マノロブラニクには早すぎる の商品レビュー
仕事頑張ろう、とか、お洒落頑張ろうと思える本。 ブラニクは高すぎて買えませんがやはり憧れ。 ブラニクと、ブラニクをはいてる女性はブラニクに見あうように振る舞ってこそ? ミステリーは☆ひとつ
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女の人は、自分が日常的に身に付けるモノに自分の思いを込めて、モチベーションをアップしたりすることがある。 素直に、いいなあ、と思う。 ネイルの色を変えたり、ピアスの穴を空けたり……男にとっては爪に色が付いたり耳に穴が空いたりするだけじゃないかと思ったりもするが、ほんの少しの...
女の人は、自分が日常的に身に付けるモノに自分の思いを込めて、モチベーションをアップしたりすることがある。 素直に、いいなあ、と思う。 ネイルの色を変えたり、ピアスの穴を空けたり……男にとっては爪に色が付いたり耳に穴が空いたりするだけじゃないかと思ったりもするが、ほんの少しのことで気持ちを切り替えたり、自分を内面から変えていったりできるのは羨ましいと思う。男もそういう感性があってもいいと思うのだが。 単なるフェチとは違う、あらかじめ自分の心の中に潜んでした可能性や夢、本人でさえ気付いていなかったものを引き出してくれるきっかけを作ってくれるモノ。そういうモノを見つける機会は多ければ多いほどいいと思う。それがどういう結末を迎えようが、変化を受け入れて成長していくことができるわけだから。 マノロブラニクという靴のブランドのことは、この本を読むまでは知らなかった。 でも、こういうオシャレで高価な靴を履くと、自分が生まれ変わったような気分になるだろうなということはわかる。背筋を伸ばし歩き方に気を付け、周囲の視線を意識しながら、新しい自分が湧きだしてくるような感覚。 でも、本当は靴のブランドや値段なんてどうでもいいことに、そのうち気付く日が来る。実際は似合ってなかったんだなあとか、背伸びしてたんだなあとか色々な思い出を振り返ることとなる瞬間。 その瞬間こそが、自分が本当に変化して成長した証、なのだろう。 その瞬間にはきっと、自分に本当に似合った靴を履いているはずなのだ、誰でも。
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それほどおしゃれに興味があるわけではない主人公がファッション誌の編集者になってしまう。 バリバリやり手のおしゃれ編集長とちょっとあか抜けない編集者というシチュエーションが「プラダを着た悪魔」に似ている。なんて思ってしまった。 私はこの主人公以上におしゃれ、というものに重い比重をお...
それほどおしゃれに興味があるわけではない主人公がファッション誌の編集者になってしまう。 バリバリやり手のおしゃれ編集長とちょっとあか抜けない編集者というシチュエーションが「プラダを着た悪魔」に似ている。なんて思ってしまった。 私はこの主人公以上におしゃれ、というものに重い比重をおいていないため、ファッション誌の編集長のシーズンごとに靴をメンテナンスに出す、という行動にかなり驚いた。(本筋には全然関係ないけど) 恥ずかしながら「マノロブラニク」というメーカも初耳で、Webで調べて本当にある会社だと知ったくらいだ。 お金をかければいい、というものでもないが、もう少し身に着けるものに注意を払う必要があるかな、と啓蒙された本でした。
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1時間あまりで読めました。 うーん。ファッション誌で連載してそうな話。 切れ者でオシャレなオンナ編集長、優しげだけれど中身は嫉妬でいっぱいの同僚、冴えない自分。 よくあるシチュエーション・・・なんだけど、もう少しリアリティのある女の毒、が描かれていたらよかったかな。 でも、永井...
1時間あまりで読めました。 うーん。ファッション誌で連載してそうな話。 切れ者でオシャレなオンナ編集長、優しげだけれど中身は嫉妬でいっぱいの同僚、冴えない自分。 よくあるシチュエーション・・・なんだけど、もう少しリアリティのある女の毒、が描かれていたらよかったかな。 でも、永井するみさんの本、不思議な魅力があります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
プラダを着た悪魔みたいな雰囲気を感じたのは、 主人公の新社会人がファッションに興味がない子だったことだったり、 上司がすごいお洒落で仕事が出来る女!って感じの人だったからかなぁ。 お洒落でありたいと思った!
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とても読みやすい本だったが、ストーリーが、あまりにも非現実的すぎた。ストーリーのしめは、がっくりだった。
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たまに読む永井するみの小説は歯切れが良くて好き。 この本も1時間ちょっとで読んでしまった。 仕事に翻弄されながら、勘違いから出会った中学生の父親の死の謎を解いていく社会人一年生のファッション誌の記者の話。 簡単に略すとこんな感じ。 体調がだるくても読み終えることが出来るぐら...
たまに読む永井するみの小説は歯切れが良くて好き。 この本も1時間ちょっとで読んでしまった。 仕事に翻弄されながら、勘違いから出会った中学生の父親の死の謎を解いていく社会人一年生のファッション誌の記者の話。 簡単に略すとこんな感じ。 体調がだるくても読み終えることが出来るぐらい、歯切れのいい小説だった。
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後半の流れは予想がつく。それよりタイトルが靴のブランド名ということすら知らないという主人公以下のレベルの自分・・・。
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文芸志望でお洒落にまったく興味の無い世里が配属されたのは ファッション誌「ダリア」だった。 読者モデルのページを任され、編集長の松田に憧れながら お洒落を勉強中の世里の元を1人の少年が訪ねてくる。 中学生の太一は世里を父親の不倫相手だと疑っていたのだった。 誤解を解いた後、もう亡...
文芸志望でお洒落にまったく興味の無い世里が配属されたのは ファッション誌「ダリア」だった。 読者モデルのページを任され、編集長の松田に憧れながら お洒落を勉強中の世里の元を1人の少年が訪ねてくる。 中学生の太一は世里を父親の不倫相手だと疑っていたのだった。 誤解を解いた後、もう亡くなってしまったというカメラマンの父親が いったい誰と関係していたのか一緒に探すことにした。 しかしモデルオーディションや企画の考案などに時間を取られて 太一には愚痴を聞いてもらうばかり、捜索は進展しない。 装丁:オフィスキントン 装画:引地渉 asta連載中にぱらぱら読んでいたけれど 改めて通読してみるとちょっと中途半端な作品かも。 女性誌編集者の奮闘と不倫相手探しという2つのテーマが それぞれ書ききれていない感じです。 不倫相手は途中からだいたい目星がつくし。 もうちょっとどろっとした部分も欲しかったです。人が死んでいるわけだし。 「スコーレNO.4」でも靴が取り上げていたけれど オシャレは足下からというのは本当なのかも。実感はないけれど…
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初めて読んだ、永井するみ。 マノロ・ブラニクひっぱってくるなんて、 すごい!と思って手に取った。想定もまあ、かわいいし。 中身は・・・ 「業界の裏側」の描き方はわりと興味深いけど、 はっきりいって展開も文章の感じも安っぽくて なにより主人公の心情の描写が薄っぺらで深みがなくて ぜ...
初めて読んだ、永井するみ。 マノロ・ブラニクひっぱってくるなんて、 すごい!と思って手に取った。想定もまあ、かわいいし。 中身は・・・ 「業界の裏側」の描き方はわりと興味深いけど、 はっきりいって展開も文章の感じも安っぽくて なにより主人公の心情の描写が薄っぺらで深みがなくて ぜんぜん入り込めず。 あー、こういう小説ってなんなんだろ。。と思いながら ほんと読み進まなかったー もう、この人の本は読まないだろうなって思った一冊。
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