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奴隷の時間 自由な時間 の商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2024/12/07

図書館で目に留まって、借りました。自分の手の内にない事(未来の死、出世、過去)は心配しても仕方ない。お金のために自分の時間を売りすぎないで、時間持ち(自分のやりたい事をする為の)になろう、と理解しました。

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2017/01/01

過去を追うな。 未来を願うな。 過去はすでに捨てられた。 未来はまだやって来ない。 だから現在のことがらを、 現在においてよく観察し、 揺ぐことなく動ずることなく、 よく見きわめて実践すべし。 ただ今日なすべきことを熱心になせ。 誰か明日の死のあることを知らん ---------...

過去を追うな。 未来を願うな。 過去はすでに捨てられた。 未来はまだやって来ない。 だから現在のことがらを、 現在においてよく観察し、 揺ぐことなく動ずることなく、 よく見きわめて実践すべし。 ただ今日なすべきことを熱心になせ。 誰か明日の死のあることを知らん --------------------------------------- 頭ではわかってるんだけどね。 問題は実践なんだよな。 宗教を持たない人間は「美学」に走る。 というのは考えさせられた。それもひとつの生き方だとは思うが、宗教を持っているからと言って、じたばたして醜く生きるのもどうなのかと。

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2013/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の ひろさちや さんは、1936年生まれ大阪府生まれ、 東大文学部印度哲学科を卒業され、博士課程を修了。 気象大学校教授を経て、大正大学客員教授。 仏教を中心に宗教や生き方を分かりやすく説いている。 ―本文より― 「時は金なり」ということわざがあります。ちょっと変なことわざだと思っていましたが、それもそのはず。これは日本のことわざではなく、英語の“Time is money.”を訳したもので、「時間は金と同じように貴重なものである。だから時間を無駄に過ごしてはいけない。そのように教えたことわざです。―中略― わたしは「時は金なり」は大嫌い。だって時間を金と同一視しているのだから、これは明らかに拝金思想です。時間は金なんかよりも、もっともっと貴重です。金なんかなくたっていい。われわれはもっと時間を大切にしようではありませんか。 ひろさちや さんは、1936年生まれ、仏教を中心に学ばれてきたかたですから、どうしても経済至上主義的な考え方に対して否定的です。その辺を、「まあ、そんな考え方もあるでしょう」と客観的に受け入れながら読むことができれば、得るモノ(概念)は、多いと思います。 どちらかと言うと、人生のベテランにおススメしたい内容です。

Posted byブクログ

2012/10/20

” 「未来がどうなるか、人間にはわからないのだよ。 本当に迷っているのであれば、サイコロで決めな。」 だって、迷っているということは、どちらでもいいからです。 どちらでもいいことを、理屈でもって選ぶことはできません。 ” 未来をサイコロで決める、という話がおもしろかった。 実際...

” 「未来がどうなるか、人間にはわからないのだよ。 本当に迷っているのであれば、サイコロで決めな。」 だって、迷っているということは、どちらでもいいからです。 どちらでもいいことを、理屈でもって選ぶことはできません。 ” 未来をサイコロで決める、という話がおもしろかった。 実際に著者が大学から講義を頼まれたとき、お寺でサイコロを振って受けるかどうかを決めたそう。 確かに、「やりがいがあって給料の良い会社」と「やりがいがなくて給料の悪い会社」のどちらかに行くとしたら、どんな人だって悩まないはずだ。即断即決するだろう。 けれども「悩む」ということは、天秤の左右の重さが拮抗していて、どちらに振れてもいいということなのかもしれないな、と思った。 (まあ、極端な例ではありますが・・・。)

Posted byブクログ

2012/08/22

こういう本好きだなぁ。 現在を生きる。 現在を大事にする。 過去にとらわれず、将来に期待しない。 あとは実践ね。

Posted byブクログ

2011/08/31

幅広く宗教を学んでいる人の話は、おもしろい☆ 特に宗教好きな私はわくわくしちゃいます(^^)♪ でも、この本はあまりマニアックな部分はないので、一般的にも楽しめるでしょう。 お金より時間が大事ということを、おもしろいエピソードで紹介。 仕事に追われている人にぜひ読んで欲し...

幅広く宗教を学んでいる人の話は、おもしろい☆ 特に宗教好きな私はわくわくしちゃいます(^^)♪ でも、この本はあまりマニアックな部分はないので、一般的にも楽しめるでしょう。 お金より時間が大事ということを、おもしろいエピソードで紹介。 仕事に追われている人にぜひ読んで欲しい一冊です。

Posted byブクログ

2011/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「お金持ち」ではなく、「時間持ち」になる事を勧めていましたが、とても難しいことだと思う。 なぜならば、そんな思考転換をする余裕がないからだ。 私のような平民は日々の生活に追われているからだ。 生活スタイルが変わるにつれ、日本人はスローライフを捨てて しまい、崩壊的な慌ただしい生活を続け嘆き、古き良き時代が 望ましかったと振り返る事はあるものの、革命のような大きな変化がない限り、スローライフを取り戻す事は出来ない現状がある。 作者のような生活基盤がしっかりしているか、信仰深い信者でない限り、作者の声は届かないかと感じたが、無宗教の私にもこの本は素直に読めた。 その理由は、仕事が嫌いな私の生き方を後押ししてくれるような、「労働懲罰説」の説明があったからだ。 この本を読むまで、キリスト教が仕事に対して否定的だということを知り感動した。そして「般若」の意味(少しの損をする事)を知り勉強になった。

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2010/08/06

明日できることは今日やるなということ。 江戸時代の人々はまるで趣味で貧乏をしているかのよう、という記述が印象的。 満足度4

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2010/02/11

ひろさちやは読みやすく、頭にすっと入ってくる。いろいろよみたいけれど、彼の著書は500を記録。。。よめるかな。

Posted byブクログ

2010/02/03

書店で立ち読みした程度であるが、「ワーカーホリックごっこの時代は終わろうとしている。本当に大切なものに目を向けよう」というメッセージが感じられた。特に、就職を控えた学生にお勧めである☆

Posted byブクログ