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頭がよくなる思考法 の商品レビュー

3.2

23件のお客様レビュー

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2012/04/09

40歳を超えてしまったので記憶力をアップさせるの難しいとは思うのですが、その代わりに思考法を洗練させることはできるのではと思っています。天才とは遠い存在かもしれませんが、天才の考え方は参考にできると思います。この本の著者である齋藤氏が解説する知的生産力がアップする思考術のエッセン...

40歳を超えてしまったので記憶力をアップさせるの難しいとは思うのですが、その代わりに思考法を洗練させることはできるのではと思っています。天才とは遠い存在かもしれませんが、天才の考え方は参考にできると思います。この本の著者である齋藤氏が解説する知的生産力がアップする思考術のエッセンスを取得したく、この本を読んでみました。 以下はためになったポイントです。 ・たくさんの知識を詰め込むのではなく、科学的思考法を学ぶことが重要、難解な体系よりも、ものの見方や捉え方を学び、自分の思考の技とする(p21) ・リーダーとは、皆がこう着状態に陥って進めない時に、「こうすれば視点を変えられる(視点移動)」と示せる人である(p24) ・マニュアルを真似るのではなく、「なぜこのマニュアルになったのか」という根源を理解すべき(p28) ・外人とひとくくりにせず、一人一人を素直に見直すことが大切(p43) ・新しい考え方に出会ったとき、人間の頭は、1)すぐに忘れる、2)一応要約して話せる、3)思考のワザ化ができるレベルの対応をする(p47) ・まるで違うアイディアを出すには、発想を縛る「前提」を外すこと(p56) ・先入観の排除には、前提を洗いなおすことも必要だが、もっと積極的な方法として、「記述すること」が良い(p62) ・受験生に本当に役立つ力は、格好いい成功談ではなく、そこに至る試行錯誤の過程である(p97) ・講演会では、聴講者に軽い運動をしてもらうと、笑いが起きるようになる、話が面白いかよりも体が揺れやすい状態になっているかが重要(p110) ・対話において、イエスは話がそこで終わるので対話にならない、しかし日本の場合は、ノーを言うには対話をする人間の間に信頼関係があることが前提(p126) ・向上心とは、「今のままの自分じゃダメなんだ」という自己否定から始まる、自己否定から向上心が生まれて成長へとつながるのが本来の姿(p141) ・弁証法的な会議で重要なのは、否定の契機は自由に言っていいのと同時に、言われた側は否定を感情的に受け止めず、否定を契機として真剣に次の次元を模索することが重要(p171) ・本当に学ぶべきは、統合された「術」ではなく、術を生み出してきたメンタリティであり、否定を餌にしてより高次のものを生み出していくやり方、これが弁証法をワザ化するということ(p196) ・スポーツでも場当たり的な練習をしているだけでは、なかなか上達しない、上達するか否かは失敗を糧にできるかである(p203)

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2012/03/18

どのように思考をワザ化するのか? →現象学と弁証法を対象とした。 前提を洗い直して丁寧に観る 弁証法は、 1.試行錯誤して量を質に転化させる 2.対立は変化し、相対的という相互理解 3.より高次の考えになるよう否定の否定

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2011/08/24
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思考法というよりも心構えを書いている印象だった。 自分の成長を一番の目的とし そのために自分の感情もコントロールしていけばいい。 基本的に人(特に日本人)は否定されることを嫌うが、 否定とは自分の良くないところを教えてもらっていると考えれば 素直に受け入れることもできるし、次につなげることができる。 ただ、否定されるときは自分の人格まで 否定されているかの印象を受けることもあるが、 そういう場合は単純に自分の知識・技術・方法を否定されていると 認識すれば我慢でき、そしてより良くなっていくのだと思う。 結局は自分を否定されてもへこまない 精神的にタフな人はどんどん成長していくのだろう・・・

