つくえのうえのうんどうかい の商品レビュー

佐藤さとる【作】,村上勉【絵】

2023/09/13

コロボックルシリーズの佐藤さとるさん、村上勉さんのコンビ。棚に大切に飾っているおにんぎょうたちが、夜になると机の上でがっこうの勉強をしたり、
運動会をしたりする楽しいお話。絵もおはなしもあたたかくていい。そして、登場する人形たちが、どれも素敵。
ながぐつをはいた　ちびのキューピー人形と、きでできた　いぬと、ぬいぐるみの　いぬ。せとものの　ぞうとくまと、しか。モールでつくった　くじゃくとにわとり
ガラスでできた　ちいさなねずみとりす。ビニールの　ぶたたけざいくの　わにときりん
そして、弟のお気に入りのセルロイドの　かっぱのぬいぐるみと、弟が学校で作った　ねんどざいくの　たぬき。

プラスチックのウルトラマンや布のぬいぐるみはポンポン段ボールに収納していたけれど、モールのひよこちゃんとかビニールのうさぎさんとかちいさなガラスの小鳥さんとかは少しづつ集めて、私も大事にしていたなぁ。
割れやすかったり壊れやすかったりするから、棚に飾ったりしていたなぁ。と、自分の子どものころを思い出して懐かしくなった。絵本より長めだけど、漢字は無し。
ひらがなが読めたら読めます。

5歳、小１、小２　佐藤/さとる
1928年、神奈川県に生まれる。『だれも知らない小さな国』(講談社)’59第13回毎日出版文化賞、’60第9回日本児童文学者協会新人賞、国際アンデルセン賞国内賞、『おばあさんのひこうき』(小峰書店)’66第9回厚生大臣賞、’67第5回野間児童文芸賞。’88巌谷小波文芸賞、’05神奈川県より第54回神奈川文化賞。『本朝奇談天狗童子』(あかね書房)’07第37回赤い鳥文学賞受賞

おはなし：
「つくえのうえしょうがっこう?おもしろいなまえだね。どこにあるの?それはね、よるになるとね、わかる…とってもふしぎながっこうなのさ。」

2018/11/08

対象的な性格のかっぱとたぬき。
かっぱは自意識過剰だけど、たぬきのように細かいことは気にしなくてもみんなの中に溶け込めるということ。

2011/10/22

かずやくんの家に、窓際にある長くて大きな机。お父さんが作ったこの机は、かずやくんとお姉ちゃんが勉強机として使っています。机の上の棚には、お母さんとお姉ちゃんの靴をはいたキューピーさんと、ぬいぐるみたちが飾られています。夜になると、みんなは動き出して、勉強しています。そこに、かずやくんの買ってきたセルロイドのカッパが仲間に入ります。恥ずかしがりやのカッパのかっちゃん。そして、図工の時間にかずやくんが作ったタヌキ。あんまりタヌキに見えないけど。明るいタヌキくん。机の上のみんなは仲良し。運動会だってあるんですよ。
１９８４年の再版なので、言葉や絵などはちょっと古いかんじがしますが、それもかえって新鮮にうつるのでは？

2012/10/04

かわいいな～

つくえのうえのしょうがっこうは
よいともだちばかりでした。
だって！

すばらしい！

机の上の棚にいるお母さんとお姉ちゃんの人形たちは夜になると学校をひらく。
そこに男の子のカッパが新入りで入ったけど
なかなかなじめない

けどなんとかみんなと仲良くなる話

2010/02/20

かずやくんのお姉ちゃんが大切にしている人形たち。
飾り棚にたくさん並んでいる。
ところが、この人形たち、かずやくん達が寝静まった頃、がやがやと話を。どうやらここは、人形の学校みたい。（先生はキューピーらしいよ）
人形達の繰り広げる友情・思いやりがステキ。
絵もいいよ。

幼児～
自分：小低～