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悪夢のギャンブルマンション の商品レビュー

3.1

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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  3. 3つ

    21

  4. 2つ

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2022/06/13

「木下半太」の悪夢シリーズ第五弾『悪夢のギャンブルマンション』を読みました。 『悪夢のドライブ』、『奈落のエレベーター』に続き「木下半太」作品です。 -----story------------- 一度入ったら、勝つまでここから出られない…。 勝負に勝って鍵を貰わないと移動で...

「木下半太」の悪夢シリーズ第五弾『悪夢のギャンブルマンション』を読みました。 『悪夢のドライブ』、『奈落のエレベーター』に続き「木下半太」作品です。 -----story------------- 一度入ったら、勝つまでここから出られない…。 勝負に勝って鍵を貰わないと移動できないように、建物がまるごと改造された裏カジノ。 オカマ・ママの「マッキー」ら四人は、恐喝に悩む仲間のためにここを訪れた。 各部屋で待ち受ける、薄気味悪いディーラーと、巧妙な罠。 借金は増える一方だし、死体にまで遭遇。 ここから無傷で脱出できるのか。 ----------------------- 『悪夢のエレベーター』と『奈落のエレベーター』で活躍するオカマの「マッキー」と、『奈落のエレベーター』から登場したオカマの「ジェニファー」に加え、「ジェニファー」の元恋人でギャンブラーの「輝男」が新キャラとして登場し、ヤクザの経営する裏カジノ(ギャンブルマンション)で大活躍します。 そして、ギャンブルマンションを経営するヤクザ「天竜会」の組長の息子で、実質的に「天竜会」を牛耳っているヒップホップかぶれの「天野涼介」を始め、麻薬取締官で囮捜査のためにキャバクラ嬢に変装してギャンブルマンションに潜入した「ユカリ」、「涼介」の横暴振りに耐えられず復讐を企てる組員たち、各部屋で客を待ち構えている不気味なディーラー… 等々、個性豊かなキャラが作品の魅力を高めていますね。 各部屋で繰り広げられる手に汗握るギャンブル(イカサマ)の数々も面白かったですが、、、 日頃の「涼介」の横暴な態度と残虐な行為に耐えられなくなった複数の人物が、それぞれマンションに保管されているギャンブルでの稼ぎ五億円と覚醒剤を奪おうと企てたところに、覚醒剤を取り締まろうとする警察も加わり大混乱… だれが味方で、だれが敵かわからず、入り乱れて争うシーンがテンポ良く描かれていて、一気に読めましたね。 相変わらず小気味良い活躍をみせる「ジェニファー」が、イイ役どころをしています。 「輝男」のギャンブル(イカサマ)のテクニックもなかなかのモノでしたね… 相変わらず殺人シーン等の残虐な場面が多いのですが、コメディタッチでカバーされていて、嫌な感じはしませんでした。 正義は勝つ… スカッとするエンディングも良かったですね。

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2019/09/28

奈落のエレベーターに引き続き、マッキーとジェニファーが登場。今回はギャンブラーの輝夫を加えてギャンブルだらけのマンションに突入することになる。 登場するひとたちが悪いひとばかりで、前作であんなに強かったジェニファーも苦戦ばかり。それにあまりに人が亡くなりすぎ。黒木という殺し屋?の...

奈落のエレベーターに引き続き、マッキーとジェニファーが登場。今回はギャンブラーの輝夫を加えてギャンブルだらけのマンションに突入することになる。 登場するひとたちが悪いひとばかりで、前作であんなに強かったジェニファーも苦戦ばかり。それにあまりに人が亡くなりすぎ。黒木という殺し屋?の残酷さが際立ってました。スカッとした終わり方ではなかったけど、敵が多すぎたなという印象。

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2019/07/23

面白くて一気読み。 もう少しイカサマ見破るくだりも見たかったけど。 劇作家さんだからかもだけど、映画のストーリー読んでるようで、実際に映画化しても面白そう。

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2018/11/16

悪夢シリーズ 第5弾 またもやオカマのママ・マッキーが友人を助けるためにギャンブルマンションに潜入するも、騙され、仲間の輝男ちゃん、最強オカマ・ジェニファーとともに大騒動に巻き込まれる。 ギャンブルブルマンションにヤクザ、麻薬取締官、反逆のディーラーと欲が渦巻き、最後に勝...

悪夢シリーズ 第5弾 またもやオカマのママ・マッキーが友人を助けるためにギャンブルマンションに潜入するも、騙され、仲間の輝男ちゃん、最強オカマ・ジェニファーとともに大騒動に巻き込まれる。 ギャンブルブルマンションにヤクザ、麻薬取締官、反逆のディーラーと欲が渦巻き、最後に勝つのはずる賢いヤツだけ。 マッキーは生きて帰れるか!? 今回も騙し、騙され、展開がコロコロ変わり、楽しいです。 エンタメ小説として最高!

