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晴れた日は巨大仏を見に の商品レビュー

3.6

22件のお客様レビュー

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2022/08/28

巨大仏の風景が好きなわけではないけれど、宮田さんの文章はいつも面白いので読みたくなりました。世の中には色々な興味の対象があるんだなぁと思いました。

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2018/12/03

牛久大仏・茨城 淡路島世界平和大観音・兵庫 北海道大観音・北海道 加賀大観音・石川 高崎白衣大観音・群馬 九州巨大仏旅行・長崎・福岡(長崎西海七つ釜聖観音・久留米救世慈母大観音・篠栗南蔵院釈迦涅槃像) 会津慈母大観音・福島 東京湾観音・千葉 釜石大観音・岩手 親...

牛久大仏・茨城 淡路島世界平和大観音・兵庫 北海道大観音・北海道 加賀大観音・石川 高崎白衣大観音・群馬 九州巨大仏旅行・長崎・福岡(長崎西海七つ釜聖観音・久留米救世慈母大観音・篠栗南蔵院釈迦涅槃像) 会津慈母大観音・福島 東京湾観音・千葉 釜石大観音・岩手 親鸞聖人大立像・新潟 仙台大観音・宮城 太陽の塔・大阪 最後の巨大仏めぐり・静岡・香川 著者:宮田珠己(1964-、兵庫県、エッセイスト)

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2018/10/03

風景の中に、突然、ウルトラマンより大きな仏像が現れたら…。日本各地に点在する巨大仏。その唐突かつマヌケな景色(マヌ景)を味わうため、牛久大仏、釜石大観音など、“四十メートル以上”の巨大仏を探しては、いたってまじめに日本を巡る。巨大仏のある風景を見ると、なぜ胸が騒ぐのか。日本風景に...

風景の中に、突然、ウルトラマンより大きな仏像が現れたら…。日本各地に点在する巨大仏。その唐突かつマヌケな景色(マヌ景)を味わうため、牛久大仏、釜石大観音など、“四十メートル以上”の巨大仏を探しては、いたってまじめに日本を巡る。巨大仏のある風景を見ると、なぜ胸が騒ぐのか。日本風景についても論じた、怪笑紀行エッセイ。(裏表紙) 「日本風景についても論じた、怪笑紀行エッセイ」。 前者2割後者8割といったところです。実際の文章としてはほぼ後者なのですが、前者の記述の固いこと。理屈付けは納得できるのですが、少なくとも私はこのタイトルにこの作者様でそういった話は求めていませんでした。ちょっと残念。

Posted byブクログ

2018/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

キンドルを読んでいて、1ページまるっとハイライトした経験は初めて。そんなのハイライトする意味ないだろう、と言われるかもしれないが、仕方ない。だって面白いんだもの。 脱線する部分と読ませる部分の割合がちょうどよく、巨大仏を見たときの「ぬっ」っとする感じの正体について考えを深める過程もすっと読むことができた。 こんな文章がかけるようになりたい。 これまた、『地図のない場所で眠りたい』で紹介されていた本。プロの作家たちが、この本の著者は文章(書いたもの)で勝負している、と賞賛する理由も頷ける。

Posted byブクログ

2017/11/10

巨大仏。 初めて見た時はなにかよくないものだと感じたな。 たぶん加賀大観音だと思うんだけど。 見えてるけど見ないふりをしないといけないような感覚。 触れちゃいけないような。 でもこの本読む限りそんな大したもんじゃないみたいね。 今度見かけても怖がらず「マヌ景」って思えそう。

Posted byブクログ

2017/08/29

訳あって休暇を取り、半分ほど読み進めていた本書を読了。巨大仏のうち、関東に住む自分は牛久、東京湾、高崎に20数年前に近くまで行ったことがあり、著者の独特の視点を持ち合わせていたらマヌ景を味わえたのに、と悔やまれた。後半では、著者の巨大仏に対する思いと坂口安吾らの著作から得られる考...