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2011/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目32箇所。 テクとワザの違い・・・?コピペ・・・知識を持つだけでは情報社会を 生き抜けない。(  )・・・〇〇・・・など決めつけを一度なくしてみる。 見る→観る。会議をあえて立位で行う。発想を変える。体から変えてみる。 立ち位置を変えてみる。自分のやり方を全否定してみる。 否定されてもめげない人間が成長できる。 わたしってだめね・・・今の自分を認めてほしいだけ。                              

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2011/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 私たちは、親や教師、書物などから教わることを通じて、「自分の考え方」というものをつくってきました。 これを「思考のワザ」といいます。 頭のよさとは、そうした思考のワザが多彩で、深く、独創的だということなのです。 では、思考のワザを鍛えるには、どうすればよいのか? それは、歴史上の偉人や天才の考え方を自分の思考パターンに取り入れるのが一番です。 本書では、フッサールの「現象学」とヘーゲルの「弁証法」を題材に、7つの思考のワザを紹介しています。 [ 目次 ] 第1章 もれなく考える技術-無意識の思考を全部「意識的」に切り替える 第2章 やわらかく考える技術-発想のうまい人は「まてよ?」が必ずうまい 第3章 広く考える技術-相手の立場に立てば「自分」が見えてくる 第4章 大きく考える技術-「バルコニーに上がる」だけで知性は変わるのだ 第5章 深く考える技術-ノーをプラスに変える「生産的な対立法」 第6章 論理的に考える技術-感情を「隔離」しながら正解を組み立てる 第7章 独創的に考える技術-他人の頭を使って「自分の限界」を突破せよ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2011/05/24

何回か読み飽きたけど、 実り多い本ですw 私は量質転化の話が 一番しっくりきたかな。 興味ある人はぜひw あとは一人弁証法。 すごく辛い作業だと思うけど、 これができる人が できる人になるんだと思う。 また読み直したい∩( ≧∀≦ )∩

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2010/11/16

現象学(1章~4章)と弁証法(5章~7章)を中心に思考のワザについて述べられています。 「否定を前向きに捉えるには、自分という人格と、考え出した企画との間を切ること」との考え方は勉強になりました。 また、「プライドは「今の自分」ではなく「伸びていく自分」に対して持つべきもの」と...

現象学(1章~4章)と弁証法(5章~7章)を中心に思考のワザについて述べられています。 「否定を前向きに捉えるには、自分という人格と、考え出した企画との間を切ること」との考え方は勉強になりました。 また、「プライドは「今の自分」ではなく「伸びていく自分」に対して持つべきもの」というのも納得でした。 現象学:自分の意識をクリアにする。ゼロベース思考に近い?      物をよく「観る」。なぜ?を繰り返す。 ブレーンストーミングを提唱したアレックス・オズボーンのチェックリスト 1.転用:新しい使い道は?他分野への適用は? 2.応用:似たものは?何かの真似は出来ないか? 3.変更:意味、色、機能、音、におい、形を変えたら? 4.拡大:高さ、長さ、厚さを大きくしたら?価値や材料を追加できる?       誇張したら?時間や頻度は? 5.縮小:小さく、軽く、弱く、短く、低く出来ないか?       濃縮、省略、分割は?何か減らすことができないか? 6.代用:人、物、材料、製法、動力、場所を代用できないか? 7.再利用:要素、形、配置、順序、ペースを変えられないか? 8.逆転:前後、左右、上下、順番、役割などを転換したら? 9.結合:合体、ブレンドしたら?発想や目的を組み合わせたら? ・個性は変えられないが、能力は変えられる 弁証法:意見と反対意見を対立に終わらせず、高い次元の意見に磨き上げる。対話法。否定を問題解決の足がかりと捕らえる前向きさが必要。 正・反・合を繰り返していく 正:ひとつの命題 反:正に反対するまたは矛盾する命題 合:両者をひとつ高い次元にまとめたもの   (妥協案ではない) ディベート、ディスカッションとは異なる。  ディベート:第三者によって勝敗を決める  ディスカッション:必ずしも賛否を問われない。(意見交換のみ) 3つの法則 1.量から質への転化、または質から量への転化   (逆上がり、自転車に乗れるようになる) 2.対立物の相互浸透   対立や矛盾は発展し、変化する相対的なものだ   (固定されて変化しない絶対的なものと考えない) 3.否定の否定   Aというのは、ここがだめじゃない??(否定)   →じゃあこうしたら、そこは問題ないですね(否定の否定) 一人弁証法が出来れば言うことなし。 考える力を飛躍的につける「仮説実験授業」 1.問題提起 2.仮説と討論 3.実験による証明

