掏摸 の商品レビュー
最近体重が落ちませんw ってな事で中村文則の『掏摸 スリ』 中村さんは教団Xを初めて読んだんで、ちょっと抵抗あったけど、何のなんの読み易いし面白かった♪ 若い時から掏摸を生業としている『僕』は裕福な人からしかスらないし、必要なお金しか取らずカードや財布は郵便ポストへ入れれば...
最近体重が落ちませんw ってな事で中村文則の『掏摸 スリ』 中村さんは教団Xを初めて読んだんで、ちょっと抵抗あったけど、何のなんの読み易いし面白かった♪ 若い時から掏摸を生業としている『僕』は裕福な人からしかスらないし、必要なお金しか取らずカードや財布は郵便ポストへ入れれば警察経由で本人へ戻る……。 そんな僕の師匠が有る仕事の後に行方不明に……。 そんな仕事を仕切る木崎といつの間にか引き込まれ仕事をさせられる。 勿論、断ったり失敗すれば命の保証も無い 無理難題な仕事もこなしていた僕だったが……。 2016年25冊目
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山崎ナオコーラさんが好きだと、なにかのエッセイで書かれていた中村文則さんの作品。読むのは初めて。 「何もかも憂鬱な夜に」を読んでみたかったのだけど、図書館になかったので有名だというこちらの作品を手にとる。 ゆったりとした純文学とか、物語やキャラクターを通じて社会的なことを考え...
山崎ナオコーラさんが好きだと、なにかのエッセイで書かれていた中村文則さんの作品。読むのは初めて。 「何もかも憂鬱な夜に」を読んでみたかったのだけど、図書館になかったので有名だというこちらの作品を手にとる。 ゆったりとした純文学とか、物語やキャラクターを通じて社会的なことを考えられる作品が好きなので、ハラハラするような小説は久々に読んだけど、とても面白かった。純粋に楽しめた。 他の作品も読もうと思います。
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掏摸で生きている主人公を中心とした話です。主人公について深く描写するのでなく主人公の行動や周りの人間からの言葉で主人公はこういう人物だったのかなと読み手に考えさせる作品でした。掏摸という犯罪行為について深く描写されていた面白い作品でした。
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「すべてに満たされているのなら、小説は必要ない」 と、あとがきにあるように、 小説や物語でしか経験できないことがある。 掏摸にあったこともないし、あいたくもない、 そして、けっして、掏摸になりたいとも思わない。 「男の子」という名前のない登場人物が、 とても読んでいて辛かった...
「すべてに満たされているのなら、小説は必要ない」 と、あとがきにあるように、 小説や物語でしか経験できないことがある。 掏摸にあったこともないし、あいたくもない、 そして、けっして、掏摸になりたいとも思わない。 「男の子」という名前のない登場人物が、 とても読んでいて辛かった。 あえて、名前を付けないことに、意味があるのだろう。 万引きは、ある意味病気の場合がある。 掏摸の場合は、どうなんだろう・・・
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先が気になって一気読み 到底無理だと思われた、封筒をすりかえる所は見事‼️ 折角3つの仕事をクリアしたのに、、不条理 主人公は好きだけど、小説自体はう〜ん、、、
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後発作?を読んだので、こちらも読んでみたけど、こっちの方が全体的に好きだった。 仄暗い空気感も人間離れしすぎていないのもいい。主人公と典型的な親に恵まれなかった子どもとの関わりも良かった。子どもからすると、自分と似た空気感だから、居心地が良かったんだろうな。 ところどころぎゅっとなる表現もあって、スラスラ読めた。
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この作者の作品はどれも灰色なストーリーで、感動したりすることはあまり無いのだけれど、感情の底の方をえぐられる思いを味わいたくて読んでしまう。 読み始めた瞬間からハッピーエンドになる事は無いと分かっている。 醒めた感情と色の無い世界、諦めた思いで語られる物語。
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「掏摸」という漢字はスリっぽくない。あまり見慣れないせいなのかもしれない。少なくとも私は書けないし、突然出てきたら多分読めない。 ねずみ小僧のようにお金持ちからしかスらないとい拘りは、読者を見方につける。
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作中に何度も出てくる「塔」は何の象徴なんだろう?運命や権力など絶対的なものなのか? 最後にほんのわずかだけど「希望」のようなものが描かれているように感じられたのが良かった。
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評価の高い作品との認識があり再読、ほとんど覚えていなかった。題材は面白いし一気に読了したが、そこまで優れた評価が得られる作品かはやや疑問。
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