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クリックしたら、こうなった の商品レビュー

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2010/07/25

ネットでの消費者被害の実態を知る,というのが目的だったが,新しいことは特にない。そりゃ,その辺のルポライターよりマチ弁の方が詳しいわなw 著者は特商法ばかりを強調していたたが,消契法や割販法も視野に入れた対応が必要かと。警察も消費者庁も当てにならないなか,消費生活センターの相談員...

ネットでの消費者被害の実態を知る,というのが目的だったが,新しいことは特にない。そりゃ,その辺のルポライターよりマチ弁の方が詳しいわなw 著者は特商法ばかりを強調していたたが,消契法や割販法も視野に入れた対応が必要かと。警察も消費者庁も当てにならないなか,消費生活センターの相談員だけが孤軍奮闘。しかし,個人のやる気や力量に左右されすぎ。あのポジションを全部弁護士が担えとは言わないが,現場指揮官として弁護士を置く必要はあるのではないだろうか。ここでは市の担当者が弁護士に振るが,他の地域ではそうでもない,のが鹿児島県全体の実情。鹿児島市ですらそうだもの。弁護士が消費生活相談員の相談を受ける当番制度も始まったが,どれくらい機能するのか。弁護士マターなら,投げてくれればいいのに,と個人的には思いますが,細かくてめんどくさい個別の消費者事件なんてだれもやりたがらないのかもしれませんね。

Posted byブクログ

2010/08/16

図書館で借りた本 もっとひどい状況が書いてあるのかと思ったら、大した内容でなかったのでむしろ驚いた。かなりがっかりだった。図書館に置くような本ではないような・・・・

Posted byブクログ

2009/11/17

本書は著者自らが体験(騙された体験、あえて手口を見るために嵌ってみた体験、等々)取材したネット絡みの犯罪・詐欺等の実態をまとめたものである。 取り上げられている項目は以下の通りである。 ①無料占い相談のカラクリ!   (新たなるネット詐欺) ②女性から援助金をもらえる!? (出...

本書は著者自らが体験(騙された体験、あえて手口を見るために嵌ってみた体験、等々)取材したネット絡みの犯罪・詐欺等の実態をまとめたものである。 取り上げられている項目は以下の通りである。 ①無料占い相談のカラクリ!   (新たなるネット詐欺) ②女性から援助金をもらえる!? (出会い系サイト) ③「すぐに儲かります!」の真相 (情報商材ビジネス) ④SNSで誘われた名刺交換会  (マルチ商法) ⑤チャットでヒーリング体験   (セミナーの勧誘) ⑥代金を振り込んだのに音沙汰ナシ(オークション詐欺) ⑦突然パソコンがおかしくなった (迷惑メール&ウイルス) ⑧メールで相談を受けたらこうなった(消費者センターの現状) ①や⑤に関しては、効果が不透明で詐欺だと言い切れないところが特徴のようである。しかし、著者は占いやヒーリング等で真っ当と思われるサービスの提供と見合った対価の要求が交換されている商売との比較から、明らかに?異常?と思われる内容のものがあることを指摘している。 それが、ネットを介して行われていることを体験取材から紹介している。 ②や③に関しては、まず無料でお金が貰える!という導入部分から始まり、その後一気に本題に入らずにメール等で何度も話を引き伸ばしながら往復のやり取りを繰り返し、なかなか核心を話さない。それでようやく本題にはいりそうな時に、手数料等を要求するのが共通点である。 ダメ押しは、その要求される金銭が数千円~2,3万円位という微妙な価格であり、期待できる受益が数百万~数千万円という構造になっており、ひっかかる側の心理としては、「信用できない!しかし。。。万が一。。。数千円なら試してみたい。。」これが被害がなくならない実体のようである。 ④は、名刺交換会自体は特に怪しいものではないのである。しかし、参加条件に「ネットワークビジネス、マルチ商法等の関係者の参加は禁止」と定めている例が多いにもかかわらず、それを無視して参加してくる方も少なからずいるということを指摘し注意を促している事例である。 他にも被害者と業者という構図以外に、被害者が相談に訪れた消費者センターの対応に問題があり被害者が二重苦に陥る事例も紹介している。⑧が正にそうであるが、著者は被害者の相談に乗って消費者センターに掛け合う構図として登場する。これは、行政の対応に対する問題提起でもあろう。  最近のネット絡みの犯罪・詐欺手口がいったいどんな構図で起こってくるのか?その一端を垣間見ることができる書である。

Posted byブクログ