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2010/05/16

頭の良さとは、思考のワザが多彩で深く、独創的であるということ。 本書ではフッサールの「現象学」とヘーゲルの「弁証法」を題材に、 思考のワザを紹介している。 哲学の思考法を学ぶことで実社会で役に立つ思考のワザを 身につけるという趣旨。 例えば現象学では既成のものの見方を廃し、世...

頭の良さとは、思考のワザが多彩で深く、独創的であるということ。 本書ではフッサールの「現象学」とヘーゲルの「弁証法」を題材に、 思考のワザを紹介している。 哲学の思考法を学ぶことで実社会で役に立つ思考のワザを 身につけるという趣旨。 例えば現象学では既成のものの見方を廃し、世界に対して常に 驚きをもって対峙することだったり、 弁証法では人の意見を受け入れ、対話することで思想を深めたりと、非常に具体的で分かりやすく解説している。 実践的に役立つ哲学ともいえる一冊。

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2009/12/14

観点:頭がよくなる思考法とはどのようにして身につけることができるのか? 現象学的思考法→余談を捨て、素直な気持ちでいろいろ試してみること 弁証法的思考法→AとBからCを導き出す思考法 構造主義的思考法の話はワザ化として取り上げない→実に惜しい なんとなく、体育会系的な香り...

観点:頭がよくなる思考法とはどのようにして身につけることができるのか? 現象学的思考法→余談を捨て、素直な気持ちでいろいろ試してみること 弁証法的思考法→AとBからCを導き出す思考法 構造主義的思考法の話はワザ化として取り上げない→実に惜しい なんとなく、体育会系的な香りを感じる書籍でした。

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2009/11/18

アイデアの膠着状態に陥っている時にこうすれば視点を変える事ができると示せる人がリーダー、ネット検索しても出てこないワザとしての思考法を身につけることが大事、多くの製品・発明は今あるもの同士の組み合わせ、オズボーンのチェックリスト、「まさか」に対してあわてず対応できる人が勝者、何で...

アイデアの膠着状態に陥っている時にこうすれば視点を変える事ができると示せる人がリーダー、ネット検索しても出てこないワザとしての思考法を身につけることが大事、多くの製品・発明は今あるもの同士の組み合わせ、オズボーンのチェックリスト、「まさか」に対してあわてず対応できる人が勝者、何でも常識と思わずとりあえず括弧に入れてみること、人は自分と違う感覚に出会うとわからないとして理解を拒む傾向がある、悪いほうばかりを見て決めつけずいいところも見てそこを拡大していく、意識的に感覚をずらすことが難しい時は物理的な立ち位置を変える、なぜと何度も問いかける、物を見ることにこそ発想の原点がある、小さくジャンプ、場の行き詰まりを打破できる人が本当のリーダー、ヘーゲルの弁証法「正反合」、弁証法的に対話を進める場合には無条件なイエスは有害、向上していくためにはこれまでのやり方をいったん否定する、人格と企画との間をきる(人格否定ではない)、優秀な人ほど対立的意見など苦言を言えるスタッフが必要、トラブルを目の前にして逃げてしまうと何も生まれない、相手の否定を取り込んでさらにいいアイデアを生む、弁証法に必要な環境①上機嫌な気分を醸成したうえでの否定②前向きでリラックスしたかまえ③オープンなメンタリティ、部下に弁証法的運動を促すためにはなぜノーなのか示す、反論を受け入れられないタイプは能力があっても発揮できない、向上心を持つには幼いころから矛盾と出会い解決する経験が大事

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