんな男なんて。 ・・・だけどもっとひどい。 胸をきゅ...
心が枯れていたから、軽く恋の話を読みたいと思って。 なのにひどいよ。出てくる男ども、ほとんど浮気者じゃないの。 こんなのが読みたかったんじゃないのに。 確かにどこか憎めない感のある子たちなんだろうけど、 嫌いだよ、わたしは、そんな男なんて。 ・・・だけどもっとひどい。 胸をきゅーきゅー締め付けて、泣かせるなんてさ。 「甘く響く」 恋の初々しさが微笑ましく、携帯にメール機能なんてなくて電話でのやり取りが待ち遠しかった過去の恋を思い出させた。 あぁ自分にもそういう可愛い頃があったんだよなぁ。なんて。 「もどれない」 新しい体験の裏で確実に何かを失っていく若さ故の喪失感。 “知っている”は、“知ってしまった”と表裏一体。 もう知らなかったわたしにはもどれない。 「ねじれの位置」 ノックアウト。個人的に、このストーリーが本書の価値を高めた。 違うからこそ惹かれ、でも交われないものが浮き彫りになると不安が生まれる。 好きな気持ちは変わっていないのに、傷付けることばかり口にしてしまう。 わたしと、同じだ。 わたしの好きな人も、確かこんなことを言っていた。 「もっとよく知りたい。分かり合いたい」 そうだね、そう思えることが大事だよね。 大好きな人に会いたくなった。
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前々から本屋さんでよく見かけてた本。 表紙が"女の子"ってオーラをふんだんに出してて、 気分に合うときじゃないと受け付けないだろうなーと でも気分に合うときはぴったりマッチするだろうなーっと 思ってた。 で、やってきためっちゃ女の子気分に浸りたいと...
前々から本屋さんでよく見かけてた本。 表紙が"女の子"ってオーラをふんだんに出してて、 気分に合うときじゃないと受け付けないだろうなーと でも気分に合うときはぴったりマッチするだろうなーっと 思ってた。 で、やってきためっちゃ女の子気分に浸りたいとき。 期待通りの、甘酸っぱい、ザ・恋って感じの小説でした。 好きだから好きなんだよ。 あの人のこと。 あぁ恋って良いなー♪ そんなピンクの気持ちになる小説でした。 短編集。 全然重くないので、是非一度☆
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短編なのですらすら2日で読めました。 加藤さんの言葉のリズムやチョイスが好きです。タイトルのビターが意味するようにちょっとほろにがい話が多くて、でも終わり方がどれも自然でふわっと余韻を残していくので、心地よかったです。
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今日買って、今日読んで多分今日読み終えます。 表紙が気に入って買ったんですけど、 ホントに買ってよかった・・・。 この作家さんが好きになりました。
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加藤さんの作品は初めて。 出てくる男性がなんかイライラするけど憎みきれない…。 一話一話が短いし文章も読みやすい。軽い読書にぴったりだと思いました。
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2009年11月くらいに読んだ。 20代前半の人たちの恋愛模様。 23歳社会人一年目のあたしには 懐かしい!ってわけでもなく いいなぁ、憧れるなぁってわけでもない つい最近そんなだったなぁ、っていうような、大学時代の香りがぷんぷんするお話でした。 「カメハメハ大王」だとか「...
2009年11月くらいに読んだ。 20代前半の人たちの恋愛模様。 23歳社会人一年目のあたしには 懐かしい!ってわけでもなく いいなぁ、憧れるなぁってわけでもない つい最近そんなだったなぁ、っていうような、大学時代の香りがぷんぷんするお話でした。 「カメハメハ大王」だとか「ハメハメハ大王」について論議する男女が、大学時代のふわふわな、浮遊感丸出しな感じで、あるある、って思った。
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加藤さんは存じ上げず、表紙の可愛さにつられて買いましたが当たりでした。 全ての短編の主人公に自分を投影してしまいそうになる。特別な人たちの話ではない、だからこそ読むのが楽しいという作品。そこかしこに散りばめられた女の子の気持ちにいちいち頷いてしまいます。
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ケータイ小説レベルだと思って読み始めたら違う。リアルなストーリーと嫌みのない文章。恋はスイーツみたいなもんだ。暗にそう思わせる。短編集として完成度が高い。
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5月? かなりおもしろかった。やさしくて情けなくてだめな男に関わってる女子ばかり出てくるんだもの。食べ物の使い方も絶妙。あと女の子の心情が描かれすぎてないのがよかったのかも。俯瞰ってほどではなくて、むしろ主人公の1人称で書いてあるのにこういう印象になるのはおもしろいけど。もう1度...
5月? かなりおもしろかった。やさしくて情けなくてだめな男に関わってる女子ばかり出てくるんだもの。食べ物の使い方も絶妙。あと女の子の心情が描かれすぎてないのがよかったのかも。俯瞰ってほどではなくて、むしろ主人公の1人称で書いてあるのにこういう印象になるのはおもしろいけど。もう1度1ヶ月後に読み返したらどの話も覚えてました。ちゃんと心に残る話ばかり。短歌も読んでみようと思ったよ。
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