訳あって休暇を取り、半分ほど読み進めていた本書を読了。巨大仏のうち、関東に住む自分は牛久、東京湾、高崎に20数年前に近くまで行ったことがあり、著者の独特の視点を持ち合わせていたらマヌ景を味わえたのに、と悔やまれた。後半では、著者の巨大仏に対する思いと坂口安吾らの著作から得られる考察に、こんなに深いところで本書は上梓されたのだと感心させられた。解説では、著者が1作品を著すに当たり緻密な構想を練っていると書かれており、紀行文をアホな文章で綴るだけの人ではなかったのだと、ますます好きになった。

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2017/07/18

坂口安吾氏や岡本太郎氏を引用し、なんとか学術性を出そうと努力しているが、所詮は「ぬっとした」「マヌ景」の巡礼記である。 さらに読むと自分の目で巨大仏を見に行きたくなるが、著者自身が「文庫本あとがき」に「すでに存在しないかも知れない」と書いている。 何のために読むんだ? ただ、こん...

坂口安吾氏や岡本太郎氏を引用し、なんとか学術性を出そうと努力しているが、所詮は「ぬっとした」「マヌ景」の巡礼記である。 さらに読むと自分の目で巨大仏を見に行きたくなるが、著者自身が「文庫本あとがき」に「すでに存在しないかも知れない」と書いている。 何のために読むんだ? ただ、こんな無意味な本も(巨大仏も)あっていいじゃないか。 いい国だな、日本って。

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2017/01/22

宮田氏の本は読みやすい。さらっと楽しく読めてしまう。仏教徒ではないが、宮田氏の解説を読みながらこのおおきな仏像に思いを馳せ、見に行ってみたいなぁと思ってしまう。

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2016/07/02

大仏といえば、奈良東大寺の大仏や鎌倉の大仏などが有名ですが、それ以外にも日本には数多く大きな仏像があるようです。それらはタイトルにあるように、大仏というより巨大仏と呼ぶ方が相応しいような建造物です。 日本にいったいどれだけ巨大仏が存在するのか知りませんが、著者はその中から40メー...

大仏といえば、奈良東大寺の大仏や鎌倉の大仏などが有名ですが、それ以外にも日本には数多く大きな仏像があるようです。それらはタイトルにあるように、大仏というより巨大仏と呼ぶ方が相応しいような建造物です。 日本にいったいどれだけ巨大仏が存在するのか知りませんが、著者はその中から40メートルを超えるものにターゲットを絞って訪ねています。なぜ40メートル以上かというと、ウルトラマンの伸長を超えるものというのが基準になっているからです。 それにしても巨大仏というのは存在自体が異様ですネ。ボクも淡路島で目にしたことがありますが、現れ方があまりに唐突で、車で走っていたとき、何の前触れもなくど~んという感じで突然風景の中に出現し、???となった経験があります。 日本の巨大仏の共通点としては、なんでこんなところにこんなものが?という違和感。風景とマッチしないアンバランスな唐突感。その多くが資産家が個人で建立したもの。観光地として認知されていない。人が寄りつかない・・・などなど、どちらかというとネガティブな事柄が多いようです。 それにしても何で巨大仏なんでしょう?そんな余裕があるなら、寄付したり、学校を建てたり、もっと役に立つお金の使い道がありそうなものですが。もしくは、それこそウルトラマンとかゴジラとか大魔神とかキングギドラとか、もっとみんなが喜びそうなカッチョイイものを等身大で建てるとかすれば、人が集まってくるのになぁと考えてしまいます。んが、その答えもこの本の中にありました。おぉ、そうだったのかッ!!と、ひざを打って納得できるような答えではありませんでしたが・・・。 著者に同行するお二人の行動やものの考え方、捉え方も摩訶不思議で、やっぱり類は友を呼ぶんだなぁとゆる~い気分で読んでいたりなんかすると、ところどころにスルドイ風景論みたいなものが散りばめられていて、なかなか油断のならないエッセイでした。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

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2014/10/02

袖山さんが気になる ストーリー 風景の中に、突然、ウルトラマンより大きな仏像が現れたら…。日本各地に点在する巨大仏。その唐突かつマヌケな景色(マヌ景)を味わうため、牛久大仏、釜石大観音など、“四十メートル以上”の巨大仏を探しては、いたってまじめに日本を巡る。巨大仏のある風景を見...

袖山さんが気になる ストーリー 風景の中に、突然、ウルトラマンより大きな仏像が現れたら…。日本各地に点在する巨大仏。その唐突かつマヌケな景色(マヌ景)を味わうため、牛久大仏、釜石大観音など、“四十メートル以上”の巨大仏を探しては、いたってまじめに日本を巡る。巨大仏のある風景を見ると、なぜ胸が騒ぐのか。日本風景についても論じた、怪笑紀行エッセイ。

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