1,800円以上の注文で送料無料

関係する女 所有する男 の商品レビュー

3.8

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さんざん所有と関係について語ったのに、最後に筆者が『「所有」「関係」とは一体何か??』と説いてるのがすこしガックリ。 女性は身体性の生き物で、自分自身の体は「入れ物」とみなしている、という点になんとなーく共感。何かに操られている感はある。男性は「からだぼろぼろ」っていう表現が共感できないらしい。男性の方と話してみたいと思った。

Posted byブクログ

2011/03/30

最初の章でジェンダーセンシティブの考えに触れていて、 その後で続きを読んでいくと、 男特有・女特有、という視点での記述にふっと立ち止まってしまうが、 読み進むうちに、どちらも程度問題なのだなと分かってくる。 自分の中でも、男性的な考え方、女性的な視点、と物事によって立ち位置は違う...

最初の章でジェンダーセンシティブの考えに触れていて、 その後で続きを読んでいくと、 男特有・女特有、という視点での記述にふっと立ち止まってしまうが、 読み進むうちに、どちらも程度問題なのだなと分かってくる。 自分の中でも、男性的な考え方、女性的な視点、と物事によって立ち位置は違うし。 「見るは所有の第一歩」な言葉に目からウロコ(笑) 私はサッカーを男性的な視点で見てるかもなあと。 「関係」を見つけてそこに萌える、という女性的な視点はメインにはならない。 「女固有なんて決めつけないで!」と怒って読むと、 せっかく転がっているヒントまで読み落としてしまうと思う。

Posted byブクログ

2011/01/10

女は関係を求める、男は所有を求める、という考え方は色々な男女のありがちな違いを説明するのに有効だと思った。なるほどー

Posted byブクログ

2010/12/27

ジェンダーについて考える本。再読すると印象がかわると思う。 ただこういうものは、個人の経験とか考えとかに則して考えざるを得ないので、正解とか言えないんだろうなぁ。まあ、正解を求めるわけではないのはわかってますが。 すごくナイーブな素材よね、このあたりは。 所有と関係の捉え方は...

ジェンダーについて考える本。再読すると印象がかわると思う。 ただこういうものは、個人の経験とか考えとかに則して考えざるを得ないので、正解とか言えないんだろうなぁ。まあ、正解を求めるわけではないのはわかってますが。 すごくナイーブな素材よね、このあたりは。 所有と関係の捉え方は参考になりました。

Posted byブクログ

2010/11/25

[ 内容 ] 男女の違いという大テーマに斎藤環が挑む! 男と女はどう違うのか? 「性差」とは一体なんなのか? 人気の精神科医が、社会にはびこるトンデモ仮説を排し、この大テーマをさまざまな角度から分析する。 [ 目次 ] 第1章 「ジェンダー・センシティブ」とは何か 第2章 男女...

[ 内容 ] 男女の違いという大テーマに斎藤環が挑む! 男と女はどう違うのか? 「性差」とは一体なんなのか? 人気の精神科医が、社会にはびこるトンデモ仮説を排し、この大テーマをさまざまな角度から分析する。 [ 目次 ] 第1章 「ジェンダー・センシティブ」とは何か 第2章 男女格差本はなぜトンデモ化するのか 第3章 すべての結婚はなぜ不幸なのか 第4章 食べ過ぎる女、ひきこもる男 第5章 「おたく」のジェンダー格差 第6章 男と女の「愛のかたち」 終章 「ジェンダー」の精神分析 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2010/11/05

いい頭の体操になりました。 自分の経験・価値観と照らし合わせながら楽しく読了。 斎藤さんの文章はやっぱり知的です。

Posted byブクログ

2010/06/03

いわゆる男女論本のようなタイトルだけど「そうではない」と言いながら、結局決め手に欠けてただのいわゆる男女論になってしまっている感がある。 オタクや同性愛者というテーマについては非常に慎重な語り口だが、結婚という「普遍的」と思われるテーマについてはひどく断定的。もっと深いリサーチと...

いわゆる男女論本のようなタイトルだけど「そうではない」と言いながら、結局決め手に欠けてただのいわゆる男女論になってしまっている感がある。 オタクや同性愛者というテーマについては非常に慎重な語り口だが、結婚という「普遍的」と思われるテーマについてはひどく断定的。もっと深いリサーチと考察があると面白かったと思う。切り口は面白いので。

Posted byブクログ

2010/05/30

ジェンダーとはこんなにややこしいものか・・・ 「所有」と「関係」で男女の傾向を分析している。分析は面白かったが前半のジェンダーについては話があちこちに行ってよくわからないところがあった。

Posted byブクログ

2010/04/24

よくある「男と女、こんなに違う!」系の本かと思ったら全く違いました。むしろそういった本を眉に唾をつけて眺めてしまう人たちにオススメ。そういった本を鵜呑みにしてしまう人も、是非これを読んでみてください。

Posted byブクログ

2010/04/24

引用だけ読んでもらうと、嫌悪感を持つ人もいるかもしれない。 でもそんな人にこそ、性やジェンダーや家庭やらを考えるのにとても役立つ本だと思います。 女性と男性の異なる点、そもそも違いは本当にあるのか。なぜそう言われるのか。 人としての目的についても考えているような気がします。「自...

引用だけ読んでもらうと、嫌悪感を持つ人もいるかもしれない。 でもそんな人にこそ、性やジェンダーや家庭やらを考えるのにとても役立つ本だと思います。 女性と男性の異なる点、そもそも違いは本当にあるのか。なぜそう言われるのか。 人としての目的についても考えているような気がします。「自分の役割・立場が欲しい」「キャラクター作り」 自分のことを知り、安定が欲しいということは人の目的の一つだと思いました。 まとまりのないレビューで申し訳ないです。 いろいろな人に読んでほしい本です。

Posted byブクログ