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2017/07/17

「悪夢」シリーズ やっぱり面白い。 いつも最期に裏切られる。意外な関係だったり、最期にホロッときたり、今回はスッキリ系。 ドラマの様な(ちょっと軽い)展開でスピード感もあっていいんだが、結構簡単に殺されるのがなぁ。 今回何人死んだのって感じ。

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2017/04/28

大国町の裏カジノマンション。当然、経営者はヤクザ。オカマバーのママ、マッキーは、借金に悩むイケメン客のために、その裏カジノマンションでのギャンブルに付き合うことに。同じくオカマのジェニファーとその元カレ、輝男も加わるのだが……。 いろいろ出てくるイカサマが興味深くて楽しいです。...

大国町の裏カジノマンション。当然、経営者はヤクザ。オカマバーのママ、マッキーは、借金に悩むイケメン客のために、その裏カジノマンションでのギャンブルに付き合うことに。同じくオカマのジェニファーとその元カレ、輝男も加わるのだが……。 いろいろ出てくるイカサマが興味深くて楽しいです。全編に飛び交うベタベタの大阪弁とオカマ言葉、特にジェニファー、サイコー。 あんまり元気じゃないときにはうってつけの本なのでした。

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2017/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

細かいとこはすっ飛ばして読める娯楽作品。 ギャンブルシーンの心理戦は痛快。 でも、またもや最後の方はご都合良すぎ。 主人公トリオ以外は案外あっさりと処理されるとこも驚き。 それも裏切りとして楽しめばOK。

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2017/02/02

読むのをやめるほどつまらなくはなかったけど、勢いで押し切る映像か舞台のほうが合いそうな気がする。 とはいえ、そんなお手軽さ、読みやすさが良さなんですよねきっと。

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2016/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オカマのマッキー再び! つか、 マッキーーボンちゃんなんですよねぇ。。。 ヒロが脅されてるから、 ヒロのお金を元金にして、 ギャンブルマンションで増やして借金を返そうと画策し、 マッキーに、 あの、 ジェニファーに、 ヒロ、 と、 輝男とでギャンブルマンションに挑戦! 1回入ったら最上階の5階まで登らないと出れない。 各階に、 ギャンブラーがいて、 ギャンブル勝負をし勝たないと登れない。 金は増えることもあるが、 もちろん、 減る、 つまりは借金が増えることも多々あると。 つまり、 ブルース・リーの死亡遊戯的な?! もちろん、 向こうはイカサマしてるわけで、 こちらも、 そういった対応で戦うのですが、 オーナーを裏切ろうとしてる奴と、 警察とが絡まりあって事態はてんやわんや! の、 はずですけど、 伝わってこないのねぇ。。。 ちょっと、 緊迫感とか読んでて感じられないのが残念ポイントかな。 で、 まさかですが続くのかな? 悪夢シリーズってまだまだあるんですが、 マッキーが主人公のってまだあるのかな? いちおう、 読むけどねぇ。。。 ちょっと、 今回のが期待外れ感が強かったので微妙だなぁ。。。 そもそも、 なんでまたオカマをつかったのでしょうかね? 使わなかったら、 もっとシリアスにでもできただろうし、 逆に、 コメディにもできたんじゃないかな? マッキーに縛られすぎてるんじゃないかな。 ジェニファーも前回よりも頑張ってるけど、 強い! と、 言うイメージが負けすぎてて無くなってしまったし、 そもそも、 格闘というか、 腕力で強いキャラって必要じゃない気もします。 オールミスキャスト?! 発売当初は知らないけど、 カイジをはじめ、 ギャンブルを元ネタにした漫画や小説って結構あるし、 おもしろいのも多い中、 ちょっと、 ネタ的にも弱かった。 もっと、 練ったギャンブルバトルを期待してたかな。 そもそも、 悪役も魅力あるキャラにできてなかったね。 強そう、 怖そう、 なんですがそれだけって感じで、 中ボスが、 仕方なしにラストボスになっちゃってる印象がありました。 読みやすいのはいいところなんでしょうけど、 軽い印象が強まっちゃったんで残念やな。 あー、 密室の作り方もちょっと弱かったかもですね。。。 まぁ、 次に読む予定は、 「悪夢の商店街」なんですが、 商店街で何が起きるのでしょうね? たぶん、 マッキーはでてこないだろうから楽しみにしている!

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2015/03/29

どこにでも死地があり好機がある。ちょっとした注意力の差が全く異なる結果を齎す。ストーリーはのっけから波乱の暗雲がたちこめている。挙措動作の一つひとつが冷や冷やぶくみで正視できない。最後までハラハラ感は止まらなかった。時間の経過とともに登場人物が重層的複雑に絡み合っていく。感情移入...

どこにでも死地があり好機がある。ちょっとした注意力の差が全く異なる結果を齎す。ストーリーはのっけから波乱の暗雲がたちこめている。挙措動作の一つひとつが冷や冷やぶくみで正視できない。最後までハラハラ感は止まらなかった。時間の経過とともに登場人物が重層的複雑に絡み合っていく。感情移入の主が次から次へと転変していく奇奇怪怪のパラレルワールド。小さな枝葉が笑わせ泣かせスカッとさせてくれる。最後の1行まで楽しませてくれる極上のエンタメだ。

Posted byブクログ