アシンメトリー の商品レビュー

飛鳥井千砂【著】

2012/05/03

「受け入れてほしいと思いすぎて相手のしてほしいことに目を向けることを怠ってしまうのよね。」自分本位になっちゃうね。

いろんな形があるね。

2012/04/30

朋美の強さに、じーん、ときた
好きな人がゲイだとわかっていても、それでも一緒にいたい…一途な紗雪ちゃん

2012/01/20

ハコブネを読み終わったあとだと尚更深く考えてしまう…

一番自然に、まったく無理をしていない素の顔で、楽しそうに笑える人と一緒にいられるのが一番幸せだとは改めて実感

にしても、
自分が好きな人が好きな人てそんなわかるもんかなて、小説読むと思うー

2012/01/16

4人の男女が、ひとつの大きな物語をそれぞれの視点から語るようにストーリーが展開。
最近よくあるこの手法だけど、うまーく活かされてます。
この人はこれをこう考えていたのか～とか。
読み進めるうちに、結婚したカップルの「秘密」を知ることになり、先の展開が気になって一気読み！

個人的には朋美が好きです。

2011/12/09

先輩に借りた本。
一日で読み終わる、さっと読める本です。

結婚することって、
本当に幸せ？

という帯が目をひきます。

いろんな価値観を持つ四人の恋愛が描かれている、のだけど、恋愛物って感じはあんまりしない。
人生といいますか、友情と言いますか、価値観と言いますか。。。

使い古された感のある人物像、関係性でもあるけれど、ちゃんとリアルな人が描かれている気がする。

普通ってなんだ。
なのにそのよくわかんない普通ってやつに振り回される、というか、囚われている。
人ってそんなもんですよね。
哀しいかな。。。

登場人物のすべてが好感を持て、また、嫌悪感も持てる。
つまり、リアルっぽくて、良い。

ただ、あんまり結婚については考えさせられはしなかったな。
囚われずに、
フラットに生きよう。
とは思った。

2011/12/04

面白くて、一気に読んじゃった。
アシンメトリーというタイトルの言葉が、話の中に上手に取り込まれている。

登場人物はどれも人間臭くて、それぞれにちょっと駄目な部分や欠点があるし
登場人物同士の関係も少し歪んでいるところがリアリティーを感じます。

2011/05/28

＜結婚したい女。自由を選びたい女。結婚という形を選んだ男。
好きな人と結婚したい男。非対称な男女の結婚と恋愛を描く、
長編恋愛小説。 ＞
という最初の説明を読んで
もしかして江国さんの「きらきらひかる」
みたいな感じ？と思って読んだら、まさにそんな感じだった。
結婚という形を選んだ男なんてもろゲイですって言ってる感じ。
設定が似すぎ。男がゲイとわかっていて、でもその男が好き
だから結婚する女とか。
でももう一組の男女が絡むことで話はテンポよく展開していって
どうなるのどうなるのってハラハラしながらどんどん読めた。
最後ぱーっと張り巡らしたあれこれを丁寧に良い感じに
終焉に向かわせる手法が素晴らしかった。どこもすべて
まるくおさめて、最高に良い読後感。おもしろかった。

人間の裏表がリアルに表現されていた。そこは少し重い。

2011/01/08

朋美は、資格を取り1年で仕事を辞めた同期の紗雪とその後も仲良くしていた。
そんな彼女が突然結婚すると言い出した。結婚願望なんてなかったはずなのに。
相手は紗雪の幼なじみ治樹。
朋美は治樹に好意を持っていたので複雑な思い。
しかし、2人の結婚は秘密があった。

単なる恋愛小説かと思いきや、マイノリティがテーマになっていて、読みながら考えさせられた。
恋愛って自分勝手になりがちだよなと改めて思うと同時に、相手に歩み寄る・思いやる気持ちを大事にしなければと思った。

2010/12/20

結婚願望の強い朋美はある時、友人の紗雪が突如結婚を決めたことにショックを受けた。紗雪の相手は幼馴染みの治樹。しかし、紗雪と治樹の結婚には秘密があった…。アシンメトリー（非対称）な男女４人を描く恋愛小説。
ー紹介文より

結婚観とゆうか・・・同性愛。
いろんな恋愛事情や結婚事情をのぞいている感じです。

2010/07/13

初めて読んだ作家さん。４人の登場人物それぞれの視点で物語が進んでいく。一気に読みました。ドラマにしたら面白いかも。