文系?理系? の商品レビュー
2022/1/14 メモ ・人間は貴重、希少なものを使って、ありふれたものをつくっているように思えます。宝石は、同じ素材、ありふれたものでも、工夫次第で、予想もできなかったようなすばらしいものをつくれるのだ、ということを教えてくれているのです(料理の達人はそのような人)
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学校が指す文系/理系は進路についてのみの考え方で、人間についての言及ではない。 寅さんいわく、「物事を自分の頭できちんと筋道立てて考えられるようになるため」勉強をする。この「筋道立てて」が科学的態度である。そして、この筋道は文理で異なる。文は、個別的・地域的に考えるので、変動しうるのに対し、理系は客観的に考えるので、宇宙規模で普遍的になる。
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文系と理系を分けないで勉強することの大切さは共感できたけど、温暖化をありえないと言ってるところは残念だった。10年以上前の本だから仕方ないとは思う。金子みすゞの詩が紹介されてて、みんなちがってみんないいという言葉を思い出せてよかった。
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中高生は、自分が文系に進むべきか、理系に進むべきか悩む人が多いと思う。 この本は、そんな子どもたちの生き方のヒントになるのではないか。
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読んでいて気持ちがよかった。 異常気象と世界史(日本史)のつながりは特に面白く読んだ。奈良の大仏の銅の産地の「クレーム」エピソードは知りたくなかった……。マイルドな書き方にしておいてくれ。学者って自分の知っている知識と異なる解説がされていたら(自分が絶対に正しいと思って)キレる...
読んでいて気持ちがよかった。 異常気象と世界史(日本史)のつながりは特に面白く読んだ。奈良の大仏の銅の産地の「クレーム」エピソードは知りたくなかった……。マイルドな書き方にしておいてくれ。学者って自分の知っている知識と異なる解説がされていたら(自分が絶対に正しいと思って)キレるの?こわ~。
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http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480688224/
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世界はこんなに感動に満ちていて、すべてはつながっている。 「文理(芸)融合」の精神で豊かに生きようと、身近な事象から、好奇心を持って接することを面白く解説してくれる。 若い時に読んでいたらよかったかも。
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高校生向きの本に、こういった学問の理想論を語ることは大切なことではある。 僕のような擦れた大人は、大部分が空論であることを知ってはいるけれど。 とはいえ、地球温暖化をあんな仕方で語るのはちょっとまずいんじゃないか、と思う。
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[ 内容 ] 「自分は文系(理系)」は殆ど思い込み。 素直に見れば自然はこんなに感動に満ちている。 「文理(芸)融合」精神で豊かに生きよう。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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2011/1/22読了。 冒頭の、今後は「工経系(工学・経済系)」と「文理系(文学・理学)」に分けるべきという部分は新しい発想だと感じられたし、ある程度筋の通った理論だと思われた。 ただ、文系理系両サイドの融合に関する話かと思いきや、どちらかというと理系嫌いの人にその面白さを教え...
2011/1/22読了。 冒頭の、今後は「工経系(工学・経済系)」と「文理系(文学・理学)」に分けるべきという部分は新しい発想だと感じられたし、ある程度筋の通った理論だと思われた。 ただ、文系理系両サイドの融合に関する話かと思いきや、どちらかというと理系嫌いの人にその面白さを教えよう!とい内容。個人的には文系が理系を学ぶように、理系ももっと文系に興味を持たなくてはならないのだろう。
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