秘本三国志(五) の商品レビュー
「私の夢です。夢が、星のように飛びます。そして墜ちるのです、この五丈原に」 2022/9/15読了。 同じ『三国志』をベースにした物語である『諸葛孔明』、『曹操 魏の曹一族』とでも、出来事の解釈、人物の人となり、言動は全く異なっていたが、殊に本作では、大概の戦闘が、八百長という...
「私の夢です。夢が、星のように飛びます。そして墜ちるのです、この五丈原に」 2022/9/15読了。 同じ『三国志』をベースにした物語である『諸葛孔明』、『曹操 魏の曹一族』とでも、出来事の解釈、人物の人となり、言動は全く異なっていたが、殊に本作では、大概の戦闘が、八百長というか、出来レースのような扱いになっていた(途中まで曹操と劉備が共謀して、他の英雄を潰して回っていたのだ)。作品が異なれば、世界観の設定もまた異なるということなのだろう。引用したのは、孔明の最期の言葉だが、『諸葛孔明』のそれ(「旗を、反せ。……鼓を、鳴らせ。……」)とは、やっぱり別物だし、臨終の状況も違っていた。
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曹操が魏王に!軍事の時の感情や思考はよく書かれているが、政治面になるとあまり記述がないので興味が出てきた。嬉しかったのだろうか。合理主義なので、通過儀礼だったのかな。悪役とされがちな曹操の人物像が、本書では魅力的に書かれているので、そんな細かいところも気になって来た。描写以上の場...
曹操が魏王に!軍事の時の感情や思考はよく書かれているが、政治面になるとあまり記述がないので興味が出てきた。嬉しかったのだろうか。合理主義なので、通過儀礼だったのかな。悪役とされがちな曹操の人物像が、本書では魅力的に書かれているので、そんな細かいところも気になって来た。描写以上の場面を読者に想像させる。これは面白い本ということで間違いない!最終巻も楽しみである。
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○99おれは目の前をみるのはもうやめた。遠くをみることにしよう。赤や黄や緑、色とりどりのさまにまどわされず、すべてを白と黒とのあいだにみるのだ。 ★物の見方として、大局を見極める為に雑音を無視するということか。場面によっては重要だな。
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