古事記 の商品レビュー
日本最古の書物「古事記」。 元明天皇(女帝)の御代に、天地創世から推古天皇の時代までを稗田阿礼中心でまとめた歴史書。 イザナギノミコトとイザナミノミコトによる日本列島創世。ヤマトタケルが聖剣で野原を焼き払ったことに由来する焼津の地。時限的減税により民の生活を向上させた仁徳天皇。...
日本最古の書物「古事記」。 元明天皇(女帝)の御代に、天地創世から推古天皇の時代までを稗田阿礼中心でまとめた歴史書。 イザナギノミコトとイザナミノミコトによる日本列島創世。ヤマトタケルが聖剣で野原を焼き払ったことに由来する焼津の地。時限的減税により民の生活を向上させた仁徳天皇。叔父の雄略天皇に実父を殺害された意祁命(おけのみこと、後の仁賢天皇)の御陵破壊などが印象的なエピソードでした。一方で、推古天皇のあっさりとした記述はいささか不思議で、当時の歴史を深掘りするきっかけになりそうです。
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古事記を一通り読みたくて手にした。現代語訳と解説のみ読んだ。現代語訳とはいえ難しかったが、知っている話の全容の把握と再認識ができた。今度はより詳細な解説本を読みたい。
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古事記の原文、訓読文、現代語訳の3つが収録されている。 「原文は白文だから読みづらい」「訓読文だけでは原文のニュアンスが正確に理解できない」「現代語訳がないとそもそも意味が解らない」…。そんな問題点をカバーしてくれるありがたい一冊。 「古文は苦手」という方は、現代語訳だけ読んでも...
古事記の原文、訓読文、現代語訳の3つが収録されている。 「原文は白文だから読みづらい」「訓読文だけでは原文のニュアンスが正確に理解できない」「現代語訳がないとそもそも意味が解らない」…。そんな問題点をカバーしてくれるありがたい一冊。 「古文は苦手」という方は、現代語訳だけ読んでもおもしろいだろう。
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古事記の原文、書き下し文、さらに現代語訳も付いている優れ物。 大学生の頃、岩波文庫で読もうとしたが、挫折した記憶がある。今回こちらの本では現代語訳があるので、一応完読に至った。 聖書にも系図の話しが長々と載っているが、古事記もそうである。奇妙な名前の羅列としか思えないところは...
古事記の原文、書き下し文、さらに現代語訳も付いている優れ物。 大学生の頃、岩波文庫で読もうとしたが、挫折した記憶がある。今回こちらの本では現代語訳があるので、一応完読に至った。 聖書にも系図の話しが長々と載っているが、古事記もそうである。奇妙な名前の羅列としか思えないところはサッと飛ばし、興味ある部分だけ読むだけでも十分ではないかと思う。 イザナギの黄泉下りの話や、天の岩屋、国譲りの話など、日本神話の有名なポイントは知っておいて損は無いだろう。 それにしても、古代の頃から渡来人がよく来ていたり、東国の方まで遠征をしたりと、盛んな交流が行われていたのだと改めて思った。
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原文,書き下し文,現代語訳の3通りが掲載されているが,現代語訳のみを読む. あまり知識が無いまま読んだのだが,異様な内容で驚いた.特に上中下巻のうち(ちなみに本書は全てがまとめて一冊になっています)上巻は神武天皇以前の「神々」の時代を書いているのだが,ほぼ血統についてしか書かれて...
原文,書き下し文,現代語訳の3通りが掲載されているが,現代語訳のみを読む. あまり知識が無いまま読んだのだが,異様な内容で驚いた.特に上中下巻のうち(ちなみに本書は全てがまとめて一冊になっています)上巻は神武天皇以前の「神々」の時代を書いているのだが,ほぼ血統についてしか書かれていない.すなわち,子どもが誰で,それが○○氏に繋がる,などである.中巻以降では,神武以降の歴代天皇にそれぞれ1章ずつ充てられているのだが,「皇后は誰々の娘の○○,子は○○,○○,御陵は○○にある」とだけ数行でまとめられている天皇も多い.そこに時々思い出したようにエピソードが無理矢理挟まれている,との感が強い.あとがきによると「勝手な血統を名乗る氏が多いので,きちんと整理をすることを目的とした」とのことで,そういう目的で書かれたのであれば納得.一方,挟まれるエピソードには非常に怪しげなも多く,却って「不当な代替わりを無理矢理正当化するために証拠を捏造しているのでは?」と思えてしまう.
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2016.07―読了 必要に迫られてのこととはいえ、 訓読古文と現代語訳を行きつ戻りつ読み了せるのは骨の折れることで、とりわけ神代の上つ巻には手間取った。
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訓読文と現代語訳だけでなく、本文(万葉仮名)まで載っているのはすごくよかった。倭建命の読み方など、知らなかった説が出ていて楽しめた。すばらしい文庫本だと思う。
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BOOK DATE: 8世紀の初め、古代国家形成途上にあった大和朝廷が編纂した、天地創成から推古天皇に至るまでの、神々につながる天皇家の系譜と王権の由来書。人間的で叙情豊かな多くの歌謡と伝承は、口誦時代の古代の風俗を色濃く伝えている。より原本に近づけるために厳密な史料研究の成果を...
BOOK DATE: 8世紀の初め、古代国家形成途上にあった大和朝廷が編纂した、天地創成から推古天皇に至るまでの、神々につながる天皇家の系譜と王権の由来書。人間的で叙情豊かな多くの歌謡と伝承は、口誦時代の古代の風俗を色濃く伝えている。より原本に近づけるために厳密な史料研究の成果を盛り込み、歴史・民族・文学などの諸方面からの要求に応える。文庫として望みうる最高の内容をほこる。便利な歌謡各句索引・主要語句索引付き。 ISBN 978-4-04-400104-9 C0193 ¥1124E
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現代語訳はもちろん、本文や訓読文、解説、索引が含まれ、この一冊で非常に内容が充実しています。古典知識はなくとも読める優しい本だと私は思います。肉体的表現に驚くかもしれませんが…(笑) 古事記は誰もが知るアマテラスなどの神が出てくる創世神話です。大神というゲームも日本の創世神話を...
現代語訳はもちろん、本文や訓読文、解説、索引が含まれ、この一冊で非常に内容が充実しています。古典知識はなくとも読める優しい本だと私は思います。肉体的表現に驚くかもしれませんが…(笑) 古事記は誰もが知るアマテラスなどの神が出てくる創世神話です。大神というゲームも日本の創世神話を題材にしてましたね。正直、あまりに話が淡々と進むため、理由も分からず、面白さに欠けているように感じました。やはり、同じ日本と言えど全く違う文化であるため、価値観が違います。宗教が色濃く関わるこの時代に天皇が神の子孫であることは重要なのでしょう。 おススメはこの本を神話学的知見、また心理学的に読むことです。スサノヲがマザコンだったりと遥か昔から受け継いだ思想が垣間見えて、面白いと思いますよ。
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原文も現代語訳もついているのですが、訳は直訳に近いので読むのは大変です(^^;; 軽く古事記の内容を知りたい!と言う方には少し難しいかもしれません。
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