日本の味 釜飯読本 の商品レビュー
釜飯読本 日本釜飯研究会編 混ぜご飯、炊き込み御飯、釜飯は 違う。 炊き込み御飯は ご飯と一緒に炊く 混ぜご飯は ご飯を炊いた後で 混ぜる。 釜飯は だし汁で炊きながら 具を足していく。 釜めしが 全国で 特色のある ものが産まれている。 やはり、釜飯は 見た目が重要だ。 ...
釜飯読本 日本釜飯研究会編 混ぜご飯、炊き込み御飯、釜飯は 違う。 炊き込み御飯は ご飯と一緒に炊く 混ぜご飯は ご飯を炊いた後で 混ぜる。 釜飯は だし汁で炊きながら 具を足していく。 釜めしが 全国で 特色のある ものが産まれている。 やはり、釜飯は 見た目が重要だ。 ご飯の歴史 縄文時代 3000年〜4500年前 陸稲の生産 弥生時代 紀元前4世紀〜3世紀 水稲の栽培 そのころに ナレズシの原型が生まれていた。 奈良時代 710年〜784年 上流階層では コメを主食とする習慣が生まれた。 木製の甑が登場。 アワを炊き込んだ 糅飯 が登場。 さらに 雑穀とコメの混合の 糅飯に発展 745年 東大寺の建立。 僧侶の食事として 茶飯 茶粥が生まれた。 平安時代 794年〜1185年 コメを炊く 羽釜が生まれる。 にぎりめし が始まる。 1159年 平治の乱 戦場での にぎりめし は重宝された。 保存食 干飯(ほしいい)が作られるようになった。 鎌倉時代 1185年〜1333年 征夷大将軍 源頼朝 荘園管理 室町時代 1338年〜1568年 足利尊氏による 幕府 糅飯の発展。 なまナレズシが登場。 ご飯の上に味付けした具をのせた 飾り飯 『芳飯』が登場。 安土桃山時代 1568年〜1600年 豪華絢爛な文化 そして 庶民文化の発達 外で食べる 弁当の概念がうまれた。弁当箱が登場。 『黄飯』(くちなしでそめる)が 臼杵で生まれる。 秀吉 太閤検地 荘園制度が崩壊。 江戸時代 1603年〜1867年 ご飯の炊き方 炊き干し法 が定着。 腰弁当が普及。 芝居の幕間に食べる 幕の内弁当 が生まれる。 元禄年間 1688年〜1704年 米酢をつかった 早ずしが生まれる。 文化文政 1804年〜1830年 芝居小屋で うな丼が食べられるようになった。 丼物 の概念が広がる。 炊き込み御飯の発達 えんどう飯、ねぎ飯、たけのこ飯、だいこん飯、にわとり飯、かき飯。 季節感をとりいれた 風味豊かな料理ができた。 明治時代 1868年〜1912年 西洋文化の流入。 通勤 通学の形態が確立されて 主婦が家庭で作る弁当が定着。 明治5年 1872年 新橋 横浜 鉄道が開通。 明治18年 1885年 宇都宮駅で 白木屋が 梅干し入りにぎりめしと沢庵を竹の皮で包む。 駅弁の始まりとされる。 明治23年 1890年 折り詰め駅弁の発売 親子丼、天丼、牛丼が誕生。 大正時代 1912年〜1926年 初期に 鉄火丼 末期に カツ丼が生まれた。 熊本の薬剤師吉丸末吉 ご飯の友(ふりかけのはじまり) サカナの骨を活用してカルシウムを補う。 そして商標登録。 昭和時代 1952年 永谷園 お茶漬け海苔 1958年 日清チキンラーメン 1958年 中央線 横川駅で おぎのやが 峠の釜めし を販売する。 軽井沢ブームと雑誌での紹介で 一躍有名に。 1960年 丸美屋 のりたま 1970年 丸美屋 とり釜めしの素を売り出す。 それが ブームとなる。 『手が込んでいる』『簡単 便利』『美味しい』 1971年 日清 カップヌードル ●にぎりめしが 意外と早くできていたことに驚く。 こうやってみると ご飯の歴史は 面白いなぁ。
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